迷いの竹林へ
短くなってしまいましたが、キリがいいのでここで切りました。
評価と感想お願いします!
「まず、その赤子についてだが、幻想郷でかぐや姫の歴史は確認されなかった。私の能力で確認したから間違いない。行方不明の子供は…妖怪のせいで個人を特定するのは不可能だ」
ひとまず赤ん坊をチルノたちに預けて、慧音に個室に案内された。
これから慧音の長話が始まる。
授業がつまらないと定評があるが果たして………
「これは私の持論だが、不老不死に子供はできないと考えている。外世界には海月と言う生き物に、不老不死の種がいて若返りをするらしく、繁殖もすらしいが、餌として捕食されることもあるから例外とする」
「な、ナルホド?」
博識なのはいいことだし、私も大抵の学はあるので大体の事は理解できるのだが、[外の世界]を持ち出されると[?]しか浮かばないのだ。
慧音がこちらのチラと見て、自分が一人歩きしていたことに気づき、慌てて謝罪する。
「わっ、悪い妹紅!」
「ああ、そうだな、もう少しわかりやすく頼む」
その後慧音はわかりやすく話してくれた。
慧音の話を要約するとこうだ。
[繁殖とは“個”が死ぬからこそ“種”を残そうとして行われる行為であり、不死には不要である]と言うことだ。
「…なるほど、つまり、私や…“アイツ”が子供も産んだ訳じゃないんだな?」
もちろん私はそう言う関係になったことはないから当然と言えば当然だが…
「ああ、その可能性は低いだろう」
「そうか…、ありがとう慧音。竹林で採れた筍、食べてくれ」
「ふふ、こちらこそいつもありがとう。妹紅。ところで次の行き先は…?」
「…あぁ、どうやら筍が採れた所にもう一度行く必要がありそうだ…」
【蓬莱の薬】それは誰もが求める、不老不死を叶える薬であり、あの空に浮かぶ月にある、超高度文明、“月の民”が開発した薬である。
しかし、その薬を服用した先には絶望しかない。
私ももし幻想郷に辿り着かなければ…、誰かと繋がる温もりを取り戻せなければ…考えるだけで身の毛がよだつ。永遠亭
そして、蓬莱の薬を地上にもたらした全ての元凶であり、私が最も恨む存在…【蓬莱山 輝夜】
次の行き先は、永遠亭。そしてヤツに直接問いただしてやる!
東方好き強制!
好きな音楽サークルを感想に書いてけ!
ちなみに私は発熱巫女〜ず