005 サカ姉とミィちゃん
無事(?)に志望校合格。
ヽ(´▽`)/
では…次の課題は??
あの関東医大の合格発表から
一週間を経た3月2日、
ボクは東京に来ていた。
(・ω・)/
当面の目的は明日に行われる
予備校の合同説明会。。
4月からの特異な新生活に向け
注意事項があるだろう。。
(・.・;)
もう一つの目的は新居探し。
男子寮も女子寮も利用できない
ボクならではの問題。(-c-;)
これには数日かかるだろうから
連泊することになると思う。
では予定も未定な東京での
宿泊先はどうするかというと
ちゃんと宛はありまして…
「久しぶり、サカ姉。(・v・)
今日からしばらくお世話に…」
『ミィちゃーん!\(*´▽`*)ノ
よく来たな、我が最愛の弟よ…
一年ぶりの再会か??』
「…うわっ、(;´^v^)
着いて早々ハグかよ。。」
『なに照れてんのよこの子は…
って、あれ??(; ゜v゜)』
「…久佳姉ちゃん、、(・.・;)
だよね??たしかに…」
『…久実よね、(・n・;)
見た目ちょっと違うけど…』
…この人、(・v・;)
西郷久佳(22)。
久恵、久佳、久実の三人姉弟の
真ん中でボクの3歳上。。
きょうだい全員が久◯だから、
呼び方は[久]を省略して、
サカ姉とミィちゃん。。
(;´∀`)
彼女は東京で一人暮らし中。
ずっと薬剤師を志望してて、
現在は関東薬科大学の四回生。
この春から院に進む予定。
ちなみにこの姉はいわゆる…
弟大好きお姉ちゃん。(^^;)
それに甘えて今日からしばらく
泊めてもらうんだけど…
「…というかサカ姉ぇ、(・n・;)
ちょっと痩せたんじゃない?
髪型も化粧も変わったし、、」
『…うん。(;・∀・)
この一年で10キロくらい…』
「…かなりだね、、( ゜Д゜)
今は何キロあるの??」
『こら、(; ・`v・´)
若い乙女に体重を聞くなんて
デリカシーに欠けるぞ、、』
「…自分から振っといて…
ってか若い乙女がヘッドロック
なんかすな。。(; ーCー;)
もろ胸が当たってるし、、」
『……ゴメン、(´-v-`)
だってミィちゃん可愛いから…
今は55キロくらい。。』
「……たく、(/v・\)
美人さんになったと思ったけど
腕力は全く衰えてない。。」
『…この子は、(; `v´)
誉め言葉として受け取くよ。』
「…けど…良かったよ。(^ー^;)
サカ姉は変わってないから。」
『……?(;´・v・)?』
ちょっと…安心した。(ーvー)
だってサカ姉はいわゆる…
腕白お姉ちゃんでもある。
幼いころから女ガキ大将。
気は優しくて力持ち。。
中学・高校と柔道部に所属して
男子と一緒に稽古して、、
高三時には女子63キロ級で
鹿児島県大会優勝。( ゜Д゜)
顔は良いのにスッピン短髪で
筋肉質で大柄だから、
女子力はゼロだったんだ。。
そんな姉だからボクも、
同じ部屋に寝たって何も問題
ないと思ってたのにその、、
目の前にいるサカ姉は…
168㎝55㎏の女子大生。(・n・)
数字以上に締まった体型で
長身の美形で胸もあって
髪も伸びて薄化粧もしてて
いい匂いもしてて、、
(/・n・)/
姉弟とはいえこんな美女と
同じ部屋で寝るのは…
って心配したけどそんな
配慮は無用みたいで…
腕白お姉ちゃんとはその後
すぐに酒宴になって、
遠慮がなくなるとその、、
19歳の未成年でも薩摩っ子
は芋焼酎さえあれば…
(๑╹ω╹๑ )
『…ミィちゃん。ヾ(*´∀`*)
関東医大合格に乾杯〜!』
「…どうも。(;´-v-`)」
『父さんも褒めてたよ。('ω')
第二志望には落ちたのに、
本命に受かって凄いと……』
「…なんかその、(/ω\)
褒められてる気がしない…」
『…私も褒めたげる。(^ω^)
弟が医大生なんて薬科大では
すんごい自慢だからね。。』
「…そうなの??(;・.・;)」
『…でも…(・v・;)
よく合格できたよね。。
センター試験の点数を見たら
足切り寸前だったのに…』
「いや、あの…(;ーvー;)
色々と上手くいったから…」
『…まさか、(;ー∀ー)
何か不正をしたとか??』
「…ぶっ、\(゜C゜\)」
…しました。(´-ω-`)
けどそれは純粋な不正では
ないような、、、
けど口にはできなくて…
何とか話を胡麻化さないと…
「…けどその…(;・∀・)
サカ姉は綺麗になったね。
もてるんじゃない??」
『…なにそれ?、(ーvー;)
けど痩せたのを機に少し
オシャレしたら言い寄って
くる男も居たような…』
「美人だもんね。(*´ω`)
もしかして彼氏とか??」
『…いないよ。(*´Д`)
薬科大の四回生にそんな
ヒマはなかったから。。
というかお言葉を返すよう
だけど、、(; ・`v・´)』
「…何か?(/・ω・)/」
『…ミィちゃん。(=゜C゜)ノ
アンタこそ男のくせどんだけ
可愛いらしくなってんの!!』
「…な、何が??(・o・)」
『めちゃくちゃ肌キレイだし…
顔それ…化粧してる??』
「いや…乾燥対策だよ。。
それで化粧水とリップを
つけてるだけ。(・v・;)」
『あと…髪伸ばしてる??
しかもサラツヤじゃない。。
野球部で丸坊主だったのが
今は春のヘアケア祭り??』
「…無精で切ってないだけ。。
だけど最近シャンプーには
拘るようになったかな…」
『…おまけに服もユルフワ。。
正直さっき玄関を開けた時は
どこの女の子が来たのかと
思ったくらいだからね。。』
「…あちゃ、(;・∀・)
それはちょっと心外??」
『…ってかそもそも、(; `C´)
165㎝52キロって何!?
なんで私より小さいの!?』
「……異議あり…(=゜C゜)ノ
それはサカ姉がデカいのが
理由の半分だと思う。。」
『うるさい!!(; `n´)
男ならもっと酒飲んで喰って
男の身体を作りなさい!!』
「…けどボク…(; ゜c゜;)
未成年なんですけど。。」
『…そげんはヨカばってん…
焼酎グラス一つしかねえから
土佐飲みいくバイ!(;`v´)
薩摩は土佐と仲良ぉせんにゃ
いかんぜよ!!!』
「…あのぉ、(/・ω・)/
方言混ざってますけど、、」
良い子はマネしないでね…
(´-ω-`)
土佐飲みはガチで酔っ払って
フラフラになるから。。
ただ今のサカ姉の指摘は…
全部ボクの努力の成果。。
(*´◒`*)
大学では女子を自称する。
そのために美肌やら脱毛やら
ヘアケアやら減量やら色々
やってきた成果だから。。。
一見だけなら女の子に見える
レベルには来てるってこと
はっきり証明されたから。。
だから…今夜は飲もう。
(´-v-`)
明日の予定は正午から
説明会に出るだけだから。
ボクはちゃんと頑張って
ここまで来たんだから。。
翌朝は少し寝坊したけど
間に合ったから。。
けど…(/ω\)
その日の夕刻には、、
『おかえり。(;´∀`)
説明会はどうだったの、
ミィちゃん??』
「……(´;ω;`)、、」
『…あれ??(・.・;)
もしかして泣いてる??』
「……サカ姉ぇ…(;n;)」
『な…何よ??(;゜Д゜)』
「うわぁーん!(´;C;`)
ボクは…一体どうすれば
いいんだよぉ、、、」
いい年をした男が…
姉に泣きついて号泣??
(;゜N゜)
説明会…何があった??
説明会で…何が?
Σ('◉⌓◉’)
まぁだいたいあらすじに書いてるけど。。
あとこの久佳姉ぇはこれからの
ギーパーソンになりそうです。