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天元突破の超越達〜鉄拳の女王〜  作者: 赤地鎌
ゼーレ エイビカイト
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第525話 四次元世界絵画

次話を読んでいただきありがとうございます。

よろしくお願いします。


デウスエクスの女神達と戦うディオス達…そして

 その戦いは、世界が襲ってきた。


 アシュリードを含むディオス、ライアー、キャロルが、四つの世界が融合したそれに飲み込まれた。


 炎天地の鳳凰達が舞い踊る世界、その隣には妖精達が踊る新緑の世界、その隣には雲海の世界で天使達が舞い踊り、その隣には大型の海洋生物達が飛び跳ねる大海。

 その四つが繋がり、閉じられた四次元にディオス達は入れられた。


 回転する、鳳凰の炎天地と妖精の新緑に天使の雲海と海洋生物の大海。


 アシュリードが必死に防御の構えをするが、鳳凰と天使達の圧倒的波状攻撃。


 ライアーとキャロルは、共に合神してデウスマギウスとネオデウスの融合、ゼウスエフェントリス(大いなる超神機)で、光速で迫る妖精達と、突進してくる大型海洋生物達に応戦する。


 その風景は、さながら巨大な絵画のようだ。


 アルシュが、絵画の如き世界へ墜ちたディオス達に

「行くぞ!」

と、共に来た者達、雷御、スコルピオンにヴァルギリアの一人に呼びかけたが…。


「貴方達を行かせないようにしないと」

と、ロゴスリアが来た。


 雷御がアルシュの前に来て

「来るのか?」


 ロゴスリアが怪しげな笑みで

「サタンヴァルデット?である貴方に…私が攻撃できるのかしら?」


 雷御が構えた瞬間、雷御がその場に膝を崩し

「まさか…」


 ロゴスリアは怪しく微笑んだまま

「そう、私は…罪を持つどころか…私の中にあるのは…」


 雷御が苦渋の顔をする。

 そう、ロゴスリアは…サタンヴァルデットが喰らうべき罪ではない。


 膝を崩した雷御に、アルシュが

「おい…大丈夫か?」


 雷御が

「すまん。オレの性質では…アレに手を出せない」

 

 動けない雷御に変わってスコルピオンにヴァルギリアの一人が

「オレに任せて置け」

「私達で…」


 スコルピオンにヴァルギリアの一人が、ロゴスリアに向かっていく。


 ロゴスリアが

「私は、命の巡りが辿り着くモノ…」

と、力を発動させると、同時にスコルピオンが超重力の塊、ハイパーグラビトンマテリアルを放ち、ヴァルギリアの一人が、巨大砲身の装備を取り出し大砲の弾頭を連射する。


 ロゴスリアが「無駄よ」と告げて、超重力の塊と、大砲の弾頭連射が届いた瞬間、超重力の塊と大砲弾頭が変貌する。

 超重力の塊は、人型の獣になり、大砲弾頭達は犬型の獣になった。

 物理現象の攻撃が命に、生命になった。


 ロゴスリアは攻撃から生命になったそれを優しく撫で

「さあ…行きなさい」

と、命じると、その命になった攻撃が戻っていく。


「クソッタレがーーー」

と、スコルピオンが超重力のウェーブを、命になった重力へ放つが、それは餌でしなく吸収された。

 

 ヴァルギリアの一人も大型砲身で、命になった弾頭へ攻撃するも、同じく命になった弾頭になり、数を増やすだけだ。


 アルシュが深紅の巨竜人になって迫る、命になった攻撃に殲滅の顎門閃光を放つと、命になった攻撃は、閃光を浴びた瞬間に元の物理攻撃に戻り、爆発した。


 その大爆発の余波で、アルシュ達がいる足場まで吹き飛び、ディオス達とアルシュ達は分断された。

「しまった!」と深紅の巨竜人なったアルシュが呟いた事には、崩壊する大いなる父イブアベルのキューブ型の城があり、大いなるイブアベルがエネシスによって運ばれていた。


 アルシュは、深紅の巨竜人の腕を伸ばして雷御とスコルピオンにヴァルギリアの一人を回収して

「雷御、どうすれば良いか分かるか?」


 雷御が

「アレ等は、神格域の存在、人神だ。物理、法則、作用、真理を使った力では勝てない」


 アルシュが「なら、やる事は一つ」と回収した仲間達を背に乗せて顎門と胸部の咆吼を開き、デタラメに殲滅閃光を放ちロゴスリアを翻弄する。


 巨大な爆発が何度もあった後、ロゴスリアがアルシュ達を見失った。

 その混乱に乗じてアルシュ達は撤退したのだ。


 ロゴスリアはフッと笑む

「さすが、シャンバラの皇帝…冷静な判断に感銘を受けるわ」




 ディオス達は四つの世界が連なった四次元にいた。


 連なって回転する世界達、炎、森、雲、海、それが連なる四角の世界。

 そこから降り注ぐ神話級の者達の攻撃。


 ライアーとキャロルが合神した戦闘機の如き超神機ゼウスエフェントリスは、四つの腕を伸ばし攻撃を四角の世界へ放つも、飲み込まれて消える。


 アシュリードは、黄金槍から無数の黄金光を放って攻撃するも、その攻撃が光速で動く妖精達に破壊され、そこへ大海の世界から来た白鯨の体当たりが加わる。

「うあああああああ」

 アシュリードは叫び、炎天地の落とされる寸前で、ライアーとキャロルのゼウスエフェントリスに助けられ、その超神機の躯体に掴まる。

 

 ライアーが

「大丈夫か?」


 アシュリードは息が荒く

「なんとか…」


 閉じ込められた四つの世界連結絵画から声が放たれる。

「もう…降参したら?」

 リュシュオルだ。


「私達の全力には、貴方は勝てない」

 ユティスだ。


「貴方の気持ちは分からない訳では無いのよ」

 イエツァだ。


「私達は…貴方を傷つけたくない」

 マレーナだ。


 動きが止まったディオス達の前に、各の世界の力が集まって彼女達デウスエクスの四人を形作る。

 炎のリュシュオル

 妖精の光のユティス

 雲海の雲のイエツァ

 海水の水でマレーナ

 

 四人のデウスエクス達が見詰める。


 この四つの世界が連結した四次元では、彼女達が絶対の主、神なのだ。


 ライアーが黄金槍に浮かぶディオスを見て

「ディオス…」


 幽体の如きディオスは顎を摩っていた。

 そう、今までの攻撃、このデウスエクス達の所行を見て分析していた。冷静に…そして…ライアーに視線を会わせる。

 要するに対応策があるというアイコンタクトだ。


 ライアーは共にゼウスエフェントリスのコアに乗るキャロルに「キャリー」と一言だけ。


 キャロルはそれで察した。


 ディオスが

「アシュリード君。ちょっと、主導権を…私にくれないか?」


 アシュリードは深く頷いた。

 そうしなければ…どうにも出来ないのだ。


 アシュリードは黄金槍を両手に持ち自身を黄金の光に包むと、存在が朧気になり、消えると幽体なディオスが来て、ディオスが実体化した。


 ディオスが右手にアシュリードの黄金槍を持って、アシュリードを交代したのだ。

「さて…行くとしよう」

と、ディオスは鋭い目をしていた。


 交代したディオスに、リュシュオルが

「ムリよ。私達は人神(デウスエクス)なのだから…」


 ディオスが

「確かに神は不変、絶対だが…神でない我々は絶対ではないのだ」

最後まで読んでいただきありがとうございます。

次話もよろしくお願いします。

ありがとうございます。

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