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チートな親から生まれたのは「規格外」でした  作者: 真那月 凜
第1部 旅の準備

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35/40

10_確実に

ここにきて俺達は迷宮の攻略するペースについて考えることにした

2人がこれまでしてきたようにこのままとりあえず突き進むのか、それとも俺がしてきたように確実にクリアしていくのかと問いかける

2人のやり方でも初級迷宮なら問題はない

でも今居るのは中級迷宮で、深層に向けて進んでる以上突き進むにはリスクが大きいと俺は思う


「どうせなら進めるだけとことん進んでもいいんじゃない?」

シャノンが真っ先に言う


「俺は確実に攻略していくのがいいと思う。ギリギリで進んでもボスに勝てると思わないし」

ルークは昔からこういう場面では慎重だ


「でも詰まったところで経験値稼いでレベル上げすればよくない?」

「それも一つの手だけど僕は確実に余裕をもって進みたいな。何度出向いてもこのフロアは問題ないって言えるくらいになってから次に行きたい」

「あぁ…それは確かに有りかぁ…その方が後から依頼受ける時も安心できるもんね。あ~迷う…シアはルークと同じ考え方なんだよね?」

暫く唸りながら考えていたシャノンが俺に話を振ってきた


「ああ」

「それはどうして?」

「そうだな。まぁ、これまで俺はソロでやってきたからってのもあるけど、俺達が旅に出れるのは最速でも俺が成人してからだろ?つまり半年後だ」

「その時までに他の条件もクリアできてたらだけどね」

「そういうこと。それに母さんの話ではセトイカまでの道のりでCランク以上の魔物がでるし、Aランクの出る場所も避けて通れない」

「そうね」

「ああ」

2人は頷いた


「だから俺としては色んな魔物に余裕で立ち向かえるようになっておきたい」

「つまり?」

「俺達は3人しかいない。今の段階でCランクの群れまでは問題なく倒せるだろう。お前たちがBランクになればBランクの群れも5頭程度なら多分大丈夫なはずだ」

2人のポテンシャル的にもそこは問題ないはず


「問題はそれ以上の群れやAランクの群れ、Aランクと下位ランクの複数個体の場合だ。実際どんな魔物が出るかは分からないけどその点は迷宮も同じだろう?」

「まぁ…」

「各フロアに数種類の魔物がいるし群れで表れることもある。それも踏まえて俺は…」

そこでノートを取り出して書いていく


1月 25F

2月 30F

3月 35F

4月 40F

5月 45F

6月 50F 中級迷宮踏破

7月 ボス巡り 成人


「毎月ボスまでってこと?」

「そういうこと。もう一つ言えば毎週1階層ってことだな」

「迷宮に潜るのは週3日、1階層に3日もかけるのか?」

「ああ。それはエンドレスを引くためだ」

「「!」」

2人は顔を見合わせてから俺を見た


「俺は昔からなぜか毎週エンドレスに遭遇する。しかもその時点でギリギリ倒せる相手だ。どんな力が働いてるかは分かんねぇけど確実にそのフロアの主となる魔物のはずだ」

「そうね。終わり掛けにようやく余裕を持って倒せるくらいになるけど最初の内はヤバいくらいかも」

「つまりそのギリギリ倒せる相手とのエンドレスで効率よく経験値を稼ごうってこと?」

「正解。それともう一つは魔法の練習と連携を考えるためだな」

相手によって浮かぶアイデアも変わる


それを繰り返すことで確実に自分たちの力の底上げにはなるはずだ

「エンドレスで経験値稼ぎながら底上げかぁ…ドロップも稼げるからある意味いいことずくめかも」

「余裕を持って倒せるようになればクリアした階層を抜けるのも余裕だろ?」

「確かに。そういうことなら僕は賛成」

「私も」

「じゃぁそれでやってみるか。もし問題があればその都度話し合えばいい」

「了解。ねぇ、最後のボス巡りって?」

「5層ごとのボスだけをひたすら倒す。で、最後の週にやっときたいことがある」

「やっときたいこと?」

「何?」

「父さんと母さんに同行してもらいたいんだ」

その言葉は流石に予想外だったのか2人とも目が点になっている


「その時点の俺らの力を見てもらいたい」

「…うん。いいと思う。それで安心して送り出してもらいたいね」

「僕も。それなら余計に余裕で倒せるようにならないと」

2人も賛成してくれたみたいで良かった


それにしても俺のエンドレス遭遇率ってどうなんだろ?

そんな疑問だけが残った

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