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チートな親から生まれたのは「規格外」でした  作者: 真那月 凜
第1部 旅の準備

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18_増えるらしい①

皆でワイワイと食事をしているのはいつものこと

それが少し落ち着いてきた頃父さんが今日は報告が2つあると言い出した

「1つ目は、シャノンがBランクになったこと」

「お」

「やったなぁシャノン」

「シャノンおめでとー」

「やっぱ早いな~」

少し悔しそうにぼやいたのはリアムだ

リアムにしたら俺らみんなに追い抜かれた状態だもんな

ちょっと申し訳ない

スカイたちをはじめ、皆に口々に声を掛けられたシャノンは照れ臭そうに笑っていた


けど父さんは報告が2つあると言った

ってことは賭博の事も言うつもりなのか?

それは流石にシャノンがかわいそうな気もするなんて思っていると…


「2つ目はサラサがまた妊娠したってことだ」

「「「!」」」

俺とシャノン、ルークは覚悟していた話題ではなかったのと驚く事実に思わず顔を見合わせた

どうやら俺達にはまた妹か弟が出来るらしい


「次はどんな子かしらね~」

「予定日はいつなの?」

「12月の終わりごろの予定よ」

ならその頃俺達はこの町にはいないか…

かといって旅をそこまで遅らせる気もないけど


「シアたちがその子に会えるのは旅が終わってからってことかしらね」

「その間私とケインがいっぱい可愛がってあげるね」

スカイが嬉しそうに言う


「お母さん私妹がいい」

「僕も妹がいい。絶対かわいがる」

スカイに負けじとケインも言う


「あら、もし弟だったら可愛がってくれないの?」

「「弟でも可愛がる!!」」

即答した2人に母さんは破顔した


「来月はバルドとミリアの結婚も控えてるし、シアの成人も3か月後、これからまた忙しくなりそうね」

メリッサさんがそう言った


「アラン達の3人目とトータ達の2人目もねらい目だぞ」

「は?」

ねらい目って…もうちょっと言い方考えようよ…

「確かにそうね。年が離れて1人って言うのはかわいそうだし」

「そうよね。バルド達は結婚したら町に住むしシアたちは3人揃って出発するから寂しくなるものね」

「カルム、アランとトータどっちが先に出来るかかけるか」

カルムさん達に乗っかる様に父さんたちも言う

この人たちはどこまで本気かわからない

しかもアランさん達もまんざらでもない顔をする

何か旅から帰って来た時が楽しみなような怖いような複雑な感じだ

バルドさん達はここを出ると言ってもマリクたち同様いつでも帰ってこれる

ひょっとしたらバルドさん達に子供が出来てる可能性だってあるんだよな…


「シア何考えてる?」

「ヘンリー、多分お前と同じだ」

「…お前らが戻ってきたときは4人、下手したらカルムさん達の養子を入れて5人かな」

「産まれてるか妊娠中かは知らねぇけどな」

未だに仲の良い両親たちをみれば疑う余地もない


「まぁ兄弟が増えることに文句はないけどな。年が離れてれば可愛さも倍増するだろうし」

「それは言えてる。俺、妹も欲しいんだよな~」

ヘンリーは弟のポールを昔から構いまくってる

それが妹になったらどうなるのか…

何となく考えたらダメな気がしてやめた

この喜ばしい2つの報告でこの日はいつも以上に賑やかだった


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