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チートな親から生まれたのは「規格外」でした  作者: 真那月 凜
第1部 旅の準備

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5_魔法の活用①

「レイ、先に行ってるぞ」

「わかった」

下からかけられたカルムさんの声に父さんが返す

家中がドタバタと騒がしい

その大半がチビの走り回る足音だった


「一体何ごと?今日は魔法教えてもらう日だろ?」

俺はその貴重な時間が潰れるかもしれないと不安になっていた


「心配しなくても大丈夫よ」

母さんが俺の肩に手を置いてそう言った

「でもみんなドタバタしてるじゃん」

「ふふ…皆のピクニックも兼ねようって話になったのよ」

「ピクニック?」

シャノンが甲高い声を上げた

ちょっとうるさい


「マリクやヘンリーも教わりたいって言いだして、下の子たちも見てみたいって言うからね」

「…それで皆で行こうって?」

俺の開いた口が塞がらない…

だからって普通は総出でピクニックにはならないだろ?

人数を考えれば余計にそう思う


「あなた達も競争相手がいた方がやる気が出るでしょ?」

「え?じゃぁマリクのパーティーメンバーとかも?」

「そう。さらに、リルのパーティーメンバーも来るわよ」

「すんごい大所帯じゃん」

「でも楽しそう」

ルークとシャノンは嬉しそうだ

この2人は基本的にイベントごとに目がないんだよな

まぁ俺も別に構わないんだけどさ


「スカイ、ケインもいらっしゃい」

スカイは母さんに飛びつきケインはゆっくり歩いて来る

ケインは5歳の時に馬車にはねられてから片足を引きずってる

母さんは魔法で治そうとしたけどケイン自身が拒否したんだ

その理由は未だに誰にも分らないけど、母さんも父さんもケインの思う通りにとその場は医者に任せた

ただ一言、治してほしくなったらいつでも言いなさいって伝えてはいたけどね


「ケインはカーロに乗せてもらおうか?」

「うん。カーロ、お願いしてもいい?」

ケインが尋ねるとカーロはケインの足にすり寄った

これはいいよという合図だ

『よっと』

カーロは尻尾でケインを持ち上げるとそのまま自分の上に載せる

俺も小さい頃はあーやって乗っけてもらってたんだなって思うとちょっと恥ずかしい

まぁ、俺だけじゃなくルークもシャノンもなんだけどさ


「よし、じゃぁ行こうか」

家族7人揃って家を出る

既に皆出た後だった


「場所は?」

「歩いて10分くらいのところよ」

「いつも練習してた場所?」

「そうよ」

「じゃぁ先に行ってるね」

「あ、待てよシャノン。僕も行く」

走り出したシャノンをルークが追いかける


「俺も先に行く!」

負けてられないと走り出した俺の背後から『ルークを追い越せよ~』って父さんの声が聞こえた

これ、追い越せなかったら魔法教えてもらえない気がする

火魔法も時空魔法も父さんに教えてもらう予定なのに…!


『高速移動(足元の物質操作)』

物質を動かす念動力を使うことにした

そしてギリギリのところでルークを追い越した


「良かった…」

開けた広い場所につくなり座り込んだのは仕方ないと思いたい


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