幽玄の王 第93話 コーレル時空の議会
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レイ達が動く裏側、コーレル時空の統治を行う評議会では…
コーレル時空の、とある惑星
中央議会があるそこに、コーレル時空全域から、評議員が招集されていた。
会議室で、評議員のトップ達が集まり頭を抱えていた。
「議長…これは…最悪な事態を想定した方が…」
議長である女性も頭を抱えていた。
「ええ…分かっています」
「議長のお嬢様であるルリ様もいましたが…」
議長が
「娘からは…何も…そしてソルジャーを総括するギルド協会も…我々で解決すると…」
「もし、これが二百年前の再来、我々が相手の情報に踊らされて…暴走する事になったら」
「議長、二名の、シロッコ氏とジン氏は誘拐されたも同じです。このまま、神崎様も…」
議長が
「分かっています。しかし…我々が…決断を下せば、どのような事態になるか」
「議長、二名を誘拐したと思われる四人は、様々な時空で大事件を起こした主犯格で、一人一人が…超越存在でも上位の力を持っています。このまま…放置してコーレル時空に多大な被害を与えた後では…」
議長である女性は、この場にいる十名の評議員のトップ達を見つめて
「今、この場で多数決を取ります。行動を起こすべきと思う方は挙手を」
十名中全員の手が上がった。
それ程までに事態は切迫していた。
議長である女性は、肯き
「分かりました。発動させましょう。そして…手配をしましょう。聖帝ディオス様に」
ここまで読んで頂きありがとうございます。
アナタに幸せが訪れますように…
次回 緊急事態 その1




