第94話 王都御苑の戦闘
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あらすじです。
ディオス達の張った罠にまんまとひっかり、多くの不法の愚か者達があつまる。
それとの戦闘を開始して、圧倒的な力でディオス達は制圧、だが…そこへゾルトリアの刺客となったアイカ達子供達が迫る。
夕方、ディオスは色々と支度をして屋敷から出る。
魔導タクシーに揺られて、目的地、王都御苑へクレティアとクリシュナと共に向かう。
簡単な魔導鎧を装備する三人。
それに魔導タクシーの運転手が
「何か、あるんですか?」
ディオスが
「夜間に訓練をするんですよ」
運転手が
「へぇ…流石、アーリシアの大英雄。訓練を欠かしませんねぇ」
「いやいや」
と、謙遜するディオスの内心は
いや、犯罪組織の殲滅をするんだよねぇ…。
魔導タクシーは目的の王都御苑に来る。
ここは、午前の時間だけは、市民に解放されて散歩や観光スポットになっている。
午後は維持の為に、閉じられ確認の人が仕事を終えると、夕方には誰もいなくなる。
ディオス達は、その門の鍵を開けて中に入る。
人の隠れている気配はしない。
まあ…夜間訓練だから…集まっていないよねぇ…。
そう思ってここの中心へ向かう途中、門をよじ登っている者達が見えた。
クレティアが
「どうやら…さっさと入って早めに動こうって連中がいるみたい」
クリシュナが
「連絡によると…続々とバカな連中が集まって入っているそうよ」
ディオスは呆れ笑み
「こんなにも宣伝効果があったんだね」
クレティアが
「ゾルトリアの連中が、倒せる秘策があるって情報を流していたからね」
クリシュナが
「まあ…アナタを倒したとなれば、箔が付いていいんじゃない。どうせ、粉微塵に潰されてアナタの箔にされるのだけどね」
ディオスが
「その…色々と魔法を…」
クレティアが微笑み
「ええ…いいわよ。思いっきりやっちゃってダーリン」
クリシュナが微笑み
「半殺し程度までね」
「よし!」とディオスは、腕を曲げてガッツポーズした。
色々と考えていた魔法を試せるぞ!
ディオス達は、王都御苑の真ん中に来る。
バキバキとディオスは指を鳴らして楽しげに笑む。
そう…最近作った、とある魔法が試せると…嬉しげでその笑みはまるで、獲物を前にした肉食獣のようだ。
夕暮れがやがて闇に変わった次に、ディオス達へ数多の殺気が集中する。
ディオスを咬み千切ろうと集まった愚かな獲物達…犯罪者達は、草陰や木の陰に隠れて様子を窺っている。
クレティアが小型魔導インカムが入っている耳を押さえる。
「ダーリン…ソフィア様から、もう…包囲したから初めていいって」
ディオスは、倒れた木の幹に腰を下ろしていたが…立ち上がり
「さあ…ハンティングの時間だ」
クレティアとクリシュナは目を輝かせる殺気を纏い
”タケミカヅチ二式”
”カグツチ二式”
クレティアは雷の神格をエンチャンして、クレティアは炎の神格をエンチャンして、人外な疾走で、草陰や木々に隠れる愚か者達へ宣戦布告した。
クレティアは全身が稲妻であり、武装犯罪者を切りつけた瞬間、高電圧によって犯罪者は吹き飛んだ!
「クソッタレぇぇぇぇぇぇぇぇ」
と、犯罪者達が魔導銃や、魔法を放つも稲妻の速度で軽々と避けて、雷の一閃にて吹き飛ばす。
ぎやああああああああ!
愚かな犯罪者達の悲鳴が響く。
クリシュナは、炎の神格をエンチャンして、両手にククリを握り、その一閃が触れただけで、爆炎が噴き出し、犯罪者達を弾き飛ばす。
炎を纏って、愚か者達は空を舞う。
犯罪者達は魔法や、魔導銃を放って攻撃するも、超高熱の炎によって起こる空気の壁に全てがクリシュナに触れる前に弾かれる。
業火の如きクリシュナは、疾走し犯罪者達を始末する。
ディオスは…。
ディオスを狙う犯罪者達は、ディオスに向かって魔導銃の銃口を向ける。
ディオスは頭を右に傾け、不気味な笑みを浮かべる。
「テメぇぇぇぇぇ 何がおかしいんだよ!」
犯罪者達が吠える。
ディオスは
「憐れだ。地道にがんばって生きていれば、幸せに暮らせるのに…。ああ…金が命より大事なクソ共だったなぁ」
”フェンリル二式”
ディオスは神格を降ろす魔法を発動させた。
ディオスは、クレティアとクリシュナより、スキルを伝染されている。
クリシュナの神格召喚のスキルが使えて、さらにクレティアのアクセラレーションという加速のスキルも使える。
その二つのスキルを合成して使える魔法を構築していた。
ディオスの全身が変貌する。
服や鎧、魔導士ローブが変貌して、漆黒の鋭利な鎧に変わった。
その意匠は、漆黒の狼のようだ。
ディオスは鉤爪の両手を掲げ、鉤爪の鎧の脚部で地面を抉るように疾走する。
「アアアアアア!」
犯罪者達が魔導銃を放つ。
その弾丸が、ディオスの漆黒の狼鎧に接触した瞬間、黒い球体が弾丸を呑み込んで消す。
「クソがーーー」と剣で切りつける犯罪者。
だが、その剣を漆黒の鉤爪でディオスは粉砕する。
剣の刃が、ディオスの鉤爪に接触した部分だけ削られている。
「え!」と戸惑う犯罪者の顔をディオスは、鉤爪の手で握ると、犯罪者の両手足がデタラメな方向に捻れ
「ぎゃあああああああああ!」
激痛に悲鳴を上げて犯罪者は失神した。
折られた訳ではない。
関節という関節が外され、デタラメに回された痛みで気絶した。
両手足の全ての関節が外された犯罪者は、その場に捨てられて痙攣している。
それを見た犯罪者の連中は、青ざめて
「あああ…逃げろーーーーー」
その場から脱兎する。
それをディオスは追跡、狼のような早さで追いつき、次々と犯罪者達を掴み、両手足の関節を外しまくり、人間のだるまのようにしてしまう。
ディオスの纏っている力は、クレティアとクリシュナのスキルの合成である。
クリシュナの神格召喚のスキルで、クレティアのアクセラレーションに通じている神格の中で、何でも喰らい尽くす狼の権化フェンリルを呼び出し、それを自身にエンチャンとさせている。
フェンリルの神格の力は、ありとあらゆるモノを喰らい尽くす事。
それによって、ディオスに向けられた攻撃は全て喰い尽くされる。
さらに、触れた瞬間、フェンリルの中にある体の動きを加速する力を相手に伝えて暴走させ、両手足の関節を全て外してしまう。
ディオスに攻撃しようにも、フェンリルにて喰い尽くされる。
掴まえられた瞬間、両手足の全ての関節が外され、その激痛で気絶する。
「いやあああああああ!」
「助けてくれーーーーーー」
「ぎやああああああああああ」
ディオスが狩っている方が、沢山の悲鳴が聞こえる。
クレティアとクリシュナは、なに?とディオスの後を見に来ると、両手足の全ての関節を外され、絶望の顔で気絶している犯罪者達が横たわる道があった。
クレティアはそれを見て
「何、やっているのよ…ダーリン」
クリシュナは、ブラブラと両手足の関節が外れている犯罪者の様子に
「ここまでヤレとは…言っていないんだけど…」
二人はドン引きしていた。
王都御苑の周囲を固めている一同達、ディオスというデカい釣り針に釣られて、集まった犯罪者達を掴まえようと、魔導鎧に身を包んでいた。
レディアンの部隊、レディアンが前に立ち、その後ろに武装した部下達が並び、その中にナトゥムラとマフィーリアもいた。
一同が見つめる先から
「ぎああああああああああ!」
「た、助けてくれーーーーーー」
「あああ! いぎゃああああああ!」
犯罪者達の悲鳴が森の公園の奥から響き渡り動けない。
レディアンが渋い顔をする。
その隣にヴァンスボルトが来て
「レディアン様…突入しますか?」
レディアンは眉間を寄せて
「そうだなぁ…」
「いやあああああああ!」
悲鳴が響く。
レディアンは、阿鼻叫喚が聞こえる公園に戸惑っていると、森の中から犯罪者が走ってきた。
「た! 助けてくれーーー」
犯罪者は、一同がいる鉄格子の前にしがみつく。
その顔は恐怖に引き攣って怯えている。
レディアンが
「おい、開けさせろ」
と、鉄格子を魔法で上げさせようとしたが…犯罪者の背後からディオスの鉤爪の手が伸びて犯罪者の首を掴む。
「アアアアアア!」
犯罪者は暴れて、掲げられた瞬間、両手足がデタラメな方向へ捻れて
「ああああ! ぎっっいぎっぎぎぎぎいぎぎいぎ」
泡を吹いて気絶した。
両手足の関節が外され、その痛みで気絶した犯罪者が、鉤爪の手から離れて地面に転がる。
レディアン達は、一体何が起こったのか理解出来ず…呆然とする。
絶望の顔で気絶した両手足がデタラメに捻れて転がっている犯罪者を見た次に、その鉤爪が伸びた闇に、ディオスのフッと嘲笑いが見えた後、ディオスは森の奥へ消えた。
「お…おい」とレディアンは、部下に柵を上げさせ、気絶する犯罪者を回収させると…。
「レディアン様…両手足の関節が…全部…外れています。それによる痛みで気絶したかと…」
と、部下が状態を説明した。
レディアンは複雑な顔をして
「一体…ディオスのヤツは、どんな魔法を使ったんだ?」
ナトゥムラが不様な犯罪者に近づき
「ああ…新手の拷問魔法でも作ったのかよ…」
その隣にマフィーリアが来て
「やはり…あの手の男は怒らせると、怖いな…」
「そうだな…」とナトゥムラは笑んだ。
レディアンは、悲鳴が聞こえる公園の森を見て
「その…悲鳴が鳴り止むまで、待機とする」
レディアンの判断は、他のヴァアナや、シャリカラン、そして他国の組織にも同様の判断をしていた。
あまりにも不気味過ぎるからだ。
闇の中を走る犯罪者達、漆黒の闇と同化したディオスが、狼の如き疾走で迫る。
「クソーーーーー」
持っている魔導銃のガトリングを吠えさせるも、その攻撃はフェンリルの力に呑み込まれ消え、ディオスが追いついた瞬間、首や肩をつかまれ、両手足の関節を外す加速の力を加えられ、激痛と悲鳴と共に気絶する。
ディオスは淡々と、犯罪者達を始末しながら
おかしいなぁ…
こんなに手応えがないのか?
もしかしたら…何処かで…何かをしているのか?
それとも…来ていない?
取り止めたのか? いいや…そんな筈は…。
そう考えていると、背後から気配がして振り向く。
陸生の馬サイズのドラゴンに乗る子供が、ディオスに向かって銃のようにさせた指先を向けている。
ディオスは
な! 子供! あんな子も!
その僅かな戸惑いの隙を突いて、子供は指先からエネルギーの弾頭を放つ。
スキル
”マッハ・ダガロウ『速度加速弾丸』”
子供から放たれた弾頭は、速度を上げながら大きくなり、始めは親指サイズが、ディオスに当たる寸前には、ディオスと同じ大きさになっていた。
ディオスは身構えない。
フェンリルの力で、これが呑み込まれると思ったからだ。
だが、呑み込まれない。そのまま直撃した。
ディオスは、焦る。
まさか! 魔法ではなく、スキルか!
ディオスは鉤爪の両手でスキルの弾頭を引き裂いた。
そして、子供の向かって構えると、子供は乗っている陸生のドラゴンを走らせ、公園の奥へ行く。
「待て!」とディオスは後を追いかける。
子供は、ディオスに追いかけられながら、後ろのディオスを横見する。
ディオスには子供を追いかける理由がある。
そう、子供の額には、クレティアと時に見た奴隷の呪印がされている。
まさか…ゾルトリアのクソ共が!
ディオスはスキルを使える子供を奴隷にして、駒にするゾルトリアに怒りを覚えるも、子供の解放が先決と、子供を追う。
御苑の中心に来ると、子供を乗せた陸生のドラゴンが止まり、子供がディオスを睨む。
ディオスが
「なぁ…話を聞いてくれないか?」
と、説得を始める。
だが…周囲の茂みから、別の子供達が飛び出し、ディオスに向かって
スキル
”ギャラルホルン『音波衝撃』”
”スレイブニッダ『光の馬』”
”ギガントスダラ『巨人舞踏』”
三人の子供達がスキルを使う。
音の衝撃波、馬の形をした光、巨大な光の足
その攻撃の全てがディオスに集中する。
ディオスのフェンリルは魔法の力は幾らでも呑み込めるが、スキルの力は呑み込めない。
故に、フェンリルの引き裂く力で、その全てを粉砕するしかない。
音の衝撃波を裂き、光の馬を一閃で切り裂き、巨大な光の足へ両手の鉤爪を突き立て破壊する。
その隙へ先程の子がスキルの大きくなる光の弾頭を放つ。
「く!」とそれも何とか避けて、引き裂いた。
ディオスは子供達に叫ぶ。
「聞いてくれ! 君たちに施された奴隷の呪印を打ち消す方法を知っている! だから、頼む。言う事を聞いてくれ!」
子供達に頼み込む。
四人の子供達の額、腹部には奴隷の呪印がある。
それから解放する方法をディオスは編み出している。
助けられると子供達に告げるも子供達は、一切聞かない。
さらに加勢が加わる。
三人だ。
三人とも陸生のドラゴンに乗っている。その中にアイカもいた。
加勢する三人はスキル
”ゴルディオン『束縛の結び目』”
”クンフーリア『絶対突撃槍』”
”ドラゴルクリス『龍機創造』”
幾筋もの光の結び紐が、ディオスを絡め取る。
そこへ、光線の如き槍が伸びてディオスを貫こうとする。
ディオスは、光の紐を切り裂き脱出、そこへアイカのスキル、ドラゴルクリスのドラゴンを創造するスキルを使って作られたドラゴンが迫る。
「おおおおおお!」
ディオスは、ドラゴンに突っ込み切り裂いた。
子供達が乗っているドラゴンは、アイカがスキルで作ったモノだ。
七人の特別スキルの子供達は、アイカの陸生ドラゴンに跨がって縦横無尽の駆け巡ってディオスを攻撃する。
ディオスは、このままではやられる!と直感して、強力でもいいので、子供達を制圧する力を発動させる。
”フェンリル神式”
ディオスの纏っている漆黒の狼の意匠の鎧は、光を放ってディオスを包み、ディオスを核として灰色の光で出来た巨狼を構築した。
フェンリルの神格召喚である。
この形態になれば、スキルでも魔法でもなんでも食い尽くせる。
ゴオオオオオオオオ
神格フェンリルは吠えて、子供達のスキルを呑み込み吹き飛ばした。
そして、ディオスはフェンリルから出て、ベクトの瞬間移動で、子供を一人回収、直ぐにスキルを封じる呪印を施し、その呪印の力を強めて奴隷の呪印を焼き切る。
まず、一人解放成功。だが…それが罠だった。
子供の呪印にはとある、トラップの呪印が仕込まれ、その毒がディオスに入る。
残りの六人はフェンリルの神格へスキルを放つも、フェンリルは呑み込んで、咆吼を放って子供達を吹き飛ばした。
転がる子供達、ディオスはそれを一人一人、ベクトの瞬間移動で回収、六人を抱き締めて一カ所に集めると、六人全員にスキル封じの呪印をして、その呪印に魔力を送って奴隷の呪印を焼き切った。
七人の子供達から奴隷の呪印が消えて
「はぁ…」
と、ホッとするディオス。
アイカを含めて七人の子供達は、フェンリルの咆吼の攻撃によって気絶していた。
ディオスは、この子達がどういう子供なんだ?と、魔導収納から、精神を読み取る王冠の魔導具ネモシュを取り出し、子供達の記憶を覗くと…。
「な…!」
絶句した。
そう、ゾルトリアの連中に家族を殺されて、奴隷にされて運ばれたのだ。
そう、自分を殺す為だけに…。
一発でディオスの血管が切れた。
「クソヤロウ共がーーーーーー」
怒りで地面を殴った。
そこへ、クレティアとクリシュナが来た。
「どうしたの? ダーリン?」
「アナタ…神格を呼んだ姿が見えたけど…」
そして、ディオスの前にいる子供達を見て
「ダーリン、この子達は?」
と、クレティアが尋ねるが、ディオスが今までにない程に怒りを爆発させている状態に「え…」と戸惑う。
そこへパチパチと、手を叩いて現れる集団ゾルトリアだった。
「いや…見事なお手前ですなぁ…」
バラルが手を叩いている。
クレティアとクリシュナは仮面の集団ゾルトリアを警戒する。
ゾルトリアと対峙した周囲の地面に、数本の魔導具のクナイが刺さり、魔法効果を発動させた。
バラルが
「一応、奥様方もスキルが怖いので封印させて貰いました」
大仰にお辞儀する。
クレティアは、両手にある剣を構えて
「飛んで火に入る夏の虫 ここで終わりよ」
クリシュナがククリの両手を前に出して構え
「スキルを封じただけで、どうにかなると思う」
バラルが
「残念ながら、思っていません。特に貴女方、奥方様達は、お強い。剣聖、最強の暗殺者。でも…旦那様は、今…タダの能なし…」
「はぁ?」
と、クリシュナが訝しい顔をする。
ディオスを横見したクレティアが
「クリシュナ! ダーリンが…」
ディオスの背中に呪印が浮かんでいる。
そう、これが子供達に仕組んだ毒だ。
ディオスは子供達に向いたまま両手を見て
「オレの魔力とスキルの力を封じたのか…」
バラルは仮面の口元を笑み
「はい、そうでございます。ディオス様の持つ全属性の魔力を封印、さらに…奥方様達から伝染したスキルも…。如何でしょうか…」
クレティアが驚きを向け
「ダーリン逃げて!」
ディオスは魔法が使えないなら、普通の人より武術がちょっと得意な程度の中級者だ。
戦い慣れているゾルトリアには敵わない。
バラルが
「逃げるのですか? そのいたいけな子供達を残して…」
クリシュナはバラルを睨み
「このクソ外道がーーーーー」
そう、ディオスは子供を見捨てて逃げるなんて出来ない。
子供達が起き上がる。
直ぐにスキルを使おうとしたが…使えない事に気付き、怯えて七人は固まる。
その視線は怯えと警戒、恐怖に必死に生きようとする力が見えた。
ディオスは、子供達に近付く。
子供達は下がるも、ディオスは近づき優しく七人を抱き締めて涙する。
どふざけんじゃあねぇぞ!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
次話があります。よろしくお願いします。
ありがとうございました。




