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あの日に戻れたら……

作者: 斉田

 俺のやっていることは、正しい?

 ──何がいけなかったのだろうか……。


 俺は教室で一人寂しく、窓から夕焼けが嫌に綺麗な景色を見ていた……。


 あのときに俺がミスをおかしたから今の状況になってしまったのだろうか。


 あのときに俺がアイツの話をきちんと聞いてあげて、気づいてあげればよかったのだろうか。


 ミスが連続で続き、仲のよかったあの日には戻れないことに……、今気づいた。


 最初から気づいてあげればよかったんだ。気づいてあげたら、こんなことにはならなかった。


 俺があやめてしまった罪は重たい。“〇〇”という立場を利用しているにすぎない……。


 “〇〇”ってなんだろう……。


 俺がしていることは……一体正しいのだろうか……。






「斉田ー!帰るぞー!」


 仲間から帰りの誘いが来た。


「わかったー!今から向かう!」


 いつも通り、奴に返事をした。椅子を机に戻し、掛けておいたスクバを肩に掛けて、俺は奴を追うため、教室から出ていった。


 いつまでもうじうじしてられない……。俺には俺のできることをやろう。


 例え、俺が最終的一人になっても、今の状況がもっと酷くなっても……。


 ────今の状況が回復して、みんなが笑顔を取り戻してくれても……。


 俺のやることを精一杯やろう……。それが最善策だ。

 ……今の状況が辛くて書き出したくなりました。誰かに伝えたくて、でももっと辛い人がいるから言えなかったんです。


 アイツはどうしたらいいんでしょうかね。


 斉田にはどうすることもできなくなったら、僕もどうすることもできなくなってしまいます。


 本当に、どうしたらいいんでしょうかね……。

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