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チートな親から生まれたのは「規格外」でした  作者: 真那月 凜
第1部 旅の準備

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6_いざ…④

「尻尾の長さが変わるから気を付けて」

シャノンが叫ぶように言う

なるほど、それで飛ばされた感じか?


「2人とも幸運だな」

「「え?」」

「あれの出現度はレア。Bランクのトロワウルフだ。経験値が通常のBランクの倍」

俺は比較的近い距離で蹲っている2人に回復をかけると前に出る

2人も立ち上がって構えたから大丈夫だろう

せっかくだし試してみるか


「あの尾さえ注意すれば問題ない。10秒だけあいつの動きを遅くするからその間に尾を取っ払うぞ」

「分かった!」

「やってみる」

2人の返事を聞いてから父さんに教えてもらった時空魔法を使う


「行くぞ『スロウ』」

「本当に尾の動きが遅いや」

「これなら大丈夫そう」

「それでも油断はするなよ!」

『ウィンドカッター』

飛ばした風の刃が尾を一本切り飛ばした

同じタイミングでシャノンが別の1本を切り落とす

あれは『レーザー』か?


「最後の1本『ソニックブレード』」

ルークが残った1本を切り落とした

やっぱあいつのスキルは切れ味いいな

何でルークだけ剣聖持ちなんだろ…


「シア元に戻った」

「おう。気を付けろ」

通常のスピードに戻ったと言っても尾がなければただのデカいオオカミだ


「シャノン、足止めしてやるから首を落とせ」

「うん!」

『掘削』

『埋没』

掘った深さは40cmほど

そして埋め直せば足が4本とも埋まり身動きが取れない


『レーザー』

シャノンは難なく首を落とした


「ルーク背後の頼んだ」

「分かった!」

ルークの背後から現れたのはDランクのブラックウルフ

2頭いるけど問題ないはず

そして反対側からCランクのリザードマン2匹


「シャノン1匹行けるか?」

「やってみる」

「危ない時は呼べ」

「うん!」

俺はもう1匹を誘導して少しシャノン達から距離を取る

リザードマンもブラックウルフも倒した途端また現れる


「何なんだ?今日はこの2種類のエンドレスか?」

エンドレス

それは迷宮の悪戯なのかひたすらその魔物が現れるループのことだ

自分と同ランクなら経験値稼ぎにもってこいだけど出会える確率はかなり低い

…はずなんだけど、俺は何故か週に1回の頻度で遭遇する

しかも不思議なことに“何とか勝てる”レベルの魔物が“対処できる数”しか出ない


「でもこれ練習に丁度いいよね」

シャノンはリザードマンに対峙しながらそう言った


「エンドレスって遭遇出来たらラッキーな現象じゃなかったっけ?シアと組むようになってから頻繁に遭遇するのはなんでだ?」

ルークは喜びながらも首を傾げている


「知らね。俺は迷宮に潜り始めた頃から週1の頻度で遭遇してっからなぁ…」

「シアのレベルアップが早いわけよね」

「普通なら苦労する累計討伐数もエンドレスに遭遇したら楽にこなせるし」

2人とも話す余裕が出て来たらしい


「シャノン交代しよう」

「いいよー」

途中でルークがリザードマン、シャノンがブラックウルフに変更した

今のところ互角にやり合ってるから経験値稼ぐにも丁度いいか?


パーティーを組んでいる場合経験値累計と貢献度によって獲得した経験値が自動で割り振られる

貢献度はとどめを刺した奴に5割、それ以外が倒すために取った行動で計算されるから、直接攻撃してなくても、補助魔法でパーティーメンバーを強化するなんてのも勿論加味される

さっきトロワウルフのトドメをシャノンに任せたのはそのためだ

2人が強くなれば迷宮の攻略も楽になるし母さんの出した条件達成も近くなる


「あと1時間ぐらいだし今日はここで経験値稼ぎに専念するか」

「賛成!」

「ならシャノンとルークは時々交代な。リザードマンのが経験値がでかい」

「ありがとシア。ルークも」

すれ違いざまじゃれて来るシャノンの頭をなでて俺はブラックウルフに対峙する

経験値が低い分は数で稼げばいいか…

そう決めて出来るだけ瞬殺で倒す


1時間たったころにはルークもシャノンも少し余裕をもって倒せるようになっていた

まぁ、慣れもあるんだろうけど、そのおかげで色々試せたらしい


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