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天元突破の超越達〜幽玄の王〜  作者: 赤地鎌
ヴィクトリア魔法大学院篇

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第23話 ヴィクトリア魔法大学院 派遣生活 その一

次話を読んでいただきありがとうございます。

ヴィクトリア魔法大学院篇 三話です。

ゆっくりと楽しんでいってください。

あらすじです。


ディオスはヴィクトリア魔法大学院での生活をする中で、とんでもない事をしてしまった。そのとんでもない事とは…


ヴィクトリア魔法大学院 派遣生活その一


 ヴィクトリア魔法大学院に派遣されてからの翌日、ディオス達はヴィクトリア魔法大学院にて学院長室でオズワールから説明を受けていた。


「では、ディオス様達の今後の事を行いやすくする為に、秘書を付けたいと思いますが」

 ソファーに座るオズワールと、対面のソファーに座るディオス達。

「はぁ…秘書ですか…」とディオスは溜息交じりで口にする。


 オズワールが「ルディアくん」と告げるとドアがノックされ、人族の女性が現れる。


 女性ルディアはオズワールの隣に来て立ち

「初めまして、ルディア・ローブルと申します」

 ルディアはお辞儀する。


「ああ…どうも…」とディオスに両脇に座るクレティアとクリシュナもお辞儀する。


 不意にルディアとディオスの視線が交差した瞬間、ルディアの視線に鋭さをディオスは感じたが、次の瞬間には、何でも無くなるルディアに

 

 何だ?とディオスは疑問が過ぎる。

 

 オズワールはルディアへ手を差し向けながら

「当大学院の制度や様々な事は、彼女を通して行ってください。何か学びたい事がありましたら、彼女の方でご要望の講義の日程をお知らせします。もし、当大学院で調べ物や実験がありましたら、それも彼女の方へ相談という事に」

 

 こうして、ルディアという秘書を付けて貰って用意された客部屋に来るディオス達、部屋には机と外が見える窓、三人程度が座れるソファーがある。

 

 ルディアがディオスに

「では、さっそくどのように当大学院で過ごされますか?」


「はいはい!」とクレティアが挙手して「アタシ、新たな魔導剣技を編み出したい」


「どのような?」とルディアが聞く。


「そうだね…。自分にエンチャンするようなタイプかなぁ…」


「少々、お待ちを…」

 ルディアが両手に持つ鞄を床に置き、開いて魔導金属のプレートを触ると様々な文字が浮かび上がり大学院の講義の日程が表示される。

「ええ…では、エンチャン系の魔法に関する講義という事で…」


「ああ…」とクレティアが「成るべく、実践的な方がいいなぁ」


「はい、それでは…」とルディアは、望みの講義の日程を魔導情報プレートに表示させ、鞄から魔導の用紙、魔導紙を取り出し魔導情報プレートに被せると、その日程が転写され

「これが、今後二週間における。実践型エンチャン系魔法講義になります」


「ありがとう」とクレティアは受け取る。


 ディオスは左にいるクリシュナを見て

「クリシュナも何かしないのか?」


「そうね…」とクリシュナは腕を組み考え「私のスキル、神格召喚に関する事で学びたいわね」


 ルディアが魔導情報プレートを使いながら

「スキルですか…それに関する講義は…。でしたら、スキルの研究をしている研究室で色々と調べるという事で…」


「そう、ならお願いするわ」

 クリシュナは頷く。


「畏まりました。スキル研究室に連絡をして置きます」


 ディオスは顎に手を置き

「じゃあ、オレは…」

 そうだな、シンギラリティに関しても色々と知りたいし、そう…渦の中にあるアレについても調べたい。

「自分のシンギラリティに関して、色々と調べたい。それに関連する研究課に…」


 ルディアが魔導情報プレートを操作して

「はい、シンギラリティに関してましては、魔導因子遺伝研究所が行っています」


「じゃあ、その研究所に」


「はい、手配します」


 こうして、ディオス達は各々の学びたい事へ向かった。


 ディオスは、ルディアの案内で大学院内にある、魔導因子遺伝研究所のドアを潜った。

 そこは、様々な実験器具が並ぶ研究所の様相そのモノだった。

 研究所内を、ルディアを先頭にディオスは進み、ルディアが顕微鏡を覗く女性の近くに来る。

 女性は魔族特有の曲がり二本角を持ち「ミリア・ヴィルト様…」とルディアが呼びかけると、魔族の女性は顕微鏡から顔を離しディオス達を見て微笑む。

「ようこそ、魔導因子遺伝研究所へ」

 魔族の中年女性ミリアはディオスを見て楽しげに微笑む。


 ディオスはお辞儀して「どうも、ディ」と名前を告げようとするが、ミリアが

「お名前は存じておりますよ。ディオス・グレンテル様」


「はぁ…」とディオスははにかむ。


「では、こちらへ」とミリアは研究室の奥にある所長室へディオスとルディアを案内する。


 ミリアはソファーへディオスを座らせ、その後ろにルディアが立つ。

 ドアがノックされ「お茶を持って来ました」と別の女性が入っている。

 ディオスより年が若い、魔族特有の曲がり角が一本だけの女性。

 女性はディオスの前にお茶を置き

「初めまして、母ミリアと一緒にここの研究員をしています。サラナ・ヴィルトです」


「ああ…どうも」とディオスはお辞儀する。


 サラナは対面席に座るミリアの後ろに立つ。

「それで、ディオス様」とミリアが切り出す。

「シンギラリティに関して色々と聞きたいとして、当研究所へ来たという事ですが…」


「実は…」とディオスは話す。

 自分の中にあるシンギラリティの渦の中に何かがいるという事と、それに関しての自分の感じている事も…。


 ミリアとサラナは目を丸くして驚いている。


 ミリアは鋭い視線で

「それは、今までのシンギラリティの研究でも初めてのケースですね」


「はぁ…そうですか…」

 残念そうなディオス。何か詳しい事が分かるかと期待していた。


「ディオス様、それに関して我々の方で調査させて貰えませんか?」

 ミリアは提案する。


「出来るんですか?」


「おそらくは、可能だと思われます。ですが…準備が必要です。まずは、ディオス様の血液を採取して遺伝を調べるという事と、そのシンギラリティの深部を探る装置の準備が必要になります。血液採取は今で大丈夫ですが…。装置の準備に二日程、掛かります」


「二日か…大丈夫だと思います」


「そうですか…。では早速、準備を始めますので…サラナ」


「はい」とサラナは肯き「では、ディオス様…血液のサンプルを取りますので」


「ああ…はい」

 ディオスは研究室に来てイスに座って右腕を捲る。


 それにサラナが

「どうして、腕を捲るのですか?」


「え? 血液を採るんですよね。注射で…」


「注射? え? これで?」とサラナが取り出したのは拳銃のような形をした針がない注射器だ。


「あ!」とディオスはハッとする。

 そう、この世界には針のように刺す注射器が存在しない。

 高圧力でマイクロサイズの孔から噴射して体に注射する機器がこの世界の注射器だ。

 では、血の検査はどうするか?


 サラナが親指サイズの採血器を取り出し

「これでごく少量を指先から採取するので、腕を捲る必要はないかと…」


「ああ…はい」

と、ディオスは腕の袖を元に戻した。



 昼時、ディオスは一人だった。

 大学院の大食堂に行き食事を選び、パレットに乗ったスープと肉サラダにパイの包みセットを持って適当な場所に座る。

 一人での食事、何か久しぶりだなぁ…と思うも無性に寂しい感じになり

「はぁ…これらな、クリティアとクリシュナの二人の講義が終わるまで待てば良かった…」

と、ポツリ呟く。

 一人で黙々と食べていると、トンと背中に何かが当たった。

「ん?」と振り向くと


「すいません」と謝る牧師のような服を着た少年がいた。


「ああ…いいですよ」

 ディオスは手を振る。


 牧師のような少年はディオスの二つ離れた席に座ると

「もう…何をやっているのよ」と今度は修道女服を着た少年に少し年上の乙女が少年の向かい側に座る。


「いや…その少し、ボーとしていて」と少年が呟く。


「ちょっとしっかりしてよね。ユリシーグ」

 乙女が小言を告げる。


 ディオスは、ん!となる。今…なんて言った? ユリシーグ?


 ディオスは右にいる牧師服の少年の顔を覗き込む。


 牧師服の少年はディオスに気付き

「な…何ですか?」

 互いに視線が交わる。


 少年は席から立ち上がり「お、お前!」とディオスを指さす。

 

ディオスは少年を見つめ、特殊な感覚によって少年の中に渦を感じると同時に、少年の顔、ユリシーグをマジマジと見つめ

「お、お前! ユリシーグ・ガウハラ!」


 ユリシーグとディオスはお互いに驚きの顔を向け合う。


 ディオスはユリシーグを見つめて、あれ? こんな大人しいガキだった? 確か、異常にテンションが高くておかしな感じだった筈…。

 まるで、印象が変わったユリシーグに戸惑う。

 あのテンション高めのバカガキが、ローテンションで前髪を下ろし大人しめな感じだ。


 ユリシーグと共にいた乙女が、ディオスとユリシーグを交互に見回し

「ユリシーグ。知り合いなの?」


 ユリシーグはディオスを指さし

「コイツは! バルストランの時のバケモノ」

 その口をディオスは塞ぎ

「はいはい。落ち着こうか…」


 乙女はユリシーグから出たバルストランという言葉から察して

「あの…」と席から立ち上がり「その…ディオス・グレンテル様ですよね」

 ユリシーグの口を塞ぐディオスは、その手を離して

「はい。そうです」


 乙女はお辞儀して

「初めまして、私はユリシーグの世話役のアイナ・カイヤーノです」


 ユリシーグは仏頂面で

「オレの監視役兼上司だよ」


「ユリシーグ!」とアイナは声を張った。


 ディオスは額を抱えた次に

「まあ…とにかく、じっくりと話しましょうか…」


 アイナを対面にディオスとユリシーグが並んで座り

「前の時はユリシーグが色々と申し訳ありませんでした」

と、アイナが頭を下げる。


 ディオスは頭を掻きながら

「まあ…色々と事情はありますから…。その辺りは分かっているつもりです」


 ユリシーグは不服な顔だ。


 アイナは顔を上げ

「本当に、あの時は私がもっとしっかりしていれば、あんな事に成らなかった筈です」


 ユリシーグが

「アレは、アイナが気持ちを重くする事じゃあない。それに…」

 何か先を言おうとすると口が重くなっている。


「やれやれ」とディオスは呟き

「それに走るしかない事情でもあったのでしょう?」


 ユリシーグは俯き、アイナが

「教会のいざこざでして、その火蓋となった亡くなった若い教皇候補と我々サルダレスはとても深い繋がりがありまして…。ユリシーグを特にその方が目を掛けていたので…」


 ユリシーグは両手を握りしめて俯き

「オレはただ…あの方の言葉を信じて、これが来たるべき神の国の道だと信じて」


「ああ…」とディオスは何となく察した。

 要するに悪い大人に利用されたのだ。

 多分、褒められ世話になって純粋に信じて、だが、その結果はタダの国による利権争いだったと…。

 ディオスはユリシーグを見つめ

「なぁ…ユリシーグ。幾つだ?」


「んん?」と不快な顔のユリシーグは「十七だ」とぶっきらぼうに答える。


 もの凄く若い、自分より十も下だ。


「そうか…その」とディオスは複雑な顔をして

「オレ達、渦持ちはそういう事に巻き込まれ易いのさ」


「じゃあ…ずっと騙され続けろって事かよ」

 ユリシーグは悔しそうに言う。


 ディオスは、コメカミを軽く掻きながら

「騙されるような事に巻き込まれない為にも、勉強が必要だ。そして…一歩引いて見るという事が大事だ。難しいけどな」


「それじゃあ、孤独じゃあないか…」

 ユリシーグは寂しそうにすると


 ディオスが肩を竦め

「じゃあ…誰かを巻き込んでしまえ。自分の傍に置いてしまえ」


「はぁ? なんだよそれ…」

 苛立ち顔を向けるユリシーグ


 ディオスはフッと笑みを向け

「丁度良い女がいるじゃないか。なぁアイナさん」

 

 アイナは困惑して「えええええ…」と声を漏らす。

 

 ディオスはアイナとユリシーグを交互に見つめ

「だってこのアイナさんは、世話役兼監視なんだろう。だったら、一生監視して貰え、プライベートまでもな」


「ディオスさん!」とアイナは声を出し


「お前!」とユリシーグは声を張る。


「ははは、じゃあなぁ」とディオスはその場から立ち去った。


 程良くからかって纏めたので気分は上々である。



 ディオスは大食堂から出て廊下を歩いていると、正面からクレティアとクリシュナにルディアの三人が来た。


「もう、講義は終わったのか?」

 ディオスは三人の近くに来る。


「うん、終わったよダーリン」とクレティアはガッツポーズをする。


 クリシュナは腕を組み

「クレティアと私は、大体の学技を習得して、後は互いに実践の講義に入るから二人で行動する事が多くなるかも」


「そうか…」とディオスは頷く。


 ルディアが「ディオス様」とディオスに

「ディオス様がご提出された魔法技に関して、質問があるとご連絡がありまして」


「質問?」とディオスは首を傾げる。


「はい、こちらの方に来て欲しいとの事です」

 ルディアがその質問がある部門の書類を渡す。


「ほぅ…後で向かう」

 ディオスは受け取り目を通す。

 


 その後、ディオスは自分の提出した魔法技に関しての質問に答える為に、書類にある天候魔法部門という所へ向かった。

 ドアをノックして「すいません」と言葉にすると、ドアが開き中から研究士の人の女性が顔を見せ

「あ、ディオス・グレンテル様ですか」


「ええ…その自分の提出した魔法技に何か質問があるとして聞いて、来たのですが…」


「あ、はいはい。どうぞ…こちらへ」

 研究室の中へ案内された。そこは、様々な機器が並び、その機器の前に様々な種族の人が立ち操作をしている。

「こちらです」と彼女の案内について行くディオス。


 奥の部屋にある研究部門の部長の部屋に入ると、デスクに腰掛ける髭の魔族の男性がいた。


「ディオス・グレンテル様が来ました」と彼女は部長に呼びかける。


「ああ…ようこそ…」と部長は席を立ちディオスの前に来る。その片手には資料が握られている。


「どうも…」とディオスはお辞儀すると、部長が


「その…ディオス様が提出された三つの魔法についてですが…」


「ああ…」

 ディオスが提出したのは

 積乱雲魔法、タイフーン・ディストラクト

 大氷流降臨魔法、ダウンフォール・アイス・タイフーン

 台風型暴風魔法、タイフーン・クラウド・アビシャス

 の大規模気象に関する魔法だ。


 部長は、訝しい顔で

「その…何と言いましょうか…。我々では分からない事がありすぎて、本当に起こせるのかと…」


 ディオスは平静な顔で

「実証の問題ですか?」


「ええ…まあ…そういう事になります」


 ディオスは、んん…と唸り

「その…使っても良いですが…。使う場所を用意して欲しいですね。まあ…最低でも二十キロ四方の問題の無い場所が…」


 部長とディオスは互いに見合って固まる。

 そんな場所、用意するのに相当な時間が掛かるのは目に見えている。

 

ディオスは、考える。

 この三つが証明出来る方法は…積乱雲、氷流、暴雨風…あ!

「この三つを応用した魔法で、実証を証明するというのは?」

 ディオスの提案に、部長が

「え、それって大丈夫な魔法なのでしょうか…」


「ええ…雪を降らせるだけですから」


 部長は、ディオスの書類にある三つの魔法を見る。

 確かに、それなら混合の応用だから証明にはなるだろう。でも…

「本当に出来るのですか?」と部長は疑っている。


 ディオスはフッと笑み

「ええ…今すぐにでも可能ですよ」




 ディオスを連れて部長と天候魔法部門の一同が大学院の大きなグランドに来る。

 グランドの真ん中で色々な人に注目される。

 そう、もの凄い人がディオス達を見ている。

 その理由はディオスの魔法を証明する為に、雪を降らせるというのだ。

 見守る聴衆は、


 ウソだろう…。

 本当にそんな事が可能なのか? 

 あり得ないだろう。


 誰もが口にしている。


 そんな聴衆の中で一人、人族の瞳の奥が暗く鋭い黒髪の青年がディオスを睨むように見ていた。

 

 その青年の背に一人の女性がサラナが近付き

「トルキウス…」と声を掛けた。

 

 トルキウスと呼ばれた鋭い目の青年はサラナにお辞儀して

「サラナ様…どうしてここに?」


「ああ…噂を聞きつけたの、ディオス・グレンテルが雪を降らせるってね」


「そうですか…」


「トルキウスはどう思う?」


「さあ…見てみない事には…」


「そうね。そんな事が出来るならバケモノよねぇ…」

とサラナは笑っていた。



 ディオスと天候魔法部門の一同は、グランドの真ん中で

「では、ディオス様。始めてください」

 部長が促す。


「よしなに…」

と、ディオスはお辞儀して、右手を天に伸ばす。

 その天は晴天だ。これが雪に変わるなんて誰も思っていない。


 ディオスは魔法陣を展開させる。幾重にも重なり球体となった魔法陣の中心で魔法を発動させる。

「雪原気象魔法」

”ホワイト・アイス・スカイ”

 ディオスの右手から魔法の効果が空へ光りの筋となって昇った。


 その光りの筋を中心に、唐突に積乱雲が発生渦巻き、高高度の低温が積乱雲とぶつかる。

 地面では、突然に寒くなり天候魔法部門の一同や見ていた聴衆が腕を抱える。

 そして、次には曇った空から雪が降ってくる。


 魔法を発動し終えたディオスは、空から降る雪を全身に受けながら

「まあ…五分くらいの出来ですね」

と、余裕の顔をする。


 その目の前にには、度肝を抜かれて驚き固まる一同がいた。

 聴衆も本当に雪が降ったので沈黙して、グランドの真ん中にいるディオスを凝視した。

 その全てが思った事は、コイツは桁違いだ…と。


 ディオスは、雪雲を見上げると、不意に強い視線を感じる。

 その方へディオスは向くと、鋭く見つめるトルキウスがいた。

 なんだ、アイツ…とディオスが凝視すると、トルキウスは視線を逸らせてその場から去った。


 ディオスはトルキウスを見た時に、妙な引っ掛かりを憶えた。

ここまで読んで頂きありがとうございます。

次話もあります。よろしくお願いします。

ありがとうございました。


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