第97話 アイカの天国にいる両親への手紙
次話を読んでいただきありがとうございます。
軽めなので、簡単に呼んでください。
アイカの天国にいる両親に、ディオスの所で暮らしている様子を伝えたいとしたら、レベッカが手紙を書きましょうと一計を案じて、アイカは手紙を書いた。
天国にいるパパとママへ
ママ、パパ
アイカは約束通り、生きています。
パパとママ、おばあちゃん、そして皆を殺した酷い人達は
新しいパパが、すごい力でなぐって倒してくれました。
今、新しいパパとママ達の家でみんなして暮らしています。
新しいパパは、あーりしあのだいえいゆうという、すごいひとで
いっぱい色んなモノを作ったり、よく、魔法の実験とかで、
広い場所で実験すると、何時も失敗して、氷のお山を作ってしまい
頭を抱えて叫んでいます。
新しいパパが困っていると
みんなと一緒に氷のお山をけずったりして、遊んでいます。
新しいママ、クレティアママは
何時もニコニコして、毎日、パパとやる武術の訓練をすると
今日も、きっちり出来てよろしいって、頭を撫でてくれます。
新しいママ、クリシュナママは
泣いたりしていると、となりに来て抱き締めてくれます。
とても、暖かいです。
新しいママ、ゼリティアママは
色んな事をいっぱい教えてくれます。
ゼリティアママの家は、パパの家よりもっと大きくて
本がたくさん入っている大きな部屋があって、みんなして
ゼリティアママから、勉強を教わっています。
あと、新しいパパの魔法の先生のソフィア様は
色々ととパパと一緒に魔法を教えてくれたり
そのお供のナトゥムラさんや、マフィーリアさん、スーギィさん
もいっぱい遊んでくれます。
あと、新しいパパとママ達には、赤ちゃんがいて
三人の赤ちゃんをだっこすると、赤ちゃん、みんな喜んでくれます。
天国にいるパパとママには、わたししかいなかったけど
ここではいっぱいの弟と妹がいて、楽しいです。
ここではみんな、わたしと同じ事になってきたみんながいます。
天国のパパとママへ、みんなのママとパパへ伝えてください。
みんなフェル、リティア、アル、ダンロ、ティダ、シャルは
新しいパパの所で楽しく生きていますと。
天国にいるパパ、ママ、アイカは元気で楽しく
生きています。心配しないでください。
また、手紙を書きます。
それと、天国にいる神様へお願いしてください。
新しいパパとママ達に新しく赤ちゃんをおくってください。
アイカは、一人っ子だったから、もっと弟と妹が欲しいです。
アイカはレベッカに天国への手紙を渡した。
レベッカは微笑みそれを受け取るとアイカが
「これで、天国にいるパパとママは安心するのかなぁ?」
レベッカは肯き
「はい、間違いないです」
アイカは微笑んで
「うん、良かった」
そこへ
「おーーーい アイカ!」
ディオスが顔を見せる。
「ゼリティアママの家に行くから、準備してくれ」
「うん!」
と、アイカは肯き、ディオスの元へ走った。
ディオスが続くとその後に、フェル、リティア、アルナ、ダンロ、ティダ、シャルが続き、女の子のフェルとリティアが、ティリオとリリーシャの乗る乳母車を押していた。
屋敷の外でプ、プーと大きな長いリムジンの魔導車が来る。
その傍にはセバスとゼリティアがいた。
「さあーーー みんな、行くぞーーー」
ゼリティアが呼び掛け
『わぁぁぁぁぁーい』
と、子供達が乗り込んだ。
これから、家族揃ってオルディナイトの第二巨大工場へ見学へ行くのだ。
そこでは、魔導車の基幹部品や、魔導車を組み立てしたり、沢山の魔導操車も作っている。他にも金属を溶かして合金にする巨大溶鉱炉や、とにかく、目白押しだ。
それをレベッカは見つめて
「いってらっしゃいませ」
と、お辞儀で見送った。
子供達が窓から手を振った。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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ありがとうございました。




