6ー4ルーグ
次の日…
どうにか店は出きるようになったが商品がそこまであるわけではないので、又々ギルドに来ていた。
「いい加減どっかで休みたい」
しかし弁当まで持たされているのですぐ帰るなんて出来ない。
「アーシェちゃんきたよ!」
「十路さんいらっしゃいませ」
あの?私名前言った覚えないんですけど?」
「ミッシェルに聞いた」
「そうですか、ではアーシェでお願いします」
「じゃあアーシェ仕事したいんだけど」
「ではいつも通りにお願いします」
いつも通り掲示板に目を落とす
「なにこのドスオオウチって」
「ドスオオウチはオオウチのボスです
ドスオオウチの牙は年代物程ものすごい額するそうですよ」
「ほ~」
「じゃあこれに…」
しようかな、といいかけたところで誰かがくる。
「兄さんこれにすんのかい
あら~残念だ俺も行こうと思ってたんだが」
「あんた誰?ってユウ?」
ユウとはコンラルにいた門番である。
「なんだ兄さんユウの知り合いかい」
「俺はカイ・カッペイ、ユウの兄だ」
「カイさんはこの街の冒険者リーダーみたいな人なんですよ」
「へ~なに?ユウとカイは兄弟なの?」
「そうよ2年も前に家飛び出してから帰ってこねえんだ」
「ユウはコンラルで門番やってるよ」
「あいつは…門番なんてしょうもない仕事に就きやがって」
「それにしても兄弟は似てるな~」
「よく言われるんだ」
笑って返す
「あんたも狙ってたってんならいっしょにいくかい?」
「いいのか?」
「素材さえくれればな」
「牙は譲ってくれよ」
「半分な」
「くっ!」
半ば強引にコンビ結成
「では、お二人頑張って下さい」
陽気な十路と項垂れるカイはドスオオウチ討伐に出発
街を歩いていると聞き覚えのある声が、
「いらっしゃいませ~ワイバーンの骨から甲羅まで如何ですか~」
ミッシェルとカナはここで店をしていたらしい
「お~い」
「十路!とその人だれ?」
「カイ・カッペイ即席コンビだ」
「よろしく」
「こちらこそ」
「カナ手伝い頑張れよ」
「うん!頑張る!」
小さいカナはこのように元気である
「じゃあカナ俺が帰ってくるまでにこいつに名前つけといてくれ」
十路は狐を指指す。
「わかった考えておく」
「お前の妹か弟だからなしっかり頼むぞ」
「うん!」
「じゃあ行ってくる」
「頑張ってね~」
「こ~ん」
十路は再び歩き出す。
「お前もしかして子持ち一家か?」
「確かに結婚はしてるがあの子は養子だ親が殺されてる」
「そうか…この先大変だな」
「?」
「あの子はいまはあんなだが大きくなったときにその事を思い出して苦しむことになるんじゃないか」
「確かにな、まあその時は信じるしかないな」
「そうだな」
この時十路はもう一つ思い出していた。
(ミッシェルも盗賊に親が殺されてるんだよな)
(盗賊を何回か見ているわけだが憎いとか思うことがあんのかな)
十路はミッシェルが盗賊を見たときなにをするのか怖くなった。
「ところでドスオオウチのところまでは歩くと夕方とかになるが」
「そんなにか」
「なんか手段があんのかい」
「そんなにかかってたらミッシェルに怒られる
召喚・ワイバーン」
「キシャアアアアア」
「おい!早く乗れほっていくぞ」
「お、おお…」
若干驚きながら乗る
「飛べワイバーン」
「キシャアアアアア」
ワイバーンがおそろしく速いのは確認済みなので
あっという間に到着。
「なあ十路?」
「なんだ?」
「速く着いたのはいいけどドスオオウチが音に反応すること忘れてないか」
「あっ!」
気づいた時にはドスオオウチの音波攻撃開始
「うううううるるるるるるるささささささいいいいいいいいい」
あの時は聞くことはなかったが確かにうるさいと聞こえる。
「うるさいのはどっちだ!」
ドスオオウチの声に反応してオオウチまで音波攻撃開始
「「「うううううるうううううううさあああああいいいいいいいい」」」
「ぐああああああ耳がイカれる」
「このままじゃマズイ」
「闇よ音を隠せ」
ノイズキャンセル」
なんとか音を聞こえないようにする
「おおこいつはいい」
音が聞こえなければ木偶の坊である
数十分後…
「意外に呆気なかったな」
「カイ!ほら」
ドスオオウチの牙を切り取って渡す。
「すまないな」
「いやいいって」
言いながら収納する
「なんだお前のその魔法は?」
「あ~これは…」
ズゥゥゥゥン
「なんだ?」
「Gyaaaaaaaaaaaaa」
何かの咆哮がしたので方向を見ると
「ドラゴン?」
「おい十路!やつはフロストドラゴン
オオウチに釣られてよって来やがった」
(あいつなに?)
「オオウチみてえなやつらを食うドラゴンだ
今までのドラゴンもどきとは格が違うぞ、やるならそいつ逃がしとけ」
「カイ!ワイバーンに乗れ」
「なんなんだあいつは?」
「いいから早く!」
十路の目が変わったことで察したのか黙って従う
「ワイバーン飛べ」
「キシャアアアアア」
飛んでいったのを確認して、
「初のドラゴンだ失望させるなよ」
「GOGAAAAAAAAAAA」
フロストドラゴンは棒状の氷を飛ばしてくる
「こんなもん!」
十路は殴って壊そうとする。
「十路避けろ!」
アラストールの声を聞いて紙一重で避ける
(なんだよいったい)
氷が刺さった場所を見るとそこが凍っている
「なにい!?」
「お前の腕もああなっていただろうな」
「危ねえな…だけど燃えてきた」
「いくぞ俺も出る」
「召喚・アラストール」
「GOGAAAAAAAAAAA」
龍と人間の空前絶後の闘いが始まった。
えーとまあ考えていた構想と違ってルーグの周辺魔窟ですね
頑張ってもとのストーリーに戻します。
では次回予告です…
ミッシェル「あれ~十路帰ってこないな~」
十路「おりゃああああ」
ミッシェル「はっ!十路の叫び声!
また危ないことしてあの馬鹿十路」
カナ「あたしが次回予告してあげる」
「じかいはぜんかいにひきつづきばとるしいんがおおくなります」
ミッシェル「よくできたわねカナちゃん」
カナ「お父さん大丈夫かな?」
ミッシェル「十路なら大丈夫でしょていうかもうしらない」
カイ「十路も大変だな」




