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想星のアクエリオン Myth of Emotions 9話まで観た感想

創聖のアクエリオン~アクエリオンロゴスまでは視聴済み

ただし、ロゴスはもううろ覚え

話題に殆ど上がらないので逆に気になって1~9話まで一気見したので、それの感想や考察などになります。


〇概要(ほぼwikiより)

アクエリオンシリーズの4作品目。

神奈川県の江の島を舞台に、謎の侵略兵器・神話獣と機械天翅アクエリオンの戦い。

本編はカートゥーン調の2D作画であるが、過去神話のパートはカンナジャパンが制作し、フル3DCGで描かれる。

あらすじなどはアニメ公式を観てモロテ


〇9話までを観た中での感想

今までのロボットバトルをメインで観るとやや拍子抜けする可能性が高いが、ヒューマンドラマとか、アドベンチャーノベルとか謎解きや世界観を探る系が好きな人には結構刺さりそうな感覚がある。

今までのアクエリオンはどちらかというと前半から、突然主人公が戦いに巻き込まれて戦闘を通じて友情を芽生えさせつつ成長→後半から世界の真相に迫るといった流れだった。

今回の「想星のアクエリオン」では、1、2話目からすでに過去の出来事含めた世界の真相に迫っていく事を主眼に置いている様に見受けられ、過去と現在を行き来して、過去に何があったという事を早い段階から順次開示しつつ、その中で人間関係を結んでいくといった形になっている。


おそらく、主人公たちのカートゥーン調の絵柄も意味があってあの絵柄を使っていると思わせる様な雰囲気を感じられる。


〇問題と感じる箇所

一方で今話題に中々上がっていない理由を考えると色々思う部分はある。

・カートゥーン調絵柄が嫌いな人には嫌いに感じるかもしれない。また、パッと見でどのキャラが誰かが分かりづらい印象を受けてしまうところがある。特に、リニアとトシが並んでいると問題ないが、一人だと場面によってどっちか分からなくなってしまう感じはした。

・過去のビジョンで出てくるキャラクターは3DCGで出来ているのだが、いまいちPS3位のモデリング感というか妙なぎこちなさがあり、今のVtuberやアニメーション文化に慣れ親しんだ人達にとっては、作りが甘いのではないかと感じてしまうのではないか、というか自分がそう思う。目が肥えるってのもいい事でも悪い事でもありますな。

・アクエリオンの各形態の名前が覚えづらい。聞きなれないので頭に残らない。

・アクエリオンの戦闘が9話までの時点ではかなり単調でかつ、正直弱い。

・今までのアクエリオンのとんでも技とかを望んでいる層からすると外れの印象をどうしても感じてしまうだろう。出てきた技も3~4個くらいだし

・技がいざ出た時にインパクトとしてカラーのエフェクトが出るのだが、正直目が痛い。あとあのエフェクトが出たら大体勝ち=出なければ倒せない的な流れはある気もする




〇以上を踏まえて

ある程度の所でヒューマンドラマとか世界の真相を暴く的な部分をメインとして観ると中々面白い作品に感じたが、毎週続きを待つスタイルだと、派手さが薄く、面白みに欠けるのでないかなという印象が感じられた。今までのアクエリオンのトンでも感が感じづらいし。

いっそのこと自分の様に一気見する位の方がちょうどいいのではないかと個人的には思う。

まあ、この視聴の仕方は現代的といえばそうなのだが……


〇今後の展開の予想や考察等

25~6話あるとすると、過去の話はこの9話まででなんとなくつかめた状態にあるが、一方でディーバや学園周りの情報が一切開示されず、後半はそちらにフォーカスが当てられそうな気がする。

(そもそも話が詰め込みまくっているのでひょっとすると12話くらいで終わる可能性も無きにしも非ずだが。9話でもう量産型が出たし)


また、侵略兵器・神話獣と言っていたが9話で心があるといった情報はあり、元々過去の主人公たちがいた世界から送られているという部分は確定に近いだろうとは思う。

じゃあ、なぜかそこから送られているかがちょっと謎ではあるが。


ここで自分が注目したのは、モブキャラの挙動。

この物語モブキャラが頻繁にいなくなる、それもかなりラフに。

サンの呼びかけで覚醒(?)するといなくなるといった形だ。

まあ、アクエリオンのモブはすぐ消えるので有名ではあるが。


そして、学園という閉鎖空間とディーバと呼ばれるコンピューター。

なにかこれらの単語を並べるとこれってFate/extraやマトリックスとかに似た仮想空間的な出来事かなって気がしてくる。

そうなると亡くなったはずのサヨが唐突に出てきたのも、亡くなると現実世界で目覚めるが仮想世界にも情報を飛ばせるとか、覚醒の手続きはNPCとして世界の理に還るという形になるのかもしれない。

そうなるとカートゥーン調なのは、仮想現実だからよりアニメーションチックにしている的な演出なのかもしれない。というかあの虫的な校長的な存在がより現実感を欠いている気もする。

また、箱舟的な物が宇宙空間に浮かんでいる形でちょくちょく映像として出てきている。

これが仮想世界を示唆するヒントかもしれない。

この宇宙空間が出てくると大体すぐに過去の話に飛ぶ部分も気になる。


という情報をつなげると、宇宙空間≒神話世界でその物とリンクしている。で羽を失うと元の宇宙の方に飛ばされ、実験体的な形になる。

亡くなると次のループまで待機状態になる。

ある一定基準に達すると世界が壊れてエンド→また最初に戻る。

そして、そこを打ち破るような力を得るまでループが続いて戦いが永遠に続くような仕組みとなっている。神話世界の思念体はそもそもそう仕向けられたNPC的な立ち位置。

狙いとしては、戦いの果ての進化的な形とか?

これじゃゲッターかw


合っているかはともかくそれくらいの壮大な感じにはなっていそうな気はする。

今までの創聖のころから考えても、この規模はむしろ通常運転だしなぁ。

むしろ、これくらいのどんでん返しがないとちょっと話が単調すぎる感がある。


あと、EVOLの時にあった名前のネタバレ、これも今回あるのかもしれない。

名前的に機体名がルーン文字から来ているとの事。

ルーン文字というと話題として思いつくのは、ゲルマン、ヨーロッパ、北欧系神話、魔術、ケルト神話、後は妖精郷といったキーワードがぱっと思い浮かぶ。

妖精郷の方向に話題をつなげると世界のどこかにある、閉ざされた空間といったイメージがあるので、これもやや先ほどの今後展開にもつながる部分がなくもないかも。

若干こじつけ味があるけど。


まあ、いずれにせよ、シリーズの一環としてこれからもボチボチ観ていこうかなと思います。

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