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後編

紅い雪の降る中

終わりへと確かに続いていく……

 門番に“『紅雪症』の検査機器の修理費”を握らせ、数年ぶりの『ユートピア』に僕らは入った。


 『ユートピア』の僕のイメージはコンクリートジャングルで、高層ビルがドームの上まで伸び、映像で作られた青空に覆われた、無機質ながら人間の温かみがある都市だと覚えていた。

 だが、今は黒い荒廃した都市へと変わっていた。空の映像は映らず、その向うの黒い暗泥とした雲が見え、ドームに積もった赤い雪は赤黒くなって少ない日光を更に無くしている。崩れたビルがいくつも横たわり、道路は沈下や隆起で崩れてまとも通れる場所はほとんどなく、ただでさえ無機質な都市は更に無機質に、都市そのものが廃墟となっていた。


「酷い……。何があったらこんな状態に」


 とここで脳内に明るい声が響く。


『もっしもーし。応答ねがいまーす!』


 日比谷だ。彼の能力はテレパス、つまり、脳に直接話しかけることができる。こういう時はそれぞれが個別に行動しても彼を中継して情報をやり取りできる。ありがたい能力だ。


「日比谷、こちら金城。聞こえてる」

『ほいほい、金城っち、事前の情報では『デウス』は地下じゃなく、都市の中央のタワーに居るみたい。しかも屋上だって~。スナイプできないねぇー』

「殺しに来たんじゃない」

『へ? 六法さん曰く、殺さなきゃならなかったら殺してもOKって言ってたよ。研究成果は別にあるだろうしそれを探せばいい、だから最低でも』

「死なないように、だろ?」

『うんそれ。さすが金城っちだね』


 崩れて不安定な足元を超えて、他のメンバーと一緒に都市の中央にそびえる塔を目指す。たしか、役所として役目を果たしていた塔だ。500mほどの高さが有ったはずだ。記憶にある限りでは青空を支えるかのように佇んでいたが、今見ると黒い空と合わせておどろおどろしく威圧感があるように思う。



 そう言えば、人が居ない。気になって僕は日比谷に聞いてみた。


「日比谷、『ユートピア』に人が見つからない。なぜか鯉藤さんに聞いてみてくれないか?」

『……あー……んーとね、どうやらその『ユートピア』はもう人が居ないみたい』

「どういうことだ?」

『色々政治のミスとかも有って、残ってる人はごく僅か。地下に潜ってるらしいけど100人に満たないって。あとは憲兵がちらほら。そりゃ門番の憲兵も賄賂でほだされるよね』


 僕は嫌な予感がした。


「違う、ならなんでそんな場所に『デウス』が来てるんだ?」

『……ああっ!』

「くそっ! 日比谷、点呼を!」

『了解、ちょっと待って!』


 少しの沈黙。静寂の中に僕の心の臓の鼓動だけが聞こえる気がする。自分の呼吸音が耳元で聞こえる。


「日比谷?」

『逃げろ! 全員散開! 『デウス』は塔に居ない!』

「そう、俺様は塔になんぞ陣取ってない!」


 背後で、いつか聞いた声が聞こえた。

 振り返った僕の目の前に居たのはいつか映像で見たあの男……『デウス』だ。『デウス』は僕を指さして言う。


「じゃあな、坊主。パパからの贈り物、ゲームオーバーだぁ……ははははは!」


 男の笑い声と共に男の指先から光が放たれる。咄嗟に右目で見きるが、光の速度には追いつけない。首を光がかすり、熱さと共に痛みが与えられる。

 『デウス』は笑いながら言った。


「良いぞ! ラスボスに出会ったのに一撃で死なない! さあ、仲間を呼べ。勇者を呼ぶんだ! その勇者がいつか俺様というラスボスを倒せるようにドラマチックな演出をしてやろう!」


 どうする? なにが出来る? というより、指先からビーム? これも『紅蓮』によるものなのか? そもそも光なんてどう避ければ……

 そんな考えとは裏腹に腕は動き、背負っているカービンを構える。が、それより早く光が銃身を切る。

 舌を鳴らしながら『デウス』が言う。


「残念……それじゃ自慢の狙撃は出来ないな」


 『デウス』は僕をしばし見つめたあと、にたにた笑いながら言った。


「よし、お前、自害しろ」

「!?」

「自害だよ自害。自殺しなさいって言ってんの。さもないとね……」


 すこし離れたところで悲鳴が上がる。


『ああ! 仲間が、仲間が……どうしよう、どうしよう』


 頭の中に日比谷のパニックを起こした声が響く。僕はそれに極力殺した声で答える。


「兼澤さんを呼んでくれ……極力早く」


 僕らは『デウス』をなめていたのかもしれない。これは……捕縛なんて出来る相手じゃない。


「ほら、早く、どうした?」


 目の前の男がおもちゃで遊ぶ子供のように僕を見る。その背後で、いくつかの銃声の後にまた悲鳴が上がる。


「あ! 俺様としたことが……そうだよな。自害の為のアイテムがないじゃないか」


 『デウス』は仰々しく額を抑えながらうめいた。そして、懐からナイフを取り出して眺めながら言う。


「コンバットナイフだ。良いナイフだろう? こういう刃の厚いナイフはダークと呼ばれてるんだ。ほれ、コレで自分の首を刺せ」


 僕の足元にナイフが投げ込まれる。僕はゆっくりとしゃがんでそれを拾い上げる。兼澤さんはまだ来ない。


「早くしろよ。待たせるなぁ、少年」


 また悲鳴が上がる。


「早く、早くしろって!」


 更に悲鳴が上がる。


「ああもう面倒だ! やめだ! 死ね!」


 『デウス』がまた指を僕に向ける。避けようと構えるが、体は目の与えるイメージに追いつかない。光が僕の胸をめがけ走ってくるのを右目はとらえているのに……

 だが、その光は僕の前で弾けて消えた。


「待たせたな。俺が居る限り、仲間に手は出させない!」


 兼澤さんだ。『デウス』の後方数メートル先に現れ、その能力で『デウス』のビームを弾いてくれた。彼の能力は『自分の視界内で彼が身内と認めた者は致命傷を受けない』という能力だ。この能力なら……


「なるほど、それで俺様のビームを防いだわけか」


 !?


「なんで能力の事を知ってるか、って顔してるな。忘れるな馬鹿ども! 俺様は神だぞ! 『デウス』だ! 『紅雪症』も『紅蓮』も俺様の手のひらの上だ!」


 『デウス』の背後で道路が隆起し、兼澤さんの視界を防ぐ。そして、気が付けば、僕は胸に熱を感じ、体から熱い物が噴き出るのを感じた。『デウス』の指先が煌めき、僕の視界が赤く染まる。にやけた男の顔を見ながら、僕は自分の体が動かなくなるのを感じた。






 なにが起きた。

 そうだ。『デウス』に撃たれたんだ。……死んだのか?


「いいえ、まだですよ」


 真っ白な空間に幾何学な模様が、万華鏡のように空間一面に広がっている。一定のリズムで空間の模様は変わっていく。赤、黄、紫、緑、青……ここはどこだ?

 そして、目の前には小さなカフェテーブル。ディーポッドとティーカップが二つ。テーブルとセットであろう二脚の椅子のうち一つ、僕に近い方は空席。もう一方には……


「君は誰だ?」


 どこかで見覚えのある少年が座っていた。少年はティーカップに紅茶を注ぎながら答える。


「もうすでに会ってますよ」


 どうぞ、と紅茶を空席の前に置き、僕に席を勧める。

 僕はなおも刻一刻と模様を変える空間の中を歩き(地面が有るのか無いのか分からないが『歩いた』と思う)席に着いた。


「もう会ってる? 君は……」


 少年は紅茶を口にしながら言った。


「あなたはここで死ぬべきではありません。ぼくは是非あなたに生きていてほしいのです」

「……でももう……」

「いいえ、ぼくにはあなたを延命させる術……『紅蓮』が有ります」


 そういって、僕の目の前に置かれた紅茶に視線を移した。


「この紅茶は?」

「恐怖とは逃げるためにあるのではありません。立ち向かい、乗り越えて力にするために有ります。……この紅茶は、その手助けをするものです。今一度、『デウス』に立ち向かうつもりなら、どうぞ一服」

「……飲まなければ?」


 少し沈黙の後、少年は表情を変えずに言った。


「死にますよ、このまま。あなたも、お仲間も……」

「選択肢は有ってないようなものだな」


 うすほんのりと紅く色づいた液体は、鼻孔に苦味と薫風を与え、かすかにその向うに甘みのある香りを届ける。

 紅茶を飲み込んだ直後、少年が言う。


「ぼくの母は……飲んでくれませんでした。『死んだ方がマシ』だったのでしょうか?」

「それは、どういうこと……!?」


 突如、喉のあたりに痛みを感じ、僕は席を立った。更に胸のあたりに熱を感じ、掻き毟りたくなる痛みが体中で暴れまわる。

 なにをした、と口にしようとしたが口からはうめき声だけが出た。


「ああ、安心してください。今生き返ろうとしてるんです。死ぬのが痛かったように、生き返るのも痛いんです。生きてください。あなたと現実で会えるのを話せる未来を待ってます」


 僕の意識は暗闇に落ちていった。



 ?


 違和感を感じる。この感覚は昔味わった。

 そうだ……これは……


 僕の意識は暗闇から冷たい黒い空の下に帰ってきた。刺すような空気が心地よい。体に重力を感じる。重さが魂の存在を体に教えている気がして、思わず口から感嘆の吐息が漏れる。

 その様子を目の前の男は驚きながら見た。その男の前には兼澤さんが横たわっていた。同じように驚きの表情で僕を見ている。

 僕は、どうやら生き返ったらしい。


「こいつは……ははっ! すごいぞ! そうか、あの子供の力だな! そうなんだな! お前が、お前が主人公に選ばれたんだな!? なんて……なんてウラヤマシイィイイイイイイイイ!」


 『デウス』が指を僕に向ける。だが、僕の右目はその光の軌道を見ていた。遥か先の未来を、異形化した右目が見据えているのを感じる。体は右目が与えるイメージ通りに動き、光を避けることすら容易にする。

 そして、同時に右目があらゆるものを見る。僕は“目の前の”『デウス』に言う。


「見つけたぞ。“お前”を」


 『デウス』の表情が焦りへと変わる。

 先の切れたカービン銃をゆったりと歩きながら取る。その際、何回か傍を熱源が通り過ぎるが、すべて見えている。なるほど、これが、あの少年のくれた紅茶の力か。

 そのままカービン銃をはるか遠方の塔の天辺、その展望室の更に奥にあるコンピュータに狙いをつける。

 それを阻止しようと『デウス』が躍起になるが、忘れているようだ。兼澤さんの視界に入るように気を付けながら、僕は『デウス』の本体、塔の展望室コンピュータを射抜いた。

 人類を混沌に落とした男『デウス』は絶叫と共にその姿を光に変えて消えていった。


 僕は兼澤さんに手を貸し、なんとか起き上ってもらう。どうやら怪我をしているらしい。血だらけになりながらふらふらと僕の肩につかまる。兼澤さんは僕に鏡を向けながら言った。


「すごいな……どうなってる?」


 鏡に映った僕は顔の右半分が異形化し、右目は金色に輝いていた。


「死んでパワーアップ……ってことですかね」


 疑問の表情を浮かべる兼澤さんを脇目に、日比谷に話しかける。


「日比谷、終わったぞ。……これから戻る。色々言わなきゃならないことが」

『金城っち……? ごめん、帰ってきたら……駄目だ……』

「日比谷? 何だ? なにが有った!?」


 日比谷の声は弱々しく、その言葉を最後に一切反応しなくなった。

 逆に無線に声が入る。六法さんだ。だがその様子はおかしく……


「ああ、金城くん……この赤ん坊、すごいぞ……」

「六法さん? 今、セーフハウスでなにか起きてます、日比谷が」

「日比谷くん? ああ、今ボクが殺したところだ。君らも早く帰っておいで。ボクに殺されにさ」

「な、何を言って……」

「さもないと、鯉藤さんに霧宮くんを食わせるよ。やっとわかったんだ。『紅雪症』の全てが……これで異形化も思いのままだよ……」


 僕は、放心状態の兼澤さんを連れてなんとかセーフハウスまで戻ることにした。とにかく、状態を確認しないと……





 セーフハウスは酷い状態だった。前の清潔な白の通路は、外の紅の雪に塗れたかのような赤に塗れ、そこらじゅうに『ディストピア』のメンバーが様々なもので貼り付けにされていた。しかも“部分的”に。

 酷い光景に吐きそうになりながら、僕は六法さんを探した。兼澤さんの出血が酷い。きっとこれはなにか悪い冗談だ。そうに違いない……兼澤さんの治療をしてもらわないと……


 そう思って医務室のドアをあけると、そこには『スカーレッド』が三体、泣きながら震える霧宮と赤ん坊が入った保育器、日比谷を含む数人の死体。そして、血にまみれ笑っている六法さんが居た。


「ああ、兼澤くん。怪我してるのかい?」

「六法さん、これは一体……?」


 兼澤さんがふらふらと僕のそばを離れて六法さんへ近づく。足を引きづりながら、その体を六法さんへ投げ出すようにもたれ掛りながら言う。


「あんたが……こいつらを殺したのか?」

「うん。『紅蓮』はボク一人で良い。そう考えたんだ」

「どうして、殺す必要が……殺さなくたって……」


 兼澤さんが力のない拳を振り上げるが、もたれかかった兼澤さんの背中から血が吹き出し、六法さんが微笑みながら言う。


「話聞いてたかい? 君らは要らない、そう判断したと言ったんだ」


 兼澤さんは数回体を震わせた後、そのまま地面に倒れ込んで動かなくなった。

 六法さんが言う。


「君たち『紅蓮』を調べていれば『紅雪症』について知れると思った。だが、それよりずっと良いものを見つけたんだ。この子だ。この子の母体はすでに『紅蓮』だった。それ故にボクらみたく後天的な『紅蓮』じゃない。生まれながらに『紅蓮』なんだ! すごいだろう!!」


 六法さんに僕は先の切れたカービン銃を向けた。


「いやはや『スカーレッド』を使ってこの連中を引き入れたのは正解だった。『デウス』が得ていた情報をジャックして、この子が『ユートピア』を追い出されるように仕組んだのも苦労したよ。でももうその苦労も報われた! 素晴らしい発見だよ!」


 そして、僕に手を差し出して言う。


「そう、君もね。この子供の『紅蓮』影響だろう? その体を調べさせてくれ。さもないと、この『スカ―レッド』が君の目の前で霧宮くんを食い殺すよ。どれだっけな? どれかが鯉藤さんだったよ」

「このっ……」

「抵抗するのかい? ああ、そう、じゃ、いいね」

「よせやめろ!」


 僕の声も虚しく、目の前で『スカ―レッド』の爪が霧宮を貫いた。

 そこで六法さんが手で合図し『スカ―レッド』を止める。


「まだ助かる……あとは分かるね?」


 僕は、銃を捨てた。


 その時だ、右目が何かをとらえた。ぼんやりと、だが確かにそれは目に見えた。

 “この後、六法さんは杭打機で僕の体を打ち付けてくる”


 直後、六法さんはどこからか取り出した杭打機を白衣越しに撃ってくる。だが、その軌道は見えてる! 僕は即座に銃を拾い上げ、すぐ傍の『スカ―レッド』の頭を吹き飛ばす。銃底から発砲の衝撃が肩に響くなか、そのまま先の切れたカービン銃を霧宮の体を貫いている『スカ―レッド』へ投げつける。先のとがったカービン銃は『スカ―レッド』の腕の腱を貫き、霧宮が床に投げ出される。視界の外だったが、もう一体の『スカ―レッド』が背後に迫っているのを感じ、懐から『デウス』から投げつけられたナイフを取り出し、背面で心臓を貫いた。重くのしかかる『スカ―レッド』が最後の抵抗と僕の顔を引っ掻く。がそれだけだった。

 『スカ―レッド』の死体を脇に落とし、六法さんへ向き直る。


「ま、まさに……すごいよ! すごい、金城くん、君の眼は千里眼に、未来さえ見通せるようになったのだね。感動だ……! やはり『紅蓮』は優れた種族だ! ただ……君が選ばれたことだけが気に食わない!!」


 六法さんにとって渾身の攻撃だったろう。セーフハウスの天井を突き破って、奇怪な黒いオブジェが僕の居た場所を貫いた。だがそれより早く、僕は六法さんの胸にナイフを突き刺していた。

 六法さんは僕の顔を抑えながら言った。


「口惜しい……この右目、やはりうらやましいよ……肉親だからか……くそぅ……『必要な物』として作るべきは……」


 六法さんは口から血を吹き出し、動かなくなった。

 僕はそのまま霧宮に傍に行った。

 霧宮の傷の具合を確かめる……傷は脊髄と肺を貫いているようで、霧宮の視線はどこかをひたすらに眺め、呼吸は荒い。


「霧宮、霧宮、しっかりしろ!」

「……が、い」

「なに? なんだ?」


 血に塗れた手で、霧宮は僕の顔の右半分を優しく撫でて、確かに言った。



 お願い……



 僕は血で滑る彼女の手を握って、強く頷いた。





 その後、僕は赤ん坊を抱えてセーフハウスを出た。外は相変わらず静寂の中、紅の雪が降る。黒い空の下、僕は歩きはじめた。まずはこの子の安全を確保しなくては……僕は一路、他の『ユートピア』を目指した。


本当にもうしわけありませんでしたっ!(土下座で地面に穴を掘るの図)


うん

総文字数15299……やりすぎや……

いやだって

ここ最近の一週間チャレンジボロボロやってん

巻き返し図りたかってん……すみません


結果こんなにボリューミー……すみません



お気づきとは思いますが

赤ん坊の母親は主人公金城の双子の妹です

霧宮とは逃亡中に出会っただけ、という設定です。霧宮は『紅雪症』でもないのに巻き込まれてしまったかわいそうなお人です

なので、赤ん坊の『紅蓮』、『夢を渡って『紅蓮』の魂に直接作用する能力』の対象にはなりませんでした

あるいは、赤ん坊のはるか未来の存在が、夢を渡ってタイムスリップをし、一時的に作用したのか……

ともあれ、赤ん坊の力の強大さはそれまで正義漢であったはずの六法という男すら狂わせてしまいます。彼が狂ったのはここ数か月、赤ん坊が生まれてから、という設定です

なので兼澤や日比谷は咄嗟に受け入れられなかった、ということですね


『デウス』が自身を電子化しているのは最初から設定で有りました

実質その姿、アバター? 立体映像? は無敵なので金城君が居ないと詰んでました


今回カットしたのは『ユートピア』に入る前の門番を買収するシーンと

最後に赤ん坊に主人公が双子の妹の名前から名前をとって名付けるシーンでした


さりげなく

鯉藤さんの養子の娘=金城の双子の妹

という構図が浮かばずちょっと苦戦しました

じゃないと親子の再開で話がそれちゃいましたからね



長くなりました

ここまでお読みいただき誠に恐縮

ありがとうございました

お疲れ様でした

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