079 その道は険し
いきなり半年ほどたって
そろそろ12月、、
(・.・;)
みんなどうしてるの??
「(久実)…うひぃ、(@C@;)
やっと試験が終わったぁ。。」
「(折幸)おつかれミィちゃん。
今回は難しかったね。('ω';)」
「(久実)…コウくんは余裕だぇね、、
学年トップのキミには喫緊の問題は
ないんだからぇね、(*´c`)」
「(折幸)……いやいや、(-v-;)
このところ正太郎が絶好調だから。
今回は俺はヤマもハズしたし、、」
あれから…半年たちました。
('ω')
もうすぐ12月です。。
東京は涼しくて過ごしやすいです。
というかボクらは今年は暑い夏を
経験してないかも。(^^;)
これを読んでる人たちはきっと
羨ましく感じてるでしょう。
…はさておき、(;´∀`)
でもその割に、(・n・;)
みんなけっこう苦しそう。。
それにはもちろん理由があって、
だって…試験だから。
"(-""-)"
それも色々と追い込まれそうな
大事な試験だから。
トップ争いでさえ些末に思え
そうな大変な試験とは、、
「(正太郎)そうだぞコウくん。、
今回こそボクの勝ち。('v')/
学年一位になるためにずっとボク
頑張ってきたんだからね。。」
「(折幸)…なんかそんなことずっと
言ってたよな。(;´・v・;)
なにが理由で正太郎をそこまで
頑張ってこられたんだ??」
「(正太郎)…だって、<(`v´)>
一位になったらクミちゃんが
チューしてくる約束だもん。。」
「(折幸)は、はぁ!??( ゜Д゜)
いつそんな約束をしたんだ!?」
「(久実)…えーっと、(-C-;)/
たしか二回生になってすぐ頃、、
例の告白前のことで、。、」
「(折幸)…それで正太郎は…
それでいいのか??(・.・;)
ミィちゃんは男だってわかって
約束は無効にならないの??」
「(正太郎)ならないよ、('ω')
だって約束したんだもん。。
クミちゃんは変わらないって。
ずっとお姉ちゃんのままでいい
って言ってくれたもん。。」
「(折幸)…なんというのか、、
"(-"c"-)"
ミィちゃんキミは色んな意味で
自分を大切にするべきかと、、」
ということで、"(-""-)"
男同士(?)の約束は守らなければ
男が廃るので不本意ながら、、
ボクは正ちゃんのほっぺに
(*´з`)しました。。(*ノωノ)
まったく、"(-""-)"
ボクには婚約者がいるので、、
一応は(*´з`)の経験者なので
問題なかったのですが、、
もしファースト(*´з`)だったら
こんなのトラウマですぞ、、
というか、(・.・;)
こんなのでさえ些末です。
"(-""-)"
だって同級生でもある婚約者の
試験結果はといいますと、、
『(サチ)…思ったよりはできた。
だから大丈夫、とは思う。。』
「(久実)…頑張ってたもんね、、
まぁボクも他人事ではないけど…」
『(サチ)…ただ、(´・ω・`)
今回が初めての試みだからね。
ボーダーラインがどのへんなのか
わからないのが不安で、、』
「(久実)……たしかに、(—n-;)
でも万が一の時は大変だから、
ことボクたちは特に、、」
そうです、
(・n・;)
この試験が大変な理由はつまり、
試験の結果次第では、、
落第の可能性があるから。
(´゜д゜`)
いや、それなら普通。。
どこの大学でもあること。
ではなぜ今回の試験はそんな
特別に大変かというと、、
結果次第では…転校させられる
可能性があるから。。
\(◎o◎)/!
それ断ったら退学ってことも
ありうるから。。
だってその理由は、、
前回【078】で説明した通り。
(;´・ω・)
女子枠を解除した関東医大は
学力の平準化を図ることに
なりました。
つまりそれはすなわち、、
必要な学業水準に満たない
女子学生はいらない。。
\(゜ロ\)(/ロ゜)/
…と言うと差別なので、、
<(`n´)>
必要な学業水準に満たない
学生はみんな要らない。。
ってことになった。。
(。´・ω・)
それで、、
他大学から転入生を募集する
ことになったらしい。
( ゜Д゜)
それも全学年で、、
試験結果が優秀な学生数名を
4月から転入させるけれど、、
進学できる人数は変わらない。
(;・∀・;)
関東医大は一学年100名。
その数が変わらないんだから
当然ながら、、
関東医大の学生があぶれる。
( ゜Д゜)
留年する生徒がこれまでより
大幅増の見込みなんです。
けど、留年させるだけでは
生徒数全体は減らない。
(/・ω・)/
やっぱりあぶれる。
じゃぁどうするかというと
対策は大学院と同じで、、
「(久実)まぁたしかに、(-n-)
女子枠による歪の辻褄合わせ
としてはいい方法なのよ。。」
『(サチ)…まぁね、(。´ーωー)
関東医大への転入希望者の
ほとんどは入試にギリギリで
落ちた人らしいから。。』
「(久実)…つまり、(´゜n゜`)
ボクらのせいで合格枠から
もれた被害者の男子、、
彼らに敗者復活戦の機会が
与えられたって感じかな。。」
『(サチ)…ミィちゃんの場合は
加害者である一方で被害者でも
あるでしょ。。(-ω-)/
しかも私たち一方的な加害者に
だけ救済措置があるって、、』
そう、つまり、(・n・;)
答えは総合選抜制度だ。
関東医大は私立の医大医学部と
しては最高の学力レベル。
学習環境も最高レベル。。
東京近郊では断トツと言える。
<(`^´)>
けどそれは男子に限った話。
(・n・;)
女子枠制度のあるこの学校の
女子の学業レベルは、
全国の医大医学部の中でも…
…最下位。( ゜Д゜)
つまり女子枠のせいで起きた
男女の学力差こそが歪。。
その歪がボクのような、
現役の時は女子枠に阻まれて
関東医大に入れない男子を
毎年たくさん出している。。
(´;ω;`)ウッ…
さらには一浪の時は、
女子枠を不正(?)利用して、
その結果として丸一年以上も
女子として大学生する男を
何人も出してしまった。。。
:;(∩´﹏`∩);:
これ…とても不幸なこと。
"(-""-)"
そして異常なこと。。
これを正すために関東私立の
医大医学部は協力して、、
転校を推奨。( ゜Д゜)
在学途中でも学べる大学を
選べる制度を作ったんだ。
それで入試で一度は女子枠に
泣かされて関東医大に落ちた
優秀な男子を中心に、
よりレベルの高い医学部への
転入を勧めてるってわけ。
(;・∀・)
それはいんだけど、、
実力で平等になるんだから
むしろ好ましいけど、、
優秀ではない学生は?
(・n・;)
まぁ学力に応じてワンランク
下の大学に行きなさいと
いうのが答えなんだけれど…
もしこれに則ってみんなが
学業レベルに合わせて大学を
動いた場合ならばつまり、
一番学力の劣る学生は一番
学業レベルの低い医大に
移るしかないんだけど、、
それが…関東女子大。
\(◎o◎)/!
つまり女子枠なんかなくても
一番入りやすい医学部は、
都市部の大学に限れば、、
最初から女子にしか合格枠が
なかったってことだ。。
( ゜Д゜)
とはいえ女子大という制度は
差別とまでは言えない。。
(/・ω・)/
同性だけの環境で学ぶという
思想には合理性があるし、
そこに至る歴史的経緯もある。
男子校も女子校も廃止すべき
制度ではないとボクは思う。
けどだからこそ、、
男性は女子大に入れない。
(/・ω・)/
差別制度でない以上は大学も
男子を女子大に入れるような
制度は作らない。。
女子枠を利用したボクでさえ
女子大には行けない。。
となると、(・.・;)
「(久実)…なんとしてもボクは
関東医大にしがみつかないと
いけない。(`・ω・´)
ここを追い出されたら医者に
なれないかもしれない、、」
『(サチ)…大変だね男の子は。
(;´v`;)
けど私だって同じ。(^^;)
せっかく婚約した旦那さんと
別の大学なんてイヤだもん。』
ということ。(・n・;)
…ボクらは少々特殊とはいえ
大学を移りたい学生なんて
そう滅多にはいない。
まして今より学業レベルの
落ちる大学に強制転校なんて
イヤに決まってる。。
なお内々の噂によれば今回、
ボクらの学年に転入してくる
学生は…3名らしい。。
(・n・;)
思ったよりは少なかったが
誰かが割を食うのは確実。。
だけどそこは意外な人たちが
意外なことを考えていて、、
(;・∀・)
『(笛美)ふん、(。-`ω-)
見つけたわよ斉藤久実。』
「(久実)…須戸さん。(・。・)
それは世を忍ぶ仮の名前で…
ボクは西郷久実でして…」
『(笛美)…ふん、"(-""-)"
どっちでもいいわよ。
それよりアンタに言いたい
ことがあって来たの!!』
「(久実)…はぁ、(・.・;)」
『(笛美)私たち三人、、
来年度から関東女子医大に
移りますから!<(`^´)>』
「(久実)…はぁっ!?(・C・;)
鳥牧さんと太鼓餅さんとの
三人で転校するの!??」
『(鳥牧)…そう。(^^;
今までご迷惑かけました、
ってことで、、』
「(久実)…それはどうも、、
でもなんでそんな、(・c・)」
つまりどうやらそれが…
(・c・;)
フェミニストの理屈をいう
ことらしい。。
今回の女子枠の廃止、、
彼女らにとってはそれは…
女性に対する差別、
(・n・;)
せっかく進んだ男女平等…
ではなく女性優遇に対する
妨害になるらしいから。
だからそんな大学なんて
こっちから願い下げ、
<(`^´)>
ということらしいけど、、
『(笛美)と…とにかく!!
この大学では私の理想と
する女性のための医療は
出来ないから!( `д´)/
女子医大に転校して、、』
「(久実)…まぁ、(・c・;)
共学ではフェミニズムは
浸透しないでしょうが、、」
『(笛美)そ、そうよ!!
私は負けたんじゃない、、
やるべき理想のため、、』
「(久実)…あのぉ、(-n-;)
失礼ながらさっき試験の
成績が公表されまして、、」
『(笛美)…ち、違う!!
私は負けたんじゃない、、
やるべき理想のため、、』
「(久実)…(ーnー;)」
『(太鼓餅)笛美、(;ー∀ー)
もうやめときなって、』
『(笛美)…(`;C;´)/』
そういう、(・.・;)
ことになりました。。
とりあえず来年度も
ボクらは関東大学に
残れるみたいです。。
ただ、(´・ω・`)
他人事ではないんです。
本来の学力では及ばない
関東医大に女子枠利用して
入った以上は、、
入学後に頑張らないと…
追いつかないといけない、
とはわかってるんです。
けど…その道は険しデス。。
(/・ω・)/
他人よりも有利な条件で何かを
あてがってもらった人は、
他人よりも努力してた人以上の
成果を出すのが責務です。
(`・ω・´)
久実とサッチン、、
女子枠入学者たち。。
その責務を果たせるかな??




