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ロードオブ名古屋

作者: 水室二人
掲載日:2021/07/05

 ゲームで学ぶ、生存戦略?

 VRゲームが実現した場合、やって欲しい事の一つです。


 これは、運転訓練シュミレーションです。


 VR空間に、機械の声が響きます。


 指示に従い、運転席に座ります。

 普通車の、運転席です。操作して、準備をします。


「これから、こちらの指示にしたい目的地に移動してもらいます」

 ナビ画面が点灯し、目的地が映し出されます。

「道路上は、大変危険な状態です、訓練が目的なので、路上には、悪意を持った存在が多数存在します」

 物騒な事を言っています。

「この車は、非常にもろく、危険な物資を運搬していると言う設定です。ミスをした場合、爆発炎上します」

 物凄く、物騒な事を言っています。

「まずは、練習です」

 こちらの不安を無視して、実習は開始されました。


「100メートル進んでください」

 信号待ちの状態です。対向車はいません。後ろも、視認できる範囲で車はいないです。

 前方を、車が通り過ぎます。

 信号が、青になりました。

「うごぉ」

 アクセルを踏んだ瞬間、あわてて急ブレーキをかけます。

 前方を、信号無視した車が通ります。

「悪意を持った存在か・・・」

 実際問題、良くある事です。発信前に、左右の確認は必要です。


「合格」


 無事、100メートル進む事ができました。

「次も、100メートル進んでください」

 同じように、信号待ちした状態に戻ります。

 2車線の道路です。右は右折専用の車線で、車が数台止まっています。

 自分の後ろにも、車が止まっています。車間距離が狭く、微妙に嫌な感じです。

 対向車はありません。

 信号が青になります。

 左右を確認。車はいません。

 後ろの車が、青になる前から、接近していましたが、じっと我慢しました。

 それでも、嫌なので、加速を強めに行います。

「えz?」

 それは一瞬の出来事でした。

 右側の、右折車線の車が、直進しました。

 そのまま、前に割り込んできます。

 こちらは、後ろに気を取られ、加速していたので、軽く接触。

 次の瞬間、車は爆発炎上。

 ゲームオーバーとなりました。


 「そんな馬鹿な・・・」


 悪意ある存在と言っても、これは酷くない?

 その後も、色々と理不尽な目に合いました。

 初見殺しといっていい理不尽な行動の数々。危険な道、無理な運転。

 研修後、受けた人たちとの話し合い

 ほとんどの人は、理不尽だと文句の嵐。


「こんなの、当たり前の日常だよ?」

 一部の地域の人間は、そう語る。

 おろるべし、名古屋。


 日々戦場。

 それが名古屋の路上です。

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