3ー2コンラル
十路とミッシェルの一行は次の街コンラルについた。
「しゃー街だー」
「十路もう 恥ずかしい声出さないでよ」
声に怒りの部分がないむしろ十路の子供っぽい姿に
甘い声で軽い注意をする程度だ。
「だってミッシェル一日半馬車動かしたら、見てみ
馬は早くも死にそうな顔してんぞ」
確かに馬は今にも倒れそうだ。馬弱いな
「さっさと街に入ろうぜ」
十路は死にかけの馬を出した。
そこは何処か中華な雰囲気をだす町並みである。
「とまれーー門番であーる」
「とぅ」
「私は門番ユウ=カッペイだ」
何処のヒーローだというような掛け声で飛び降りてくる。
「あ~ここって何処なのってとこから話を聞こうか」
「ここはコンラル独自の文字と文化を持つ都市だ」
「身分証をだせ」
ギルドカードを差し出す
「冒険者百花十路だな」
「そういえばクローダスでのドラゴンズミッドナイトと呼ばれる事件は知ってるか」
「いやしらねぇな」
「なんでも龍と冒険者が共謀したそうじゃねぇか」
それ俺たち当事者ー
わざわざ自分の首を締めることはすまい
そう思い黙っておくことにした。
「まぁ無駄話はこれくらいで入っていいぞ」
「やっとか」
「宿はどっち?」
宿の場所を聞くと街に入った。
しばらく道を行くと道の真ん中に人だかりが出来ていた。
「おいおいこりゃなんの騒ぎだ」
「少女が襲われてるが皆返り討ちにあって手がだせねぇんだ」
見ると確かにフードを被ったやつに少女が襲われているというか連れていかれそうになっている。
「待ちなそこのフード」
「なんだ貴様、部外者は消えてもらえないだろうか」
「部外者ってことは関係者かなんかだろうが困っている少女を見過ごせないのが十路さまだぜ」
若干大見得を切ってキャラが違ってきているが気にせずミッシェルは 、いけいけ十路という視線を送ってきている。
「消えぬというなら今すぐ退かすぞ実力でな」
言い終わると同時にフードは駆け出した。
取り出した剣で斬りかかってくる。
(ガレスのより遅い掴んで脅かしてやろう)
そう思い刃を掴む姿勢をとった
もう少しで掴まれるというところでフードは何かを呟いた。
「言刃遊び・一文字」
すると掴みかけたところですりぬけた。
これをやばいと見た十路は持ち前の反射神経で後ろへ飛ぶ。
「なんだその気味悪い剣は」
「問答無用」
今度は刀で受けることにした
何故かすり抜けなかった。
「このっ!」
気絶させるためにわざと鞘で殴ったが一撃で墜ちた
「嬢ちゃん大丈夫か」
「ありがとう」
「私はリン・オシューです」
「なんで襲われてたの?」
「事情は後で話すので匿ってくれませんか」
どうするか決めるためミッシェルに相談する
「いいじゃない十路匿ってあげたら」
「だそうだ」
これがまた面倒なことへの序章に過ぎなかった。




