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プロローグ


昔のことである。


 女子おなごであるにも関わらず、剣術、馬術、弓術、戦術に素晴らしく長け、同等に勉学、法律、ダンスに作法までありとあらゆる物に優れた貴族の娘がとある王国に住んでいた。


彼女は美貌もそれはそれは美しく、静かな闇夜を思わす漆黒の長い髪に、ぽっかりと空に浮かぶ青い月を思わせる藍色の瞳を持つ姿は「華の三姫」のひとりに数えられた程である。


その二つ名は、神秘的な魅力の持ち主であるために






「鈴蘭姫」




そう、呼ばれるようになる。





 

 前に出過ぎず、後ろに連れ添ってくれる姿勢は理想の淑女そのもので、鈴蘭姫を欲する殿方は国を超えて山ほど高くいたが、とある王国の王が、手放したくないがために、自分の愚息と婚約を結ばせてしまう。




「鈴蘭姫」の二つ名を持つ少女、セヴィロッテ・ミラシス


         またの名を、セヴィロッテ・セーラン






 そのせいで、彼女の人生を狂わせ、ある大事件の歯車を自らが動かしてしまっていることも知らずに。



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