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プロローグ 終末
はじめまして大鴉でございます。
毎日更新一個はしますのでどうか切らないで
最後までお楽しみ下さい
「うるさいなぁ」
開口一番こんなことを言っている少年はいま
2頭の龍が世界を壊すレベルの喧嘩をしている隣で
寝ていた。
「「Gaaaaaaaaaaaaaa」」
2頭が咆哮をあげ互いにブレスを放とうとした次の瞬間
少年はため息一つ
そして少年はありえないほど跳躍し、拳をかまえ、
「やかましい!!」
片方の龍に拳骨をくらわせた。
「Gyaaaaaaaaaaaaa」
断末魔の悲鳴を挙げその場に頭から倒れた。
口から血をふきだし血の海をつくっていた。
「こちとら週一回の睡眠だってのに起こすな」
一通り文句をいったあと、(ほとんど八つ当たりであるが)立ち去ろうとしたその時、倒した龍の体がひかった。
その瞬間世界は変貌を遂げた、そこは前人未到の異世界だった。