恋愛小説家がゆく(二百文字小説)
私は希代の恋愛小説家。
悲恋、純愛、略奪愛と何でも手がけるし、全部大ヒット。
最新作に映画化の話が来た。
私は承諾する代わりに条件を示した。
提示された俳優と女優の起用は白紙にする事。
ましてや演技のイロハも知らないアホなアイドルを使うなど論外。
スタッフ達は「検討します」と言って帰った。
数週間後、先日提示されたのと同じ出演者で別の作家の小説の映画化が決まった。
この世界で一番力があるのが誰なのかよくわかった。
私は希代の恋愛小説家。
悲恋、純愛、略奪愛と何でも手がけるし、全部大ヒット。
最新作に映画化の話が来た。
私は承諾する代わりに条件を示した。
提示された俳優と女優の起用は白紙にする事。
ましてや演技のイロハも知らないアホなアイドルを使うなど論外。
スタッフ達は「検討します」と言って帰った。
数週間後、先日提示されたのと同じ出演者で別の作家の小説の映画化が決まった。
この世界で一番力があるのが誰なのかよくわかった。
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