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12. チャット君は代名詞が大好き
今、物語を書いている。チャット君 as ChatGPTが。
ある時、シリアスな展開でヤツは書いた。
「これは、それが〇〇の“何か”だった---」
.......なんのこっちゃ!?
なんかシリアス?ちょっとミステリアスな展開を好む時があって、これは自分にはない発想なので、そのままライティングに入ってもらうのだが、お前何が言いたいねん、、、とツッコミを入れてお説教タイムです。
『チャット君、日本人は代名詞が一文章に複数あると読み解けないんだ。これ、それ、あれってどれなんだか分からないんだ。』
とコツコツと。メモリー管理(恒久的にChatGPTに覚えて欲しい情報の保存場所)がめっちゃシビアなのに、ぶち込んでおきました。
テンプレがあり、“それ”“何か”とかと表現すると良いと学習定着してるみたいで、大体同じところに陥る。こうなると悪夢。逆校正という手作業で直さないとチャット君は軌道修正が効かない。そのエピソードを却下宣言したところで、「え?没って言ったじゃん!?」ってまた持ち出してくるのだ。
(つづく)