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042 ソフトボール大会ークミたちA組vs.須戸さんたちB組開始

須戸さんたち高校全国8強の

フェミソフト集団との対戦。

('ω')

野球男子の久実くんこと

クミちゃんは戦えるの??


『(サチ)ようし、(; `C´)ノ

 第二試合のスタメン発表する

 からみんな集合!!』

『(クミ)あらら(^^;)

 燃えてるねぇサッチン主将…』


『(サチ)当然!!(; ` д´)

 これ以上あのフェミに好き勝手

 されたら女子は困るの!!』

『(クミ)…それ男子もだけど…

 素人のボクらがどう頑張ったら

 勝てるというのかな??(^^;)』


『(サチ)かまうな!(; `C´)

 やる前から諦めるな!!』

『(クミ)…機嫌悪いなぁ…(^c^)

 まぁ気持ちはわかるけど、、』



 関東医大のソフトボール大会。

 女子最終戦の直前。('ω')


 1年A組とB組の対戦です。


 A組の主将であるサッチンは、

 全国ベスト8のソフト経験者

 なのに手加減なしだったB組の

 須戸笛美さんに怒ってます。

 (;´・ω・)


 ただでさえ極フェミの彼女には

 イヤな思い出しかないので…


 何が何でも勝ちたいそうです。

 (;^ω^)


 幸いにして須戸さんは第一試合

 完投したのでこの二試合目は

 五回以降しか出られない。


 ということでとりあえずA組の

 先発オーダーを発表しますと…



 一2 ナンサク(キャッチャー体型)

 二4 宇野さん(まぁまぁ上手い)

 三1 メープルさん(異常に上手い)

 四3 サッチン(気合充分の主将)

 五6 クミ(ボク。実は♂、、)


 六…

 以降は途中交代予定。('ω')

 決して上手くない。



 ソフト経験者は中学までの

 サッチン主将と小学生までの

 メープルさんだけ。。


 ボクはなぜか男子硬式野球の

 経験者です。(;・∀・)


 はともかく、、


 メープルさんが投げてれば

 試合にはなると思います。


 ということでA組は後攻。

 一回表の守備ですが…



『(クミ)げっ、( ゜c゜;)

 いきなり一番は鳥牧(とりまき)さん?』



 そうです。(;^ω^)

 いきなり全国ベスト8の

 一番センターを務めた

 左打ち強打者が出場です。


 となると…(・.・;)

 初回から全力投球解禁?


 とはならなくて…



「(審判)…ボール!(;・c・)

 スリーボールワンストライク。」



 緩い球で…(・n・;)

 バットの届かないギリギリ

 を出し入れしてます。


 フェミの須戸笛美さんは、

 <ピッチャービビってる!!>


 とか一球ごとに口汚く

 ヤジり倒してますが、、、



 ショートの位置からならば

 わかるけどこれ…


 かなりの高等投球術。。

 (・o・;)


 さらに四球目にはギリギリ

 バットが届く外角へ…


 しかも、、

 相手はプライドありそうな

 高校全国レベルだから

 手を出してきて、、、



『(鳥牧)えっ!?( ゜C゜)

 まさかスリーボールから

 ストライクからボールになる

 アウトローシンカー!?』



 ひっかけさせた、( ゜v゜)

 ボテボテのショートゴロ。


 けど…

 ファーストはサッチン、

 (;・∀・)


 全力送球したら危ないかと

 思ってゆっくり投げたら…



「(審判)…セーフ!(・v・)ー」



 間に合いませんでした。

 (;´∀`)


 さすが全国レベルの左打ち

 一番打者の快足。。


 ボクは鳥牧さん褒めたけど…



 サッチンは不機嫌です、、

 (;´∀`)


 ソフトボール経験者の彼女が

 ファーストに居るのは送球を

 確実に捕るためだとか、、


 普通なら下手クソが務める

 ファーストって女子素人では

 上手い人のポジションです。


 だから全力送球して来いと

 喝を入れられましたが、、



 B組ベンチ、(・.・;)

 また不穏な空気です。


 素人の投手に泳がされた

 鳥牧さん怒られてます。。


 ただこうなると…



 次のバッターが委縮してる

 からメープルさん思う壺。

 ('ω')


 慎重に緩い球を出し入れ

 してるだけなのに、、


 二番、三番と続けて

 ショートゴロ。(^ω^)


 鳥牧さんには進塁された

 けど問題なし。


 二死三塁で四番。


 打席には丸太町(まるたまち)(まどか)さん。

 通称:マルちゃん。


 丸い体型に丸い性格。(^v^)


 B組の癒し系はどうなった

 かといいますと、、



『(マル)ほい!('V')』



 ショートへ打たそうとした

 メープルさんに対して、、


 予想外に速いスイングで

 丸い体をクルリと回した

 マルちゃん。。


 すると打球はショートでは

 なくサードに飛んで、、



『(楓)…あらら、(ーvー;)

 これはドンマイですね。。』



 サードが、(;´∀`)

 トンネルしました。。


 一回表、B組が一点先制。


 となると、、

 気合だけのサッチン主将は…



『(サチ)反撃するぞ!(;`C´)

 一回裏で追いつくぞぉ!!』

『(クミ)…おやおや、(・n・;)

 また熱いですなぁ主将、、』


『(サチ)とにかく!(; ・`c・´)

 須戸さんが出てきたらA組は

 1点も取れないから、、

 だから四回までには絶対に

 リードしとかないと、、』

『(クミ)それはそうだけど…

 相手の先発投手を見てから

 言う方がいいよ、(・v・;)』



 そうなんです。(;´∀`)


 鳥牧さんは実は高校時代は

 外野手 兼 二番手投手。。


 須戸さん程ではないにしても

 メープルさんよりは速い。


 ズババンってミット音…

 だから当然その、、



『(桜)…無理だべ、(´-ω-`)』

『(宇野)…同じく。。(ーcー;)』



 二者連続三振。(-v-)

 これでB組投手陣はその前の

 試合から含めてなんと、、


 23連続奪三振。(;^ω^)


 およそレクリエーションの

 球技大会ではござぁせん。


 けど三番はメープルさん。


 自分が投げるのと同程度の

 球ならこの人ならきっと

 打てるはず。。('ω')


 だけど、、、



<ぼっかん!>


 初球から、、(;´・v・)


 難しいボール球に手を出して

 ぼっかん飛球です。。


 しかもあまり飛んでません。


 メープルさんも心なしか

 悔しそうな表情、、


 だけど…あれ?(・v・;)?



『(クミ)落とした、(;・∀・)』

『(サチ)メープルさん走れ!!

 二塁まで走れ!!(; `C´)ノ』



 またまた出ました、

 壊れた信号機。(;´∀`)


 ツーアウトながら二塁。


 B組のベンチでは須戸さんが

 半狂乱で激怒してます、、

 :;(∩´﹏`∩);:


 よくはわからないのですが

 フェミニストの理屈では、


 男子と仲良くしてるA組の

 女子には圧勝しないと

 いけないらしいとやらで…


 シランガナ、(´-ω-`)



 対してA組は、(`・ω・´)


 四番で主将のサッチンが

 打席に立ちますです。


 その実力の程はともかく

 期待はしましょう。


 すると意外にも、、



『(サチ)当たったぁ!!』

『(クミ)よし、(;・v・)

 サッチン走れ走れ!!』



 サッチン、凄い。(・∀・)

 あの速球を当てました。

 さすがソフト経験者!!


 ドンづまりのピーゴロ

 だけど、、(;´∀`)


 一塁までの全力疾走って

 尊いんです。(;^ω^)


 だって結果は、、



『(笛美)…キー!!(; `C´)

 何やってるファースト!』

『(一塁手)…だって、(;ω;`)』



 ピッチャーの鳥牧さん

 からの強い送球に、、、


 一塁手が逃げました。

 (;´∀`)


 メープルさん還って

 同点になりました。


 さらにサッチンは二塁へ、

 ヾ(*´∀`*)ノ

 追加点のチャンスで打席は

 ボクなのですが…



『(楓)…配慮して、(-ω-)

 できれば初球を打って…』

『(クミ)えっ、(・.・;)』



 メープルさん、( ゜n゜)

 何かを心配してます。。


 打席に立つまで気づきま

 せんでしたがこれがたぶん

 B組不和の理由です。。



 キャッチャーが…

 怖がってるんです。。

 (;´・ω・)

 全力投球できないんです。


 これが全国ベスト8まで

 いったチームの二番手投手

 が失点した理由、、


 けど…

 そこA組が配慮すると…



『(クミ)あちゃ、( ーДー)ノ』



 そういうわけでボクは

 結局、、(/ω\)


 初球のボール球に手を

 出して凡退しました。。


 それでチェンジの際…



『(クミ)ナイピッチ、('ω')

 いい球だったよ鳥牧さん。』

『(鳥牧)…えっ、(・c・;)

 どういうつもりよ斉藤さん…

 あなたとは敵同士では??』


『(クミ)何が??(^v^)ノ

 いいプレイは賞賛し合うのが

 野球人のマナーでしょ。

 キミも大変だね鳥牧さん…』

『(鳥牧)あ…(・c・;)

 ありがとう斉藤さん、、』



 これ…('ω')

 半分本音の賞賛、、


 そして半分…策略。。


 須戸さんとは違い鳥牧さんは

 キャッチャーに配慮できる

 真っ当な人格者。


 ちゃんと向きあえばきっと

 普通に付き合えるはず。


 そうなればきっとボクらの

 大学生活も少しは真っ当に

 なるはずだから。。


 けど…(・n・;)

 その須戸さんは、、



『(笛美)なにやってんの!

 素人相手に失点って鳥牧は

 どういうつもりなの!?』

『(鳥牧)…何でもないよ、、

 そんなマジになるような

 試合じゃないでしょ、、』


『(笛美)何を言ってるの!?

 私たちにとってA組連中は

 敵なんだよ!!

 あんたまさか…(・c・;)

 斉藤久実に毒された!?』

『(鳥牧)…まさか、(´-ω-`)

 けど全力投球とか求められ

 ても無理なんだから、、』


『(太鼓餅(たいこもち))…だね。(;´・ω・)

 私が受けた方がいいね。』

『(笛美)ダメ!(; ・`C・´)

 太鼓餅が抜けたら誰が終盤

 私の球を捕るの!??』


『(鳥牧/太鼓餅)…(ーnー;)』



 いや、(・.・;)


 なら終盤は出場制限のない

 鳥牧さんに受けさせたら??


 けどワンマンフェミニストの

 須戸さんには誰も逆らえない

 わけで、、


 しかも二回表は…



『(笛美)…キー!!(; `C´)』

『(鳥牧/太鼓餅)…(ーnー;)』



 メープルさん、

 ナイピッチ。('ω')


 慎重に投げてB組打者にも

 楽しませた上で、、


 ボクの見せ場も作った上で

 ちゃんと…(´-C-`;)


 無失点。(^ω^)


 バカバカしくも暑苦しい

 ソフトボール大会は

 二回の表を終えて、、


 1-1の同点です。

 (;・∀・)


 このままいけばボクたち…

 B組と戦えるのかな??




フェミとの対立に…

B組の内部対立までも孕んだ

ソフトボール大会。。


真剣勝負は出来ないA組と

ムキになるB組と、、


体力地力の違う者同士でどう

対等に争えばいいか、、


落としどころ難しいです。

(;´∀`)


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