私は死ぬはずでした
「はぁはぁ、このままじゃ、何か考えないと。」
ハクを転移させてから二分が経過しようとしていた。しかしセアレにはアンデッドの攻撃をよけることで手がいっぱいだった。それでも彼女の肉体の限界を超えた身体強化魔法は着々と彼女の足をむしばんでいた。
「そろそろ体力的にも、魔力的にも限界ね。それなら」
彼女はふとある策を思いつく。だがその隙を逃さまいとアンデッドは勢いよく距離を詰めてくる。
「クリエイションオブソード!身体強化!能力は力全振り、この剣にすべてをかける!。」
そう唱えた途端セアレの足が石のように重くなる。そして足が急に止まり態勢を崩す。
「グワァァアア」
態勢を崩したセアレを見てアンデッドは吠える。そして今までとは比べ物にならないような力を一振りに込める。それはまるでいままで手加減をしていたといわんばかりだった。
(ふっ、私は今まで遊ばれていたのね、、それでも私はここで死ぬわけにはいかない!)
セアレは残った力を振り絞り立ち上がり剣を構える。そして渾身の一撃を放つ。
「てやぁぁああ」
「グワァァアア」
二人の声が響くそしてバタンと何かが倒れる音がした。
(く、私は最後の最後でへま、、しちゃった、、でも私はハクを守れただけで満足、、、、、、、)
セアレの体には大きな切り傷ができていた。そこからは血があふれてきている。
(もっとハクと一緒に、、、いた、、か、った。)
セアレの目からは涙が零れ落ちる
一方アンデッドは心臓の右にセアレの一撃をくらって重傷を負っていた。もしも心臓に攻撃が当たっていれば即死していただろうと思われた。アンデッドは何とか立ち上がりセアレにとどめの一撃を刺そうと意識が朦朧とする中斧を振り上げる。セアレにはもうよける気力も、術もなかった。
(私にも、、もっと力があれば、、、)
斧が彼女の目の前まで迫る。そしてセアレは死を覚悟した。その瞬間セアレの意識以外の時が止まった。
(一体今度は何が、、、)
そしてセアレの意識が別の場所へと変わる。そこは暗闇の中、そして視界の先には執事のような服をまとい鎌を持った死神が骨でできた椅子に座っていた。
「こんにちは、私はマギア、死神です。」
そう確かにセアレは聞いた。
読んでくださってありがとうございます!小説を書くのはこれが初めてなので、おかしなところもあると思うので是非感想をお聞かせください。そして今後ともよろしくお願いいたします。Twitterもゆずり△の名前でやっているのでフォローよろしくお願いします。https://twitter.com/Yuzurinarou




