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まだ道のりは長いそうです。

歩き始めてすでに十時間が経過しようとしていた。ここは森だろうか?外はすでに日が落ちていて暗く、頼れる光はセアレの魔法だけだ。

「あのさ、そろそろ今日は休もうぜ。もうくたくたで足が棒のようなんだが。」

「まったくだらしないわね。私を助けてくれた時はもっとかっこよかったのに。まぁいいわ。そろそろ休みましょうか。」

「ていうか今でどんくらいまで来たんだ?」

「そうね、、まだ半分ってとこかしらね。明日も早いからしっかりと休むのよ。それじゃあお休み。」

「げっ、まだ半分なのか。」

これは連れて行ってもらうのを遠慮したほうが良かったんじゃないかと思ってしまう。それにしても彼女は焚火などもせずに地べたに背をついて寝るつもりなのだろうか?と俺は思う。そうしていると突然セアレは宙に浮かび上がる。そして周りにあった木がベットを作るかのように形を変えていき、彼女は木の上で快適そうに寝始めた。

(なんだよあれ、俺あんなんできねぇよ。しょうがないから潔く地べたで寝るか。)

そんな風に考えていると、

「ハクどうしたの?早くあなたも魔法使いなさいよ。明日も早いって言ってるでしょ?」

「あのさ、俺魔法使えないんだ。だからその、なんだ、俺にも魔法使ってくれないか?」

「えぇー!?魔法が使えない?ならどうやってごろつき達を倒すときにあんな早く駆けつけてこれたのよ。」

「それは、、たまたま、とか?」

「なんなのよそれ。いいわじゃあいくわよ」

「お願いしますってうわぁぁあああ。」

急に体が浮いたと思ったらコントロールがうまくできていないのかぐるぐると回っている。木もさっきのセアレのようではなく上手く変形せず体にバンバンぶつかってくる。

「一体どうなってんだよぉおお」

「しょうがないじゃない。私もまだ見習いなの。だからまだ自分にしか魔法をきちんとかけられないの!!」

そうこうしながら五分。ようやく最低限寝れるようにはなった。

(確かに寝れなくもないが、、普通に地面で寝たほうが良かったんじゃないか?でもこんなこと言ったら絶対に怒られるから言わないでおこう。)

一体どんな景色が待っているのだろうか。そんな期待と小さな少女に頼ってしまっている自分に情けなさを感じながらも深い眠りについた。


読んでくださってありがとうございます!小説を書くのはこれが初めてなので、おかしなところもあると思うので是非感想をお聞かせください。そして今後ともよろしくお願いいたします。Twitterもゆずり△の名前でやっているのでフォローよろしくお願いします。https://twitter.com/Yuzurinarou


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