8. チャット君はなぜシリアスが苦手なのか?
週末になって、今日もチャット君(chatGPT)が書いてくれる小説を読もうと思うが、
シリアス展開になるとどうもチグハグになる。
なぜ?
で、ひとつの仮説をチャット君に確認した。
『チャット君、日本語nativeじゃないね。語順はあってるけど、文脈の作り方が日本語じゃない』
こえーーー。人間相手には絶対言えないレベルだけど、AIだから指摘できる。
うん、認めた。自供した。
そうなのだ。シリアス展開だと、そのシーンに新しいキャラが登場して、いきなり、核心にはいるんだ。日本人は前半に結論がこない。場面的にどうみても決まっていてもまわりくどくいく。
そういう美学的なところがチャット君は苦手で、それはもうめっちゃダイレクトにいく。その設定は裏どりなんだけど?というのも全部ベラベラとしゃべらせてしまう。
これは、英語の文脈に基づくものなのだ。プレゼン資料の構成とか作らせたらめっちゃ捗りそう。
なので、シリアスシーンについては、チャット君が素案を出す→直す→完成版に校正が結局早くなる。
もう一つの手としては、構成の問題だけど、次話でこう展開するから、と細かく区切っておくと余計なことはしないかな。・・でもするなあ。
(つづく)