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015 飲み会でモテモテ?

今日は…飲み会??(・v・;)


けど女子枠のある大学の

飲み会ってどんなの??


『(サチ)行こうか、クミちゃん』

『(クミ)…あ、うん。(;´ーvー)

 今はちょっと遠慮しとく。。』


『(薫)あのさぁ、(・.・;)

 クミちゃんってトイレだけは

 付き合い悪いんだよね、、』

『(クミ)そ…そう??( ゜c゜)

 特に理由はないんだけど…』


『(薫)…まぁいいけどさ…

 今夜はみんな来るんだよね。

 気合入れて行くよ。('ω')』

『(クミ)う…うん。(;・∀・;)

 ちゃんと付き合うから。。』



 はてさて、(*ーvー*)

 大学に入って一か月近く。。


 ここまで男だと疑われず

 女子大生やってこれたのは

 奇跡と言える順調だけど……



 人付き合いは慎重にという

 意識を忘れてはいない。。

 (`・ω・´)


 なぜか集団でトイレに行く

 女子の習慣にも付き合う方が

 いいってのはわかっている

 つもりだけど…(・n・;)


 実は今現在の一番の課題は

 その…トイレ。(;´・ω・)


 まだ更衣室を使う機会が

 ないってのもあるけど、、

 やはり…申し訳ない。

 (/ω;\)


 バレないためとはいえ、

 施設利用者である大学が

 認可してくれてるとはいえ

 やはり…申し訳ない。


 だからできるだけトイレは

 使用せず…(´・ω・)


 可能な限り多目的トイレを

 利用するようにしてる。。


 それでその……

 トイレは大丈夫だけど、、



 今夜は別の問題。

 (/・ω・)/

 新入生の顔合わせを兼ねた

 クラスの食事会がある。


 大学の新歓だから参加者の

 ほとんどが未成年だけど…


 たぶん…飲み会。(^^;)


 大学生なんてそんなもの。

 飲酒で処分されてる体育会

 なんて大氷山の一角。。。



 それはいいんだけど…

 ボクは羽目を外したら

 ヤバい立場だから。。


 酔って正体をなくしたら

 正体がバレるから。

 \(゜ロ\)(/ロ゜)/


 けど他のクラスメート…


 特に女子は何を狙っている

 のかといえば、、、



『(サチ)とにかく!( `д´)

 今夜はチャンスなの、、

 男の子たちとお近づきに

 なる絶好機なんだぞ!!』

『(薫)そうそう!( `C´)

 そもそもウチは医者と…

 玉の輿に乗るためにこの

 大学に来たんやで!!』


『(クミ)…あの…(・.・;)

 そういうあからさまなのを

 男子は嫌うのでは??』


『(サチ)なんば言うと!?

 今宵は決戦の金曜日だと

 心得んしゃい!!<`C´>』

『(薫)みんな!(; ・`n・´)

 ウチらのフォローを頼む。

 特にクミちゃんは男子には

 評判いいんだから。。』


『(クミ)…まさか。(。-_-。)

 ボクがそんなワケない。

 チバちゃんなら人気あるよ。

 一緒にがんばったら…』

『(チバ)けど…(;´・ω・)

 自分はその人見知りだから

 そんなのは無理で、、』


『(サチ)…たしかに、(・.・;)

 じゃぁナンサクはどう??

 好みはどんなタイプ??』


『(桜)オラ、(*'ω'*)

 日本酒が好みだっぺ。。

 特に陸奥八仙(むつはっせん)が…』

『(薫)…ああ。(。-c-;)

 あれ美味しいよね。。』



 というわけで夕方…(ーvー;)

 1年A組の飲み会開始。。


 乾杯のご発声とともに場は

 入り乱れ状態、(/・ω・)/


 女の子たちは男囲んで

 ワーキャーオー状態、、

 \(゜ロ\)(/ロ゜)/

 未成年酔客大量発生。

 サッチンカオリン大活躍。


 特に我がA組には

 須戸笛美さんのような

 フェミニストはいない。


 男女入り乱れを止める者は

 誰も居ないわけで、、

 


 しかも…(・.・;)

 男はみんな優秀で将来の

 お婿さんにしたい職業

 No.1の候補生。(´∀`)


 そりゃ女子枠で入った娘は

 だいたい積極的になる。


 おまけに女子に耐性のない

 ガリ勉男子も多いみたい。

 酒に慣れてない者も…


 それが肉食女子に囲まれ

 ようもんならそりゃ、、、

 (*´ω`)



 けど…(・v・;)

 ちょっと男子が羨ましい。。


 だって本来ならボクだって…

 もう少しだけ賢かったら

 女子に囲まれながらお酒を

 飲めていたはず。(ーvー;)


 モテ男だったはず。

 なのに…(;´・ω・)


 …今はなぜか隅っこの席で

 ナンサクとチバちゃん…


 あとメープルさんも加えて

 日本酒をチビチビ、、

 (´っ・ω・)っ


 なんか…残念。(´-ω-`)


 けど女の子に囲まれての

 酒には違いはなくて…


 芋焼酎なしは残念だけど

 日本酒は飲み放題だし…


 陸奥八仙。…(๑╹ω╹๑ )

 すんごく美味いんだけど、



 実はその…(・n・;)


 ボクも男子の友だちは

 ぜひ欲しいんだ。。


 だって勉強仲間として

 普通の入試をクリアした

 男子は女子より適任。


 …だから普段の女子の

 仲間と距離を置いてたら

 男子に声を掛けられて…



「(池輝)やぁ。(*´v`*)

 いいかな、斉藤さん。」

『(クミ)…はい。(#・c・#)』



 唐突にボクの隣の席に

 座ってきたのは、、


 池田輝訓(いけだてるのり)くん。

 (#・.・#;)

 通称…イケテルくん。


 男のボクが照れるくらいの

 同期で一番の男前。。


 ジャ二さんと衆道してた

 美少年レベルでは比較にも

 ならない超二枚目。、


 あの放出京喬と双璧って

 レベルの彼がなぜ

 ここに来たかというと…



「(池輝)…逃げてきた。(^^)

 あんなに女子に囲まれたら

 どうしようもなくて……」

『(クミ)…へぇ。(・v・;)

 池田くんはモテ男だから

 そんなの慣れてると思って

 たけど意外だね。。』


「(池輝)へぇ。(´v`)

 斉藤さんがそんな風に

 俺を見てたって意外。。」

『(クミ)…なんで?(・o・;)

 池田くんとはあまり話した

 ことないけど、、

 ボクってどんな印象??』


「(池輝)…なんか…(#^^#)

 他の女子とは少し違うと

 いうのかな、、」

『(クミ)…ギクッ(;・c・;)

 どのあたりが違うと…』


「(池輝)…分け隔てをしない

 いい娘って印象。('ω')

 俺の勝手なイメージだけど

 誰にでも公平な女子って

 すごく好きなんだよね。。」

『(クミ)…ボッ、(#・n・#)』



 おいおい。(#・n・#)

 男のボクを赤面させても

 何も出ないぞ。。。


 ただ…これはわかる。

 (*'ω'*)

 およそ一般の傾向として

 女性は男性より…


 自分一人が愛されたい。

 特別な存在でいたい。

 だから…


 好きな男性に同じことを

 すれば喜んでもらえる。


 と…勘違いしてる。

 (/・ω・)/



 けど男性の多くは…


 特に彼のようなモテて、

 かつ人間的に卑しくない

 いい男にとっては…



 好きな男だけ優先し、

 分け隔てをする女性は

 忌避したい存在。


 そんなアピール女性とは

 距離を置くのが無難。。


 対して…実は男であるが

 ゆえに恋愛を鑑みず

 男女問わず分け隔てなく

 人間関係してるボクは

 男から見たら……



 それが意外に…(*n*;

 本当は男のボクが、、


 普通の女子よりモテる

 要素…らしい、、、


 これ…嬉しくはないけど

 悪い気はしないわけで…

 (´-v-`)



「(池輝)だから…('ω')

 クミちゃんとはお友達に

 なりたいんだよね。。」

『(クミ)グイグイ来るね、

 いきなりクミちゃん??

 でも大歓迎だよ。(^v^)

 ヨロシクね池田くん。』


「(池輝)…嬉しい。(^ω^)

 けど友達なら姓字でなく

 名前で呼んで欲しい。」

『(クミ)…じゃぁ…

 テルくん??(・。・)』


「(池輝)…じゃなくて…

 できればニックネームで。

 池をつけてさ。( ・∀・)」

『(クミ)…(;´・n・)』



 それ…なんかイヤ。。

 (/・ω・)/

 男同士でイケテルとは

 呼ぶの抵抗がある。。


 …というかそのあだ名で

 呼んでるの女子だけ。。


 なぜ女の子はこんな

 照れ臭いあだ名を平気で

 受け入れるんだ??


 とか思ってたら…



『(女子)もう!!(; ・`д・´)

 こんな所に居たの!?

 イケテルくん、、』

「(池輝)…いや、(・n・;)

 見つかってしもた。。」


『(女子)斉藤さんも!!

 イケテルくんを一人占め

 なんてズルいよ!(; `C´)』

『(クミ)…いや、(/・C・)/

 ボクにそんなつもりは

 全くありえなくて、、』


『(女子)とにかく、(`c´)ノ

 イケテルくんは私たちが

 連れて行きます!!』

「(池輝)…ちょっと、、

 何とか言ってよ、

 クミちゃん。。(;C;)」


『(クミ)行け!٩( 'ω' )و

 テルくん。。』

「(池輝)ちゃう!(=゜C゜)ノ 

 その使い方はちゃう、、」



 というわけで、('ω')


 ボクはクラス一のモテ男と

 友達になった。。


 本当は男同士だけど…

 (・.・;)


 向こうはボクのこと女だと

 思ってるワケで、、

 クラスの女子にはちょっと

 嫉妬されたみたいで、、


 あのイケメン相手にこんな

 複雑な男女の友情は成立

 するの??(-ω-;)ウーン


 …というか、(。-_-。)

 勉強仲間が欲しいだけ。、


 テルくんでも充分だけど、

 もっと適任者はいる。。


 と思ってたら望みどおりの

 相手が向こうから、、



「(折幸)やぁ。(*´ω`*)

 いいかな、斉藤さん。」

『(クミ)…えっ、( ゜C゜)

 折井くんが自分から??』


「(折幸)テルのヤツがえらく

 楽しそうだったから。

 ぜひ話をさせてもらって

 お友達になれればって

 思っちゃってさ。(´v`)」

『(クミ)…それは…(・∀・)

 願ってもないことで、、』



 隣に座ったのは、、

 折井幸三おりいこうぞうくん。

 (;・∀・)


 通称、オリコウさん。


 テルくんの親友にして

 今年度トップ合格の、、


 成績のいいお利口さん。


 実はボクが一番…

 お友達になりたい人。。



 そしてもう一人が…

 長内正太郎おさないしょうたろうくん。('ω')


 自称、ショウちゃん。


 オリコウさんと仲の良い

 このクラスの最年少、、

 飛び級を三度経験した…



 15歳の超天才児。。



モテたくてアピールする女子が

あまりモテず、(・.・;)


逆に男にアピールするワケの

ない久実が意外に、、(/・ω・)/


けどこれから先は久実も

友達になりたいアピールを

しないと??。(*´◒`*)



あと…陸奥八仙は美味いです。

陸奥八仙は最高だ!ヽ(´▽`)/


…誰か奢ってくれないかな?

(๑╹ω╹๑ )

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