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架空神話  作者: こいかわぎすけ
南部神話
3/3

文字の誕生

ある時 麗しき黒白の妻夫が

どちらが好いているかで諍いを起こした

互いに言い合い 世界が揺れるほど争った


トリグラフが仲裁に入ったが

二柱は自らが正しいと譲らなかった


ロードが諫めても

二柱は聞く耳を持たなかった


ホルスは一昼夜 麗しき黒白の妻夫の諍いを聞き

聞いた 言葉 を残すべきだと考えた

理を敷いたように ホルスは文字を作り出した


その文字により

小さな神々が世界の隅より現れた


小さな神々の声と 文字により残された諍いの汚さを恥じ

麗しき黒白の妻夫はやっと諍いを止めた



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