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天元突破の超越達〜幽玄の王〜  作者: 赤地鎌
動く世界、なんだこれ?

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第78話 ロマリアから帰って来て

次話を読んでいただきありがとうございます。

ゆっくりと楽しんでください。

あらすじです。


ディオスはロマリアでの事件を終えて、平和にバルストランの屋敷で過ごしていた。

そんな時、ロマリアのヴィスヴォッチがバルストランの王都を家族で観光したいとディオスに相談して、ディオスは了承、ヴィスヴォッチ達家族の観光案内の筈が…ロマリア皇帝が…


 ディオスはロマリアでの仕事を終えてバルストランの屋敷にいた。

 大きな広間のソファーに赤ん坊のティリオとリリーシャを寝かせ

「ぶるるるるるる」

と、歓喜してティリオとリリーシャのお腹に額を当て二人に触れる。


「あきゃうああああああ」

と、リリーシャとティリオは嬉しげに笑い手をバタバタさせる。


「ぶるるるるるる」

と、ディオスは額を二人のお腹に当てて頭を回す。


「あきゃうううああああ」

 ディオスとの触れ合いに喜ぶリリーシャとティリオ。


 二人にメロメロなディオス。


 だが…そんな至福の時は長くなかった。

「旦那様…」

 二人と戯れる後ろで目を光らせるレベッカがいた。


 ディオスはビクッと背を震わせ

「ああ…レベッカさん…」


「旦那様…お仕事は?」

と、レベッカは鋭く尋ねる。


「ああ…その…まだ…ちょっと…」


 スーとレベッカは、赤ん坊抱っこアシスト魔法でリリーシャとティリオを抱き締め

「ティリオ様とリリーシャ様とは…お仕事が終わった後で、お戯れください」

 ディオスから二人を持って行く。


「ああ…」とディオスは悲しげに手を、二人を連れるレベッカに向ける。


 それを遠巻きでココナが見て、苦笑いをしている。


 レベッカはココナへティリオとリリーシャを渡し、ディオスの元へ戻って来て

「さあ…旦那様…お仕事を…」


 ディオスは顔を引き攣らせる。

 監視付きかい!

 そう内心でツッコムも、渋々、ファニファールの金庫から魔法シュミレーションで使う黒い魔導書を取り出し広間のテーブルに置き、別の部屋から魔導データの記載された資料と、データ用魔導プレートを取り出して、仕事に戻る。


 ディオスの仕事は何時も午後からで、魔導石を作って、その後、各研究機関が制作を要請した魔法を構築するのだ。


 魔導石生成装置は、一気に八つも生成可能となり、更に細かく結晶状態や密度を調整出来るので、当日、作っても十分な程だ。


 魔導石の生成を終えると、魔法を作る研究をするが…これが以外や…合間があったりするので、その合間にリリーシャやティリオと戯れている。


 だが…偶にその戯れが多すぎてしまいレベッカから、こうして忠告されるのだ。



 ディオスの魔法の構築は、まず…データを見ながら同時に魔導用紙に魔法陣を書く。

 ディオス本人にしてみれば、大した事ではないのだが…。

 この世界の魔法は工学的な側面がある。

 様々な魔法陣の部品を組み合わせて、魔法を作り出すのだが…。

 それには膨大な研究開発が必要とされる。

 一個の魔法を作り出す魔法陣を作るには、とんでもない労力が必要とされるのだが…。

 ディオスはそれを平然とこなしていく。

 そのレベルを置き換えるなら…。

 ガソリンがどう燃えるかというデータを見ただけで、車用の核融合エンジンの設計図が出来るレベルだ。


 ディオスの魔法に関する飛び抜けた才能を頼って、アーリシアの各研究機関がディオスにデータ提供しているのだ。


 ディオス自身は、痒いところに手が届く程度のちょっとした隙間産業くらいにしか、思っていない。


 それは、完全にディオスの思い違いだ。

 ディオスのお陰で、今まで実用不可能な魔法が次々と完成しているのだから。


 そんなアーリシアの発展の命運を握っているディオスの力を理解しているレベッカは、旦那様の仕事だけは、絶対に死守するいう鬼迫がある。

 その為にもココナを雇ったのだが…。


 ディオス本人には、全くの意識がないのだ。

 どこまでもタダの一介の魔導士なのだと…。




 粗方、魔法の構築とシュミレーションを終えたディオス。

「こんなものか…」

と、魔導用紙に記載した魔法を、頼まれた研究機関に魔導通信機を使って転送していると…ピンポーンとチャイムが鳴った。


「わたくしが…」

 レベッカが玄関へ行くと、カズキヨが二名の部下を連れて来ていた。


「ああ…カズキヨか…」

と、ディオスは顔を見せる。


 カズキヨはお辞儀して

「すまん。ちょっと頼みたい事がある」


 広間でディオスはカズキヨと対面のソファーに座って、カズキヨから渡されたデータを見て

「ほぅ…ゴーレムの関節の動きを良くする超伝導ベアリングか…」


「ああ…」とカズキヨが手を横にして「その…冷却に関する魔導回路が上手く作動しなくてね…困っているんだ」


「ちょっと待っていろ」

 ディオスは、魔導用紙に、新たな冷却の効率を上げた魔法陣を書く。


 カズキヨは眉間を寄せる。

 データを見ただけで、魔法陣を構築出来るなんて…何て男だ…。

 ディオスのとんでもない実力に、軽くドン引きしていた。


「ほい…」とディオスは、カズキヨに魔法陣を書いた魔導用紙を渡す。


「これは?」とカズキヨが聞く。


「この魔法陣は、超伝導ベアリングの状態を維持する為に、ベアリングから発生する熱を…地属性の稲妻として放出する魔法だ」


「ほう…放出された稲妻エネルギーは、地面に流すも良し、そのままコンデンサーに蓄えても良しか…」


「ああ…」


「そうか…助かった。このコンサルティング料金は…」


「オルディナイトの方へ」


「了解した。この魔導技術に関するライセンスもオルディナイトの方にだな」


「ああ…頼む」


「また、困った時は頼む」

 カズキヨは屋敷から去って行った。



 カズキヨ達が帰ったと同時に、魔導石を取りに来たディフィーレと、出掛けていたクレティアとクリシュナの魔導車が来る。

「こんばんわ、ディオスさん。魔導石を取りに来ました」

「ただいま…ダーリン」

「ただいま…アナタ」

 ディフィーレと、クレティアにクリシュナの三人が屋敷に


「おかえり…」

と、ディオスは微笑む。


 クレティアとクリシュナは、ハンターとして出ていた。

 なんでも、珍しくこの近郊でドラゴンが出現して、それの退治と、それに伴って出現する中型ドラゴンの討伐もしていた。


 ディフィーレは魔導石を持って行き、クレティアとクリシュナは、ティリオとリリーシャを抱えて、ただいまの挨拶をした。

 ティリオもリリーシャも五ヶ月を過ぎて、首もすわってきた。

 

 夕食になると、ティリオもリリーシャも離乳食と、屋敷のみんなと一緒に食べる。

 リリーシャは、普通なのだろうが…ティリオは、むちゃくちゃ食べる。

 ティリオの方が体が大きく、もう立ったり座ったりの練習をしている。

 そして、時折、棒のようなモノを持たせると…素振りのような動きをする。

 

 それを見たクレティアが

「あちゃ…。やっぱり、剣に興味あるって。アタシの血筋かなぁ…。見た目はダーリン二号なのに…」


 そう…家族で外出した時に、ティリオをディオスが抱えていると、良く交互に見られる。

 リリーシャはクリシュナに似ている。

 ティリオは目付きといい、顔の感じといいディオスと似ている。

 

 クレティアが、アタシが産んだの…と告げると、誰しもが…

「ああ…一番、旦那さんの濃いのを貰ったんだね…」

と、口にするのだ。


 夜、寝る時間…ティリオとリリーシャはディオス達のそばにあるベビーベッドでグッスリだ。

 最初の三ヶ月はよく夜泣きもしたが、夜泣きの度に、ディオスは飛び起きて、オムツ、ミルク、そして、抱えたまま一緒のベッドで寝るなんてを繰り返した。

 そうすると、ティリオもリリーシャも良く眠るのだ。

 

 それにクレティアとクリシュナは

 同じ魔導体質のディオスがそばにいると安心するのね…

 そう、思った。

 

 グッスリなティリオとリリーシャの頬をディオスは優しくソフトタッチして、ニヤニヤと嬉しそうにしていると、その背にクレティアとクリシュナが体を寄せ

「ねぇ…ダーリン…。アタシ達の赤ちゃんを大事にしてくれるのは、嬉しいけど…」

と、クレティア

「そう…私達もね。アナタが…欲しいのよ」

と、クリシュナ


 二人の呼び掛けに、ディオスはフッと笑み

「ああ…分かったよ」

 クレティアとクリシュナの二人を抱き寄せて、ベッドに向かい、明かりを消した。

 こうして、三人の触れ合いが始まる。

 もう…貪るような獣性じみたモノではない。

 じっくりとねっとりと、お互いの温もりを感じながら…三人だけの時間をたっぷり過ごす。

 これは、きっと…二人目も早いかも…とディオスは思った。


 


 翌日、午前中に通信機からヴィスヴォッチが、受話口にいるのはディオスだ。

「はぁ…バルストランの王都観光ねぇ…」


『ああ…その…お前の事を話したら、娘や息子達が会いたいと…。それに妻も日頃の礼も言いたいとしてなぁ…』

 ヴィスヴォッチだ。


「ああ…分かった。いいよ。案内したる」


『すまんな…、丁度…一週間後だが…』


「はいよ。王都の空港で待っていればいいのか?」


『ああ…すまん。恩に着る』



 一週間後、ディオスは王都の空港のロビーにいると…「お!」とヴィスヴォッチと、その娘に息子達二名と魔族の奥さんが見えた。

「おーーーーい」

と、ディオスはヴィスヴォッチ達に駆け付ける。


 ヴィスヴォッチは、ディオスに会釈して

「すまん。助かったよ」


「いいさ、ロマリアでは世話になったし」


 娘のシェルアがディオスを見て

「うわああああ! 魔導水晶で見た通りの本物だーーーーー」


 喜び、息子達のヴィジットとヴィルラットもディオスに抱き付き

「うぁああああああ! ヴァシロウスの英雄だぁぁぁぁぁ」

 嬉しそうだった。


 妻が、ディオスにお辞儀して

「何時も主人がお世話になっています。妻のミシュリアです」


 ディオスはお辞儀して

「いえいえ、こちらこそ、お世話になってます」


 息子達が

「魔法を見せてーーーー」


「はいよ」

と、ディオスは

”グラビティフィールド・アンチ”

を発動させて、無重力を楽しませる。


 息子達は大興奮して、無重力を楽しむ。


 ヴィスヴォッチは痛そうな顔で

「実は…その…別の…方が…同じくお前と一緒に観光したいと…」


「ああ?」とディオスは首を傾げ「誰?」


 ザザザザザザと規則正しい歩く軍勢の音がヴィスヴォッチの背後からする。


 ディオスは、その後ろを見ると…ロマリアの軍属達に囲まれて歩いてくる人物がいる。

「アアアアア!」

 ディオスは顔が真っ青になる。


 軍属に囲まれて歩いてくる人物とは

「久しいなぁ…アーリシアの大英雄。遺跡戦艦の時には世話になったぞ」

 ロマリア皇帝ライドルだった。


 ディオスはバカみたいに口を開けた次に、ヴィスヴォッチを掴み抱き

「どういう事だ!」


 ヴィスヴォッチは「すまん。何か分からないが…こんな事になってしまった」



 その後、ディオスはライドル達一行と共に王都観光をする。

 ライドルを守る軍属達団体という、珍しすぎる光景に、王都の人々の視線は釘付けだ。

 当の皇帝ライドルは、ヴィスヴォッチの子供達と戯れながら、王都観光を楽しんでいると…。

 一団の目の前から猛ダッシュでくる人影があった。

 それはソフィアだった。


「あ、陛下…」とディオスが手を上げた次に、猛ダッシュしてきたソフィアは、ディオスの腹にパンチした。

「ゴフ!」とディオスは唸ってその場に蹲る。


 その後、急いで走ってきたナトゥムラとスーギィにマフィーリアの三人と護衛達。


 ソフィアがライドルの前に来て

「これはこれは、ロマリア皇帝…。どうしてここに?」

 ディオスに腹パンした殺気を仕舞ってソフィアはニコニコと営業スマイルである。


 ライドルは

「私用だ。皇帝や国の代表ではなく…個人としてここに観光をしに来ただけだ」


 ソフィアは眉間を押さえる。

 ロマリアの皇帝は、一切国内から出ない不動の皇帝だ。それが、個人として観光に来たというのは前代未聞の事態だ。

 ソフィアは顔を上げ

「分かりました。その…ディオスに代わって、わたくしが、王都を案内しましょう。私には庭みたいなモノですから」



 こうして、どういう事は知らないが…非公式のロマリア皇帝とバルストラン王との観光が始まった。



 夕方になり、ライドルが

「アーリシアの大英雄の自宅にいってみたいのだが…」


 ディオスは、エエエエエエエエエ!と内心で叫ぶ。


 ソフィアは、ディオスの首を抱き

「おい! アンタ、どうするの?」


「いや、どうするって…」


 困るディオスに、ライドルが

「その…二つ自宅があるのだろう。警備が整っている方でも構わんぞ」


 その言葉にディオスはゼリティアのオルディナイトの城邸が浮かび。

「ソフィア…ゼリティアの方に…」


「無難ね」

と、ソフィアは頷く。




 直ぐに、ディオスはゼリティアに連絡する。

「は?」とゼリティアは疑問の驚きを告げるも「ああ…分かった」と了承してくれた。


 そして、オルディナイトの城邸に来ると、玄関の大きな門の所で、オルディナイト大公のゼリティアと、オルディナイト財団理事長のバウワッハが、城邸の執事達とメイド達と共に迎えた。


「ようこそ…」

と、バウワッハが近付くとライドルが手を出して

「突然の訪問、受け入れてくれ感謝する」

 バウワッハと堅い握手をする。


 ゼリティアは、ディオスの隣に来て

「どういう事じゃ…」


「分からん」

と、ディオスは答えつつ、ゼリティアを見る。

 ゼリティアは妊娠五ヶ月で、大分お腹が目立ってきた。



 オルディナイトの城邸にある豪華な客間にライドルを入れると、ライドルを貴賓用ソファーに座らせ、正面にバウワッハとゼリティアがソファーに座り、ゼリティアの左にディオスが、その左にあるソファーにソフィアが座る。


 ライドルは客間を一望して

「いいや…良い城だ」


 バウワッハが

「ライドル皇帝陛下の皇帝城に比べますと、小さいモノですよ」


 ディオスはそれに無言で同意した。


 ライドルが左右にいる部下に視線を向け

「あの資料を…」


「はい」と部下は鞄から数枚の資料の束を取り出して、バウワッハとゼリティアの前に置いた。


「これは…」とバウワッハが手にするとライドルが


「我が国の北方にある光属性の魔導石がある鉱山の所有権だ」


『え!』とライドル以外、全員が驚いて声にした。


 ライドルは淡々と

「先月にあった。遺跡戦艦達の襲来でアーリシアの大英雄には、多大な貢献をしてくれた。これはその、お礼だ」


 実は、遺跡戦艦の事件に関して、その手柄は全てロマリアのモノとなっている。

 フランドイル王ヴィルヘルムも、ロマリア皇帝による大英断のお陰で解決したと…。

 ディオスも、ロマリア皇帝の力によって解決したと…。

 ぶっちゃけ、本当にロマリアが多大な支援をしてくれなかったら、解決しなかったのは事実で、間違いない。


 ロマリア国内で、ライドルの手腕を絶賛する帝国国民の声が広がって、ライドルの支持率はうなぎ登りな状態だ。


 ライドルは、フッと笑みながら

「その鉱山を所有するだけなら免税であり、開発するなら十年の間…減税処置を施す。鉱山を売るなり、開発するなり、好きにするといい」


 ソフィアは呆然、ゼリティアは信じられないという顔、バウワッハはディオスを見る。


 ディオスはフッと笑み

「分かりました。オルディナイトの力を使って鉱山の採掘を行いますが…。その従業員の九割は、ロマリア国内から登用。取れた光属性の魔導石は七割はロマリアで流通、三割がアーリシアで流通で」


 それを聞いたライドルはフフ…笑み

「アーリシアの大英雄よ。もう少し、野心というモノを持て。お主ほどの傑物が…勿体ない」


 ディオスはフゥ…と溜息を漏らし

「いいんです。これがオレのやり方ですから」




 翌日、ライドル皇帝達は、観光を堪能して帰って行った。

 そして、速効、ディオスは王宮に呼ばれ、ソフィアとゼリティアの二人に挟まれていた。


 ゼリティアは「はぁぁぁぁぁ」と大きく溜息を吐き

「何じゃ…夫殿と妾を比べると、妾のオルティナイト大公が小さく思えるぞ」


 ソフィアは眉間を寄せて

「アンタ…どういう事か分かっているの? あの、ロマリア皇帝が…私用とはいえ、ロマリアを離れて直接ここに来たのよ!」


 ディオスは項垂れながら

「そんな…オレの所為じゃあないし…」


 チィとソフィアは舌打ちして

「絶対、面倒くさい事が起きるわ…」


 ゼリティアは、ディオスの右手を取って握り

「夫殿…当分の間…自重してくれ…」


 ディオスは眉間を寄せながら、空いている左手でゼリティアの自分の赤ん坊がいるお腹を擦って

「ああ…そうする。心配を掛けたくない…」

 もう、前のような事は起こさないとディオスは思っているが…。



 アリストス共和帝国、アインデウス皇帝の世界樹城では、アインデウス皇帝が王座の間で、ディウゴスからロマリア皇帝が非公式でディオスと接触した事を聞いた。


 アインデウスは顎を擦りながら

「ほう…ライドルがのぉ…」


「如何致しましょう? アインデウス様…」


「内政府の者達は?」


「それはそれは、驚天動地にございます」


「んん…」とアインデウスは唸った後

「ここは、少し…内政府の連中に手助けを出してやるか」


「どのように…」


「アレをネタにしよう」


「アレとは…?」


「南のなぁ…」


「ああ…」とディウゴスは察して「確かに使えるかもしれません」


 アインデウスはフフ…と笑みながら

「第三の超大国には…中立でいて貰わないとなぁ…」

ここまで読んでいただきありがとうございます。

次話があります。よろしくお願いします。

ありがとうございました。

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