表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/8

新たな始まりと出会い

「…………っ!!」

私は、お腹にすごい痛みを覚え起き上った。しかし、あたりを見渡してみると、見たことのないような部屋におなかを確認しても、剣で刺されたような傷跡はなかった。


(おかしい。ここはどこだろう。)

と、そう思っていると、突然部屋のドアが開いた。


「お嬢様、目が覚めたのですね。」

と、侍女が一人入ってきた。それから、ベットで寝ている私に近づいてきて、額に手を当てきた。

「どうやら、熱は引いたようですね。誰か人を呼んできます。」

といい、部屋を出て行った。


ここは、どこだろうと部屋の中を見渡しても、やはりわからず、どうしようかと迷っていた所、頭に声が響いた。

(誰よ、あなた。どうして私になっているの)

「え、誰?」周りを見渡しても、誰もいない。

「私はここよ。あなたの頭の中にいるの。というより、なぜあなたは私の体を使っているのかしら。」頭の中に声が響いた。


「頭の中に声が響いてくる。あなたはこの体の持ち主なの。」

「そうだけど、あなたは誰なの。どうして私の中にいて、私の体を使っているのかしら。」

「わからない。どうして私がここにいるのかもあなたの体を使っているのかも。」

「そう。まあそれは後で考えるとして、どうにかあなた私と変われない?多分だけど、今からお母様が来ると思うのっだけどあなた対応できるかしら。」

「……無理ですね。どうにかやってみましょう。」

私は、体を休めるようにして眠るようにした。


そしたら、今度は私が頭の中にいるような気がして、いま体を動かしているのは、体の持ち主の子だ。


「そういえば、私はあなたの名前を知らないのだけど、なんていうのかしら。」

「私はサリア。あなたは?」

「私は、由緒正しいティルロッテ王国宰相を代々務めているカルネージ家。その一子、長女リンネ・カルネージですわ。」

と、自己紹介を終えたところで、ドアが叩かれた。


それから、返事をする暇もなくお母様が部屋に入ってきた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ