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詩全集2

DOWN to UP

作者: 那須茄子

憧れ

それをまだ知らぬまま

口にしたのは幼いが故


手にした将来の夢は今も埋まらず

そんな自分が恥ずかしくて俯く


特別なことも得意なことも持ってない私は

なにかになれるんだろうか


信じられない

見えないからその先は

憶測でしかなくなる

それが堪らなく不安で

このまま消えてしまいたいと思う


いつもここの拠り所は

たった一つの動画で

タイトルは

「まだ見ぬ明日、走り切るのはいつも」


そこに出てくる子たちは

私と同じぐらいの歳で

みんな何かに夢中で頑張っている

時折見せる苛立ちにも焦りにも

言葉で表せないぐらいに

繊細な想いがあるのだろう


嬉しい楽しいありがとう

最後で結ばれるのはみんな同じ言葉

結果がどうあれ

そうやって口にして

自分の気持ちを言い表せることにときめきを感じた


本当は輝きたい

私が堂々としていられる場所を見つけたい

ただそれだけが強くある



まだまだ分からないことだらけ

上手くしようとすればするほど

泣きたくなる、どうでもよくなる

感情の起伏で風邪を引きそうになったりもする

それでもそれでも確かにここに私がいたってことを

後から見返して目立つように

私は頑張れるもっと


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