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キールとカベオ  作者: 刺身
3/3

3 幼稚園

幼稚園ではイヤミな感じの先生が威張っていた。


「こらこらあなた達、聖書にそんなことは書いてませんよ。」


カベオがあいさつすると先生は心底驚いた。


「壁の向こう側から来た・・・」


カベオは聞いた。


「あのー、記憶がないんですが、壁の向こうって何なんですかね。」


先生は答えた。


「私も詳しくは知りませんが、聖書の生まれた土地だそうです。」


カベオは相槌をうった。


「ほう、そうですか。」


砂場で園児が高い塔を作っていた。すると先生は激怒して塔を壊した。


「高い塔を作ると神の怒りに触れます!こんどやったらお母さんにいいつけますよ!」


園児は泣いた。


カベオは小声でキールに言った。


「どうやらこの世界はキリスト教が主な宗教なようだね。」


キールがこたえた。


「あの先生がイカレテルだけでみんな信じてないよ、それよりどうする?壁の向こう側行ってみる?」

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