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いざ永遠亭

あらすじ、迷いの竹林で謎の赤ん坊を拾った妹紅。

慧音に事情を話し、次の行き先を永遠亭に定める。

一方寺子屋の妖怪5人組は子守りに奮闘していた。

…とここまでが2ヶ月近く前の話になります。夏休みこそ投稿頻度頑張ります。

「さて、そろそろ行こうと思うよ」

 私は玄関で靴を履き、慧音から泣き止んだ赤ん坊をそっと渡してもらい、左右に軽く揺らす。

「よいしょと、よしよしいい子いい子」

「ふふ、少し様になってきたな、妹紅お母さん」

「ちょちょッ!悪い冗談はよしてくれ慧音!!」

私の頬が少し熱くなるの感じて、慌てて反論する。

しかし、その声が少し大きかったようで…

「ふぇっ…うぅぅ」と、赤ん坊の目元が虹色に光る。

その声を聞くと同時に、今度は縦に軽く揺らす。

次またあの泣き声を聞いたら、恥ずかしいが私が泣かない自信はない。

私が必死に揺すったからか、それとも想いが通じたからか、また健やかに寝息を立ててくれた。

私と慧音はそっと顔を見合わせて同時に「「ふぅー」」とため息を吐く。

「本当、ない筈の寿命が減りそうだっぞ。慧音」

「ハハ。悪い悪い、少し揶揄いたくなってな。でもそんなジョークが言えるだけまだ余裕がありそうじゃないかw。可愛かったぞ」

「慧音…、子供達にはそんな教育するなよ」

「安心しろ、今のところそんな"歴史"は見つかっていない。この私が言うのだからな」

やれやれと呆れる私に、大妖精が心配そうに声を掛けてくる。

「それはそうと妹紅さん、永遠亭に行くだけならここで私たちが預かっても良かったんですよ?」

「んー、そうしてもらおうとも思ったんだが、この子が直接行くことで何かわかる気がしてな、それに()()()の薬師に診てもらうのが一番手っ取り早い気がしてね」

「それもそうですね」と大妖精も安心した顔を見せてくれた。

するとチルノの元気な「ちょっと待ったー!」が響いた。

この声のせいで赤ちゃんがぐずりかけたが、この際注意するのも面倒くなっている空気である。が、慧音は一様注意しなければいけない立場のようだ。

「うるさいぞチルノ。で、なんだ?」

「ギリギリで決めたんだよ!その赤ちゃんの名前。その子の名前は【マイちゃんだ】!」

「「「……マイ?」」」

「そう!妹紅の名前には【妹】て入ってるだろ、それになんか妹みたいな雰囲気してるから、姉妹(しまい)からとってこの子の名前は【マイ】だ!」

もう既に「マイ」て名前のキャラは東方にいますね。しかもチルノが自機の作品だし、「知らなかった」は無理があるかな…、⑨だし覚えとらんやろ。

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