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転校生

【転校生】


2015年 4月11日


 この展練村に越してきて4日たち、やっと家のものがそろってきたとはいえ俺はまだ寝袋で寝ていた。


母(六郎ー、明日 学校ね)


っと釘を刺されていたので逆に今寝れないところで……



チュン      チュン    チュン     チュン


六郎「うわあああああああぁぁぁ。遅刻したああぁぁ」


呆れ顔の母を尻目に学校初日、開始早々遅れてくるなんて

多分…いや一生この島で笑い者になってしまううぅぅぅぅ


走って学校に行く、幸い3日前に学校のルートはわかっている。とはいえやはり慣れない島の盆地の地形と、何より初めての道と焦っている今の心情ではもう右往左往するしかなかった。


ハァ………ハァ………息を切らして学校手前、腕時計もまだ間に合う………!

熱中症寸前のような体温とそれに伴ってふらふらになった頭をかかえて、歩くが…………………… ドォン


六郎「いってぇぇぇ………」


???「いたたたた……………」

俺がぶつかったのは褐色の灼けた肌と青みがかった黒髪の

女の子とぶつかった。


???「ごめんなさい…!今急いでいて!」

………と、言って猛ダッシュで学校に向かう女の子。

もしや一緒の学校か?………というかこの村には小中校が一つしかない。

六郎「はぁ。まあいいか…俺も行こう」


キーンコーンカーンコーン


先生「はい!皆さん。今日は転校生が来ています!

どーぞー、入ってきてー」


ガラァ


六郎「みなさん、どうもこんにちは。永崎六郎(ながさき

ろくろう)です。よろしくお願いします」


アーーーーーーキョウブツカッテキタヒト!!!!!


(こんなテンプレみたいな出来事…あるんだな…)


先生「じゃあ!永崎くんは………中通さん。お隣ね!」


継子「あ!はい。」

スタッ  スタッ

継子「初めまして、中通です。中通(なかどう) 継子(けいこ)

六郎「どうも、永崎です。よろしくお願いします」

L

L

L----------休み時間------------


???「ねぇ!君、角でぶつかった子よねぇ」

六郎「あっはい。あの時はすいません」

つばき「私、つばき。福江 つばき(ふくえ つばき)!

よろしくね!」


(やけにびっくりマークの多い子だな)

ふぅ


なにはともあれ、楽しい学校生活になりそうだ。





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