6ー1ルーグ
「町だ~毎度言うけど疲れるな~」
十路たちは次の町ルーグに来ていた。
ルーグは国ではなくただ人が住み着いただけの街だ。
「なんか人に会ったのが久しぶりな気がする」
「ん~そんな気もしないでもない
とりあえず宿とるか」
どこかに宿はないかと探す。
周囲を見渡すとそれらしきものはない
「あれ?宿ないのこの街…」
「それは困る!
ギルドだギルド行って話を聞こう」
わりと急ぎがちにギルドへ向かう。
「いらっしゃいませ~ギルドへようこそって十路さん!?」
「あれ?クローダスの猫人の姉ちゃんなんでここに?」
「実は父に左遷されまして、もっと広い世界を見てこいって」
「かわいい子には旅をさせよって言うからな
で、ちょっと聞きたいんだがこの街宿ないのか?」
「そうですね、、、一軒だけ在ったような」
「ありがとそんだけ聞けたら十分だ、じゃな」
「またよってくださいね~」
さっさとギルドから出ていく十路の背中に叫んだ。
「ミッシェル宿あるって」
「じゃあそこにいそげー」
「いそげー」
ミッシェルとカナは息ぴったりである。
(本当の親子みたいだな)
「よし急ぐぞ~宿取られないうちに」
一時間後…
どうにか宿が取れたのでギルドへ向かう
「久しぶりの仕事だ~腕がなる~」
陽気に歩いているとギルドについた
依頼の手続きはどこも変わらないようで依頼書がびっしり貼ってある
どれにしようかと悩んでいると一人の男が駆け込んできた。
「大変だ~また狐がでた~!」
「狐!」
「狐だと!」
「早く逃げよう」
(狐?何のことだ?)
ふと見るとそこにそれらしき依頼書が貼ってあるではないか
「なになに、九尾の妖狐の討伐か…」
九尾の妖狐・・・
時代の節目に人の怨念や憎しみを吸収した狐が尾が九つに分かれ化け狐として現れる。
「で、九尾が出たから倒してくれと」
「そうなんですよって十路さん来ていたのですか?」
「仕事しに来たんだけど、そしたら皆揃って九尾だ九尾だって騒いでるから」
「そうなんですよ、ここ最近出るらしくて
十路さんお願いします九尾を倒してください」
「それはおれの指名依頼でいいのかな」
「はい、お願いします」
「任された
で、その九尾はどこにいるんだ?」
「えーとそれならあちらの方がっていないし」
「それは困るな」
すると地響きと轟音がこだまする
「Kyshaaaaaaaaa」
「いまのが九尾か」
「そうみたいですね」
「あっヤバいミッシェルが!
依頼は受けたから行くぜ」
十路は走って出ていく
(忙しい人だなあ)
猫人の受付嬢は十路を見つめてそう思った。
「ヤバいミッシェルが危ないかも」
十路は飛翔魔法で飛んでいく
宿の自分の部屋に窓から入る、こうして見ると泥棒みたいであるが気にしない。
「十路!」
「ミッシェル・カナ無事か」
「私は大丈夫カナちゃんも平気
それより今のなに?」
「俺はいまからあれの正体を倒しに行く」
「十路またそんな危ないところに
別に十路が行かなくたって…」
「ミッシェル」
「俺は必ず帰るから帰ってきたらお帰りって笑顔で迎えてくれ」
「…わかったでも無理しないでよ」
「わかってる
じゃあいってくる」
「いってらっしゃい」
十路は飛翔魔法で再び轟音の主、九尾のもとへ翔んでいく。
「あのバカ十路!どんだけ人に心配かければ気がすむのかしら」
「お父さんは強いから大丈夫」
「そうだねじゃあ待ってよっか」
「うん!」
十路は…
「あの地響きでミッシェルに何かあったら九尾を本気で殺していたな」
「お前は女のことなると我を忘れるな」
「そんぐらい大事なんだよ」
「それがお前の弱点になる」
「どういうことだ?」
「そんなことより目の前に居やがるぞ
九尾の妖狐が」
「あれか?」
「Kyshaaaaaaaaa」
「ああ、あれだ間違いない」
「まずは先制攻撃だ
俺の一撃くらえやー」
攻撃が当たった時九尾の体が消えた
「どういうことだ?手応えがなかった」
「Gugaaaaaaaa」
九尾は形を取り戻し青い炎を放ってくる
「うお!?」
炎がかすった服が焼き消える
「危なっ!
あいつの炎はどうなってるんだ
しかも殴っても消える体だと?」
「なんだお手上げか?」
「いいや燃えてきた」
「Koruuuuuaaaaa」
「あっちも上がってんじゃねぇか
いくぜー!」
十路は九尾に向かっていく。
新章でございます。
なかなかQ&Aがこないのでコーナーが進みません
それでは次回予告です
十路「宿がないときはびびったな」
ミッシェル「まあ宿と仕事あって良かったね」
十路「次でちゃんと決着つけるぜ」
ミッシェル「頑張ってね」
十路「俺は負けない」
ミッシェル「その自信はどこから?」
十路「ミッシェルがいるからな」
ミッシェル「十路…」
十路「それじゃあ次は九尾激闘だ」
「楽しみに待ってろよ」




