第102話 ロマリア、星麗地区の噂話
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あらすじです。
ロマリア先々代上皇イルドラがディオスの屋敷に来る。イルドラは星麗地区で不穏な動きがあると、ディオスに説明、ディオスは仲間と共にイルドラの漫遊という形で同行した。
ディオスは客間にて、とある客の対応をしていた。
その人物とは、先々代ロマリア皇帝だった上皇のイルドラだった。
ソファーに座るイルドラはレベッカの入れた紅茶を飲みながら
「バルストラン産の紅茶は、香りが豊かだ。芳しい」
対面にはディオスがいて
「ええ…口に含むと、芳醇な香りで、これをバーボンや、お酒に混ぜて飲むと格別なんですよ」
「はははは…いいな。是非、試そう」
と、イルドラは紅茶を飲み終える。
ディオスの隣にはレベッカが立っている。
ディオスに仕えて以降、こういった王族関係や権威ある人物の対応をするので、随分、肝が据わったと…感じていた。
さて、今回の用件は…?
イルドラが
「ディオス。ワシの漫遊に同行して欲しい」
ディオスは紅茶のカップをテーブルに置いて
「どこの漫遊ですか?」
「星麗地区じゃ」
ディオスは右手を顎に置く。
星麗地区…ロマリアの最極東にある領地で、七十年前にロマリアの領地となった元星麗王国だった所だ。
「理由は?」
ディオスの問いにイルドラが
「どうやら…不穏な動きがある。星麗地区には、前々からロマリアから独立しようと考えておる者達がおる。
まあ…ロマリアとしても独立しても構わんが…。それでは星麗地区が保たん。
七十年前の疲弊で、多くのロマリアからの資本が流入して、今や…ロマリアと切っても切れない関係でもある。
それも込みで独立でもいいのだがぁ…如何せん、ユグラシア東の情勢は不安定だ。
国として独立すれば、その混乱に巻き込まれる。結局、星麗地区の者達は、ロマリアに属する事で、己も守っている。強かな事だ」
イルドラは俯き加減で
「じゃが…十年前に、独立運動が起こり、二万人もの市民が統治府を占拠して、一時混乱に陥ったが。マスシステム社会では、中央が止まっても個々の地区が一つのシステムとして動いているから、まあ…影響は少なかったが…。
統治府のある中央の都市ウォウルでは、統治府を取り戻そうと、四十万人の都民が集結して、二万人の占拠した者達を統治府から叩き出した」
ディオスはそれを聞いて
うぁ…二十倍の人数で、袋だたきにあったのね…。悲惨だなぁ…。
イルドラは呆れた様な感じで
「この事態に、統治府を遠巻きに包囲していたロマリアの東方軍が、独立を掲げて統治府を不法占拠した者達を、取り返そうとする住民から守るという、何ともお粗末な事態になった」
ディオスはスーと息を飲んだ後
「では、結局は独立運動は…」
「それで、一気に沈静化してしまった。まあ…結局は、独立するより、そのままロマリアであった方が得という事を星麗地区の民は選んだらしい」
ディオスは考えながら
「その話が出るという事は…。それに絡む事で?」
イルドラが鋭い顔をして
「そうじゃ。妙な噂を拾った。星麗地区独立を掲げる者達が、独立する為の大きな力を手にしたと…」
「それは…後ろ盾とか、資金とか、そういう…」
「いいや、どうやら武力らしい」
ディオスはそれで察する。
「ああ…成る程、もしその武力がロマリアに弓引くなら…」
イルドラは渋い顔で
「状況にって潰すか潰さないか、判断して…」
ディオスは首を傾げ
「つまり、その話をするという事は…ソフィア陛下には…」
イルドラは肯き
「無論、話を通しておる」
ディオスは頭を掻いて
また、厄介な案件を…
「分かりました。状況によって判断して…の、その手伝いしましょう」
「うむ、頼りにしているぞ」
イルドラが頷いた次に、客間がノックされ
「失礼します」
ユーリが入って来ると「旦那様…」と耳打ちする。
「はぁ?」とディオスは顔を顰める。
ディオスはイルドラの話をちょっと抜け出して、客が来た玄関広間に行くと
「どうも…グレンテル様…」
と、お辞儀するディウゴスがいた。
ディオスはフッと笑み
「三日目に見たのに、また見るとは…」
三日前、ディオスはアンメリカ大陸、北部にいた。
ゼウスリオンのデータが盗まれた事を聞く事と、家族皆を連れてアインデウスの世界樹城で、アリストス共和帝国へ渡った、六人の息子娘達との食事会もあったからだ。
ディオスは久しぶりにフェル、ダンロ、リティア、アル、ティダ、シャルに会えて嬉しかった。手紙ではやり取りしているものの、やはり、直接顔を見られるが段違いだ。
無論、彼ら彼女らを引き取った親戚達とも、食事会で一緒だった。
六人の子供達を抱いたり、頬にキスしたり、一杯触れあった後、彼らの親戚達と真剣に子供達についても話し合った。
本当に素晴らしい食事会だった。
ディウゴスは、フッと笑み眼鏡の付け根を上げ
「至急の用件でしたので…」
そこへ
「おや…珍しい」
イルドラが来た。
ディウゴスはイルドラを見て驚くが笑みに変えて
「成る程…アーリシアの大英雄、抜け目のない人脈をお持ちですな。ロマリアの先々代上皇がいるのでしたら、是非、聞いて頂いた方が宜しいでしょう」
ディウゴスは、イルドラとディオスを対面のソファーにして説明する。
「先だってにありました。アリストスでのゼウスリオンのデータが盗まれた事件、その足取りを追っていた所…ロマリアの星麗地区に到達しました」
ディオスとイルドラはハッとする。
まさか…
それにディウゴスは
「何かお心当たりでも?」
ディオスとイルドラは、ディウゴスに星麗地区で噂になっている、独立の為の武力に関する話をすると
ディウゴスが眼鏡の付け根の上げて
「大変、僭越ですが…。もしかしたら…このデータが盗まれた事件との関係があるように、思えて仕方ありませんねぇ…」
ディオスは右手を顎に置き
「確か…小さなジンの力を増幅させて、擬似的に強力なジンとする器のシステム、アニマに関するデータだったんだよなぁ…」
「ええ…」とディウゴスは頷く。
「使い方によっては…」
ディオスの視線が鋭くなる。
ディウゴスが
「イルドラ様の星麗地区漫遊に、我らも同行して頂けないでしょうか?」
ディオスはイルドラを見ると、イルドラは肯き
「うむ。どうやら、多くの協力者が必要らしい」
ディウゴスは
「ご配慮ありがとうございます。我々の方から、それなりの戦力を二名、ご提供しますので」
ディオスは後頭部を掻いて
「やれやれだぜ…」
そう、何か大きな事態に成りそうな予感がビンビンする。
ロマリアのユグラシア東への経由である飛空艇空港。
ディオスはイルドラの星麗地区の様子を見る漫遊に同行、その仲間として…
「そんじゃあ、行くぞ!」
と、ナトゥムラに
「そう、気張るなナートゥ」
と父親のヴァンスボルトが
そして、アインデウス側では
「お初にお目に掛かります。アインデウス・フォン・アリストスの長女、リュート・フォン・アリストスです」
黒髪ポニテールの凜とした武姫が
「ちーす! アインデウス皇帝の妻の一人、赤姫ザミエルの甥っ子にしてアインデウス様の養子で次男、ヴァハ・ザルダル・フォン・アリストスでーす」
ノリの軽そうな赤髪の男が来た。
ディオスはアインデウスの長女のリュートを見て思った。
なんで! 自分の娘を寄越すかなぁ…。どんだけ、オレに信用があるんだ?
まあ、変な事しないけど…こっちは?
ヴァハの方を見ると
ヴァハがディオスに近付いて頬に手を当てヒソヒソと話す。
「ディオス様。ディオス様の奥様達ってボイーンボイーンなんですよね?」
「え?」
と、ディオスは思考が止まった、次に何を言っているか考え…
もしかして、クリシュナやクレティアにゼリティアの胸の事を言っているのかなぁ?
初対面に対してこの話は…。
それにナトゥムラが来て
「聞けよ小僧。コイツの嫁さん達は、長身のモデル体型で、ボン!キュウ!ボン!だ。余りにも嫁さん達が良すぎて、やり過ぎる自分を相談しに来たくらいだ!」
「お! ちょっとナトゥムラさん!」
ディオスは声を荒げる。
どこで、その話を聞いたんだ! スーギィさんだけにしか言ってないぞ!
それを聞いてヴァハは
「うへぇ…」
と、もの凄くスケベな顔をする。
その後頭部へリュートが鉄拳を叩き込む。
「いてぇぇぇぇぇぇえ。何すんだよ! リュート!」
リュートは額に青筋を浮かべて
「このバカがーーー お前は初対面の方に、そんな話を普通するか!」
リュートはディオスに頭を下げ
「申し訳ありません、ディオス様」
「ああ…いいですよ」とディオスは堅く微笑む。
そこへ、護衛を連れたイルドラが来て
「どうやら、お互いになじんでいるようじゃなぁ…」
こうして、六人は星麗地区の中央都市ウォウルへ向かった。
ウォウルへ来ると直ぐに総統府に来て
「ようこそ! お爺様!」
ラードルと
「ようこそ…イルドラ様」
総統のブンシュウが迎える。
イルドラはラードルとブンシュウと握手して
「お前達も息災で何よりだ。色々と星麗地区を遊ばせて貰うぞ」
ラードルは微笑み
「ええ…楽しんでいってください」
ブンシュウは
「どうぞ、存分にご堪能ください」
ラードルはイルドラの後ろにいるディオス達を見て
「あの方達は?」
イルドラが
「ああ…ワシのお守りをお願いした。遊び仲間じゃ。のぉディオス。リュート姫」
ディオスは「はい」と笑んで肯き
リュートは「ええ…」と微笑む。
ラードルとブンシュウは、ディオスとリュートという名前を聞いて
「お父様…その」とラードルが不安な顔をする。
イルドラはラードルの肩を叩き
「心配するな。ただ、遊びに同行してもらうだけで、お前達の責任ではない。ちょっと、星麗の民の声を聞くだけじゃ」
ラードルが
「はい、申し訳ない。お爺様…」
「気にするな、人の話を聞くのは老骨の仕事じゃ」
イルドラは微笑む。
イルドラとディオス達は、廊下を歩いていると、正面から互いに話し合うシュトリとシュウレイの二人が来た。
シュウレイとシュトリは、イルドラに気付き『イルドラお爺様』とイルドラに駆け付けた。
「おお…元気じゃったか? シュトリ、シュウレイよ…」
と、イルドラは微笑む。
「はい」とシュトリは「イルドラお爺様。どうしてここに?」
「ああ…漫遊じゃよ」
シュトリはイルドラの後ろにいるディオス達に視線を向けると
「え、ぐ、グレンテル様…それに、ええ…アインデウス皇帝のリュート姫?」
それをシュウレイは聞いて、ディオス達にお辞儀して
「ようこそ…星麗へ。アーリシアの大英雄の皆様。アリストス共和帝国の皆様」
ディオスは困りながら
「そんな、いいですよ。畏まった挨拶なんて」
シュウレイは自分の胸部に手を置き
「わたくし、シュウレイ・麗。ここの総統府を任されています。ブンシュウ・麗の娘です」
ディオスはお辞儀して
「ご丁寧な自己紹介ありがとうございます。イルドラ様のご厚意によって今回の漫遊に参加させて頂きます。ディオス・グレンテルです」
それを聞いてシュウレイは、シュトリの背を押して
「さあ、シュトリ、皆さんのご案内をしてあげて」
「え…でもシュウレイ。約束が…」
「いいのよ。こっちが大事よ」
「ああ…うん」
こうして、シュウレイの気遣いによって、シュトリがガイドとなって、ディオス達を街へ導いた。
星麗地区は、人口七千万の地区で、服装は、どことなく振り袖をもじった洋風で、街の雰囲気もレンガ造りだが、どことなく東洋風だ。地球でいうなら中華風の地区だ。
イルドラの提案で、地元に愛されて長い料理店に行きたいとして、シュトリが気軽な料亭へ連れて行く。
「ようこそ」とカウンターにいる店主が応対する。
店は四人が座れる席が五つ、主に大人数はカウンターで裁くようだ。
七人のディオス達は、カウンターに座って、店主が色んな料理を出しながら
「アンタ達、此処いらじゃあ、見ない格好だね」
イルドラが
「ワシはロマリアで、後はアーリシアとアリストスの連中じゃわい。ワシの遊びに付き合ってくれる良い若者ぞ」
ディオスは店主の出した海産物の和え物を食べると「うめぇ」と声にして
ヴァハも「おお…うめぇなぁ…」と続いた。
ちょっとピリ辛で出汁が効いているので本当に美味しかった。
それを聞いて店主は微笑むと、ディオスが
「この辺の事、あまり知らないからさぁ。どうなんだい?」
店主が
「美味しいお酒と料理が沢山並ぶ店が多いぜ」
ヴァハが
「ねぇ大将、夜の男が喜ぶお店とかは?」
「ああ…少し、離れた所になぁ…」
と、店主は戸惑いながら答える。
リュートは、隣にいるヴァハの脇を肘で小突いた。
ディオスはそれに苦笑いをしつつ
「親方さん。どうだい? 最近…。アーリシアの方は色々と落ち着いて来たから、海外へ旅行する人が増えそうだけど」
「それは、いいねぇ。お客が増えそうだ。まあ…」
と、店主はちょっと落ち込み気味で
「若い連中全部じゃあないが…ちょっとねぇ…少しの過激な連中が、国を建てるだなんだ…なんて、勢いづいているのは見るよ。前に…総統府を占拠して、偉い目になったってのに…。分かってくれないかねぇ…」
イルドラが
「まあ、何じゃ…そう思うのも…分からんではないがなぁ…」
店主が
「よしてくれよ。ロマリアと別れたら、偉い大損してしますよ。みんなその辺は分かっているんだけどねぇ…。何だろう、判らず屋の連中がいるからさぁ。そんな事を見ないで、やれ、国を興すだぁ…独立なんて…。大変な事だよ。困った連中もいるもんさ」
ディオスが
「その者達が勢いづく理由でも…」
店主が
「その連中が酔っ払いながら、叫んでいたよ。大きな力を手にしたとか、後押しを得たとか…。どんなヤツがそんなのに協力するんだろうね」
ディオス達は、街の様々な人達の話を聞く。出店の人にも買い物しながら話を聞いたり、公園にいる老人にお茶を奢りながら話を聞いたりして、共通する事は
独立を狙っている連中が勢いづいて、大きな力を使うという話だ。
共通する話にディオス達は
「これは、どういう事だ?」
ヴァンスボルトが
「同じ話題をしている。少し不気味だ」
リュートが
「やはり、我が国で盗まれたゼウスリオンのデータで…」
ディオスが
「だが…イマイチ、確信が持てない。ただの妄言かもしれん可能性が…」
ヴァハが
「じゃあ、もっと詳しく情報を得る為に、あそこの分野で有名な所へ行こうぜ」
と、とある看板を指さす。
ディオス達がそれを見て『あああ!』と納得した声を放つ。
ヴァハが指さした看板は、占い屋だ。
人の心理だ。
大きな事をするなら、必ずそれが上手く行くか心配になる。
それが、上手く行くか、見て貰いたくなる。
偶に、権力者や大きな事業をやる人物が、気分的に頼るモノ。
占いだ!
占いなら、必ずその事に対しての情報を開示するから、必然として集まり易い。
ディオスはシュトリに
「シュトリさん。占い屋の中で、一般的で地元に根付いて、尚且つお客が沢山くる所は?」
シュトリは考え
「一件だけ、おばあさんが何十年もやっている人気の店が…」
とある占い店。
一人の獣人の老婆が、テーブルに座ってカードを切って、テーブルの真ん中に置いてカードを引いて三つ並べて開くと
「く…今日は店じまいするかねぇ」
嫌な暗示が出た。
そこへ孫娘の獣人が顔を見せ
「おばあちゃん…お客さんが来たよ」
この道、数十年の占い師ユエは孫娘に
「悪いが…帰って貰ってくれ。今日は日が悪い」
そこへ
「おいおい、つれねぇじゃねぇか…」
エニグマのシェルブリットが顔を見せた。
シェルブリットは全身をローブで隠し、機械的鎧を纏う体を隠していた。
ユエは顔を驚愕に染め
「帰ってくれ! この凶星が!」
怒りをぶつけられたにも関わらずシェルブリットは、ズカズカと部屋に入って、客の席にズンと座って
「こっちは客なんだぞ。それ相応の対応をしろや」
と、大きな金貨の入った革袋を置いた。
「嫌だと言ったら…」
ユエの苛立ちにシェルブリットは
「オレを凶星って言ってるんだぜ。どんな事をすると思うか?」
そう、無理矢理にさせるだろう。
ユエは仕方なく占う事にする。
テーブルの中央にあるカードの束に魔力を送ると、カードが部屋を包み浮かんで
「さあ、選びな」
と、ユエは告げ
シェルブリットは浮かんでいるカードの三つを指差すと、それがユエの前に置かれた。
シェルブリットが
「今回、仲間がこの場所で大きな事を起こす。その是非を知りたくてねぇ。まあ…大した事じゃない。独立を欲している連中の手助けをするんだよ。その為の舞台装置は整っているが…。上手く行くのは時の運ってのもあるしなぁ」
ユエは三つのカードを開く、一つは崩壊、二つは天災、三つ目は…光が降臨だ。
シェルブリットは
「おかしいなぁ…。二つは望み通りだが…最後が」
ユエは三つ目の光が降臨を手にして見せ
「アンタ達の企みは、払われるって事だよ」
シェルブリットはフッと笑み
「成る程、不確定要素ね」
と、席から立ち上がって
「じゃあなぁ…長生きしろよ」
そう告げて笑みを向けた顔は、狂気が見えた。
ユエは額を抱えると、孫娘が来て
「おばあちゃん…」
ユエは
「塩を撒いておくれ!」
そして、シェルブリットが残した金貨の袋を手にして
「これを今日中に始末してくれ」
「いいの?」
「あんなヤツのお金なんて…いらないよ」
「分かった」
孫娘はお金を持っていく。
ユエはテーブルに来て座り、両手を組んで額を乗せる。
最悪な気分の時に、テーブルの真ん中にあったカードが勝手に崩れて三つのカードを示す。
光の降臨、広がる光、神の威光
「え…」とユエは困惑すると
孫娘が来て
「おばあちゃん、お客さんが…。でも…今日はもうおしまいなんだよね」
ユエは考えた次に
「いや…通してくれ」
そこに来たのはディオス達だった。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
次話があります。よろしくお願いします。
ありがとうございました。