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龍とともに異世界へ  作者: 世捨て人
アグーナ
36/70

5ー8アグーナ

闘技大会が終わった夜のこと…


十路とミッシェルはホテルの一室で、何か思い詰めたようだった。


「ミッシェル、よく聞いてくれ」


「う、うん」


「結婚しよう」


「十路!」


指輪を差し出す。


実は闘技大会前に決めてあったのだが言うのはこの時と思って黙ってたのだ


「いろんなとこを旅したけどやっぱりミッシェルにいて欲しい、もっといっしょに旅がしたい」


深く息を吸い、


「改めて言うと、一生をずっといっしょにいて欲しいだから、結婚してくれ」


「…」


「十路、わたしね」


「うん?」


「あの森で助けてもらったときから実は好きだった

でも、十路は冒険者だからどこかに行っちゃうかもって諦めてた」


「でも、ドラゴンズミッドナイトで助けに来てくれて、手を引いてくれた時、どこにでもついて行ってもいいって思った」


「駆け落ち紛いのこと言われたときは驚いたけど」


十路は、ミッシェルの皮肉に苦笑する


「彼女になって欲しいって告白も嬉しかった

でも、十路はいつも危ないことばっかりするから

いつかはどこかに行っちゃうかもって怖いの」


「どこへも行ったりしないずっといっしょにいる」


そっと抱き締める


「絶対だよ」


「ああ絶対だお前らを残して死んだら俺は転生しても後悔する」


「じゃあ、改めてプロポーズお請けします」


「このさきもよろしく」


「で、ミッシェルちょっと静かにな」


「?」






「ねえ、何も聞こえないないよどうなってるの?」


「し~静かに聞こえないでしょうが」


その瞬間、ドアが開いて盗み聞きしていたものたちは

部屋になだれこむ


「お前らなにやってんだカナまで」


「あっいやその祝賀会やるって言いにきたら面白いことなってて」


「それで盗み聞きしたと」


「はあ~お前らな~」


「十路見て花火!」


「お~俺たちの門出の祝砲だ」


花火が終わるまで、ずっと十路は花火、ではなくミッシェルの方を見ていた。


(熱いわ~この二人)


なにか近より難いものがあったという


「ミッシェル、なんか祝賀会やるって言ってるから行こうか」


「うん、ってうわあ」


十路はミッシェルをお姫様だっこ


「ちょっと十路恥ずかしいよ」


「大丈夫むしろこれ位でちょうどいい」


会場にいくまで十路とミッシェルの笑い声が絶えなかったという




会場…


「十路くんはなにをしているんだ」


「主役の登場だーーーー」


「きたきた」


だがその場の全員が十路を見て固まった


何故ならお姫様だっこをしてものすごい甘ったるい空気を出して現れたからだ。


「おーみんな待たせたな」


「あ、ああいや全然待ってはおらんよ

な、なあみんな」


全員一致で頷く


「おーそうかじゃあ始めようか」


「では、優勝した十路くんに乾杯の音頭を頼もうか」


「えーまあ薄々気づいてるだろうが俺たちは結婚するなので、俺たちの門出と優勝を祝って乾杯」


「「乾杯」」


全員一斉に騒ぎだした


「十路くん、わしが酔ってしまう前に、賞金と君のランクを10にすることを伝えておくよ」


「まあ、いまは忘れて飲もうぜ」


このフロンティアには飲酒制限がないので未成年が飲んだことによる…


「十路~あ~十路が二人いる~」


と、こんなこともしばしば


「誰だミッシェルに酒飲ましたやつは!」


カナの目を塞いで見えないようにしている


「お父さん見えないよ~」


「いいかカナお前が視ちゃいけない世界が広がっている」


「とうひふ~ん、いっひょに、飲もうよ~」


「いや、ちょっと待って俺酒あんまり強く…」


「ああああああ」


十路が悲鳴を挙げてからの記憶は、何もなかったという







「う~いま何時だ~」


「うげっもう真っ暗じゃねえか」


「お~いミッシェル起きろ~」


「ふわ~」


寝てて起きそうにない


「カナは寝てるな」


「しょうがない」


十路はミッシェルをだっこしその上にカナを乗せる


「これからこんなじゃお先真っ暗だ」


宿までだっこ状態で帰ったという







次の朝、


「う、う~んここどこ?」


「はっ!私お酒飲んで寝て」


「おー起きたかおはよー」


十路は隣で寝ていた。


というより、よくみると三人川の字ではないか


それに気づくと顔を真っ赤にしてもう一度布団を被ったのは、照れ隠し。



結局起きたのは、正午のこと。


「まだ頭いた~い」


ミッシェル以外は皆元気である


「十路くん本当に行くのかね」


「ああ、俺たちはこれから旅していつか自分たちの住む場所を探す。

ところで、教会ある町知らない?」


「教会なら北に3日ほどいくといい」


「いろいろありがとう」


「またよってくれたまえ」


十路は別れを惜しむところもあるが馬車を走らせた。




4日後、十路とミッシェルは三人だけの結婚式を挙げた。

アグーナ編はえらい具合に終わりました。


すみません結婚式のシーンは省かせて頂きます。


(そろそろ仕事いってくれないとストーリーが)


では次回予告です。あと感想ページのQ&Aもここで十路たちに解き明かしてもらうので募集してます。


十路「結婚式は三人だけでも思い出だよな」


ミッシェル「そうね、十路があれしたときの神父さんの顔とかね」


十路「そ、それはいいだろ別に」


ミッシェル「それについては次からの閑話休題で語られているわよ」


十路「や~め~て~」


カナ「お父さんお母さん夫婦じゃなかったの?」


十路「これからはちゃんとした家族だ」


カナ「…」


十路「ちょっとカナちゃん黙らないで」


カナ「次回お楽しみに」


十路「強引に終わらせちゃった!?」



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