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077 償うならやるべきことは一つ

婚約者をつれて実家に挨拶に

やってきた久実だけど、、

(๑╹ω╹๑ )


その前に両親に告白すべき

ことがありまして、、

Σ('◉⌓◉’)


「(久義)久実!お前は、、

 私に話すべきことがあるの

 ではないのか!??(`N´)/」

「(久実)どどーん。(・c・;)」



 関東医大の二回生になった

 20歳のボクはその五月、、


 鹿児島の実家に来ています。

 (・n・;)


 ボクの隣には親友にして…

 今は婚約者のサッチンがいます。


 それでその結婚の許しを得に

 両親に挨拶してるのですが、、、



 ボクには…(;´・ω・)

 実は重大な秘密があります。



 それは男なのになんと、

 女子枠で大学入試を受けて

 入学してしまったこと。。


 しかもその…(;´・ω・)

 大学と予備校の斡旋で、、


 なのに色々と方針が変わった

 結果としてボクは一年間も、、



 女子大生してました。

 \(◎o◎)/!


 大学のみんなはつい先日まで

 ボクのこと疑いもなく、

 女の子だと思ってました。


 女友達…たくさんいました。

 女子会も沢山しました。

 そんな人間関係してました。



 ついでに言えば…

 (。-`ω-)


 女側で合コン参加しました。

 ビール売りもしました。


 テニスウエアを着ました。

 晴れ着で撮影しました。


 水着で海にも行きました。

 しかも脱がされました、、

 \(゜ロ\)(/ロ゜)/


 デートもしました。

 キス(?)もしました。


 男に告白されました。

 告白もしました。。

 お姉ちゃんしてました。


 ご近所さんには女の子と

 思われてました。(ーnー;)


 ホント…


 そんじょそこらの女性より

 ガチで女性として日常生活

 していた一年間でした。。

 (。-`ω-)


 

 けどたぶん…(;´・ω・)


 ここで問われていることは

 それではない、、


 …不正したこと。。


 女性しか使用できない特殊な

 合格枠を使ったってこと。。



 もちろん女子枠なんてモノは

 そもそもが不当な差別制度。。


 けどだからって男が使って

 いい理屈にもならない。


 相手が理不尽であっても、

 こちらが理不尽で返すのは

 道理に合わないこと、、


 正義感の強い父にそんなの

 認められるべくもない、、


 けどもう、、



 言わないといけない。

 (`・ω・´)

 正直に話さないといけない。



 ボクの将来のため、、

 西郷病院の未来のため、、


 そして今は…


 婚約者のサッチのためにも

 家長である父さんにちゃんと

 認めてもらわないと、、


 でもどう切り出したら

 いいものやらで、



「(久実)…だから、(;´・ω・)

 ボクは大学入試に際して、、

 ちょっと普通ではない、、」

「(久義)はっきりしないな。。

 お前はどう普通でないことを

 したと言うんだ??」


「(久実)…ですので、、

 ちょっと不正と言いますか…

 不正でないと言いますか…」

「(久義)だから、(`・ω・´)

 何をしたか言いなさい!!」


「(久実)ごめんなさい!!

 ボクは一年前の入試で、、

 女子枠を使いました!!」


「(久義)…女子枠??(・n・;)

 なんだその合格枠は??」



「(大久保)…女子合格枠、、

 女子の学生数が少ない理系の

 学部に女子を増やすため、

 下駄を履かせて合格させる

 制度のことです。。。」


「(久義)…そんな不当な制度が

 あるというのか、、(・n・;)

 しかしそれを男のお前が

 使ったとはどういう、、」


「(久実)だからボクは、、

 女子として受験しました。。

 そして最近まで一年間…

 女子として通学してました。」


「(久義)は…はぁ!?(゜C゜;)

 なんだそれは意味わからん、、

 じゃぁ関東医大の、、

 他の学生はどうお前を、、」



『(サチ)…はい、(;・∀・;)

 私はクミ…いや久実さんとは

 同級生でして、、

 普通に友達づきあいを。。』


「(久義)……う、( ゜Д゜、)」


「(大久保)…けど…サチさん、、

 久実くんは男性だぞ。

 それが一年もバレずに女子と

 して本当に過ごせたの??」


『(サチ)…はい。('ω')

 ウチの大学の同期だけで

 女子大生をしていた男性は

 五人いましたが、、

 誰もバレませんでしたよ。』


「(大久保)\(◎n◎)/!」



『(久恵)じゃぁ…サチさん。。

 あなたかずっとミィちゃんを

 女の子と思ってたの??

 その…疑うこともなく??』


『(サチ)…はい。(・v・;)

 入学式で会った時からずっと

 女同士と思ってました。』


『(久恵)それでその、(・c・;)

 被害にあったことはない??

 更衣室で見られたとか……』


『(サチ)大学ではないですが、、

 たしか水着を買いに行った時

 更衣室でブラの紐を結んで

 もらいました、(;^v^)

 それでブラがとれちゃって

 見られちゃったことも、、』


『(久恵)…\(◎N◎)/!』


『(サチ)けど色々あって、、

 …婚約者ですから。('ω';)

 いまさらその時のことなんて

 なんとも思ってませんよ。。』


『(久恵)なんとも、(;・n・;)

 豪気なお嬢様ですな。。』



『(サチ)ただそれくらい、、

 彼が追い詰められてたって

 ことはわかってました。。

 そして医者になるという…

 家を継ぐために誰よりも努力

 してきたのも知ってます。』


「(一同)…(;´・ω・)」


『(サチ)だから、(#'ω'#)

 好きになったんです。。

 最初は友達としてだけど今は

 一生のパートナーとして

 クミちゃん…いえ、、

 彼を尊敬してますから、、』


「(久実)…(・.・;)ヘッ、?」



 …まぁそういうわけで、

 (-_-)


 一番の障壁は越えました。。


 女子枠不正使用という卑怯を

 したこと、、


 女装して女子として大学に

 通っていたこと。。


 同級生を謀ってたこと、、


 まぁ他にも色々と世間様に

 迷惑をかけたことについては

 程々にしますがそれ以上に、、



 サッチンの本音が聞けた。

 (;・∀・)


 いきなりの結婚騒動、、

 

 なぜこんなボクに求婚して

 くれたのかのたぶん、、


 本音…を聞けたと思う。



 …嬉しい。(;;∀;)


 こんなボクと一生を…と

 決めたくれた人がいること。


 その幸せを、、


 充足感を噛み締めてる。



 結婚ってたぶん…

 そういうものと思った。


 きっかけは色々、、

 むしろどうでもいいこと。

 けど、、


 一生一緒に居られる。

 ('ω')


 そう思える人ができる。


 これ以上の僥倖なんてのは

 たぶん一生ないだろう。


 けどただそのためには、、

 (・n・;)


 

 とにかく父の回答は、、


 済んだことは仕方がない。

 (;・∀・)


 かけてしまった迷惑も

 やってしまった不正も

 今さら取り返せない。。


 ただいくら目的があっても

 人を欺いてはいけない。


 欺いたなら償うべし。


 だとすれば、、

 やるべきことは一つ。。



 医者になる。(`・ω・´)


 それも大して役に立たない

 美容外科医とかでなく、、


 人の役に立つ…


 ボクが不正をしたせいで

 医大に合格できなかった人を

 上回るぐらい優秀で、、


 命を救い患者の幸せに貢献

 できる有用な医者になる。。


 それが…


 ボクにできる唯一のこと

 だとも説かれた。(;ω;)



 そして無論それはボクの

 今の思いと一致する。


 だから…努力する。


 必ず立派な医者になる。

 のだけど、(・.・;)



 その言葉、(;・∀・)

 サッチンにも向けられた。


 だって女子枠合格したのは

 サッチンも同じだから。


 …父の感覚では、、


 いやたぶん世間の殆どの人の

 感覚ではこんな合格枠など

 男でも女でも…不正。。


 その不正にはじき出された、、

 本来合格できていた人以上の

 医者になるのが最低限、


 不正した者のすべき償いだと

 言われてしまったから。。



 でも…(・n・;)

 もう一つの不正は??


 性別を偽って一年もすごした

 ことに対する償いは、、


 

「(久義)…それは久実、('ω')

 お前たちが幸せになること。

 それ以外にないだろう??」

「(久実)…えっ、(・c・;)」


「(久義)そもそも性別など…

 医者にとっては体の治療に

 関わることだけ、('ω')

 生殖と出産に関わること

 以外には何かあるか??」

「(久実)…いえ、(・.・;)

 ボクはないと思います。。」


「(久義)だったら、('ω')

 男として結婚しなさい。。

 サチさんと幸せな家庭を作り

 子供を設ければいい。。」

「(久実)…はい、(;c;)」


「(久義)…お前が跡取りとして

 プレッシャーを感じている

 ことは承知しているが、、

 それでも私は親としてお前の

 幸せを願ってるんだぞ、、」

「(久実)…ありがとう。(;v;)

 けど跡取りとしてさらにその

 先を繋ぐことはボクの…

 一番望んでることだから。」



「(久義)…だから、(;・∀・)

 久実を頼みますぞサチさん。

 たぶんコイツは貴女抜きでは

 幸せを掴めない半端な男の

 ようですからな、、(ーvー)」


『(サチ)…はい、(;・∀・)

 と申しますかその、、

 結婚のご挨拶ってそういう

 ものなのでしょうか??』



 …そういう、(・v・;)

 ものなのでしょうか??


 たぶん殆どの人は一生に一回

 しか経験しないことだから、

 何が正解かはわからない

 のかもしれませんが、、、



 とにかく…成功。

 (*´▽`*)/


 そしてボクは改めて今日

 サッチンとともに、、


 医者になる。(`・ω・´)

 そして、、


 幸せになると誓った日でも

 あるんだから。。


不正をしてはしけない。

他人を欺いてはいけない。


ではそうしてしまった時の償いは?


幸せになること。

だけではないと思うぞ、、

(`・ω・´)


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