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真っ赤なドレスと純白のフランベルジュ  作者: 猫こんた


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10話 その血の運命

営業時間になると例の二人組が入ってきた。


「他の人たちの注文を捌いてから話をするよ」

「分かったよ、なら私が一生懸命料理を作らないとね」


私は必死に注文を捌いて行き、サンが料理をテーブルに運んで行った。


「さて、注文を捌ききったし話でも聞きに行ってくる」

「私はレジもしないといけないから一人で行ってね」


私は例の二人組の席に座ると話を始めた。


「それでどうして私を襲ったの?」

「過去にあなたみたいなレガリアを使う奴と戦ったんだ、それであなたもその仲間だと思ってね」


私の分からないことが話されたのだった。


「ちょっと待って、レガリアって一体何なの?」

「知らないの?教えてあげる。レガリアは特殊能力で体の傷をすぐに再生する能力やナイフを飛ばす能力の総称だね」

「だったら私の場合は血を操る能力って事?」

「そうだね、だけど血を自由に使えるのは初めて見た。それであなたが首に提げてるロザリオ、横にいるせっちゃんも首にかけている」


そう言って隣に居る人の首に手を突っ込み、ロザリオを出した。


(確かに同じロザリオだ、色も同じだし一体なんだ?)

「これはセリア家に関連する人の印、つまりこいつとあなたは一応親戚関係と言える」

「そうなのかなぁ……?」

「この事を確認したかっただけなんだ、それとセリア家は暗殺一家だ、それだけを忘れるな」


二人組はそう言うと席を立ちレジに向かった。


(暗殺一家……と言うことは私の親戚に暗殺者がいるのね)


そしてこの後は平和な営業を続けることが出来て就業時間になった。


「お疲れ~どんな話をしてたの?」

「ロザリオの事とレガリアっていう能力の事を話した」

「そうなのね、とにかくお疲れ様。明日は休みだから服を買いに行こうか」


そう言ってサンは外のポストに行ったのだった。


(先に上に行っておくか、どうせ今日も探偵業をやるんだろうな)


私は上の階に向かい、サンが茶封筒を持ってくるまで待ったのだった。だが今日の依頼は何もなかったのだ。


「今日の依頼は無かったぞ」

「と言うことは今日は休みって事なのね」

「そうだね、今日は早めにご飯を食べて寝ることにしようか」


こうして私とサンは早めにご飯を食べることにしたがサンが冷蔵庫を覗いた時、食材が無い事に気が付いた。


「ごめん、今から買い出しに行ってくるよ」

「行ってらっしゃい」


サンは急いでスーパーに食料を買い出しに行ったのだった。今日は何を作ってくれるのか楽しみだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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