ツンデレだけど良い子そうです
「あの、大丈夫ですか?」
か細い女の子の声が耳に入ってくる
(この子は、、、、確か俺が助けようとしていた子だよな?一体どうして俺は気絶していたのだろうか)
そんなことを心の中で思いつつ俺は丁寧に言葉を返す
「俺は大丈夫です。あなたこそ大丈夫なんですか?」
状況を理解するために鎌をかけてみる
「なにを冗談いってるの?あなたが助けてくれたんじゃない」
彼女は何か疑問ありげに俺に視線を向けていた。
(やっぱり、俺はこの子を守っていたらしい。その時に頭でも打ったのだろうか?いやでもそしたらなんでさっきのいかにもごろつきっていう人達はいないんだ?)
「冗談ですよ(笑)、それよりもあなたが元気そうでよかった。」
俺はこの子に悟られないように何とか会話をつなげる
「私はあなたのほうが心配よ。ごろつき達を追い払ったあと急に力が抜けていくように気絶したんだから。」
(衝撃で気絶したんじゃないとしたら一体何だったんだ?)
「あの時は、物凄く怖くて、でもあなたを助けたかったから戦う勇気が出たんです。きっと追い払った後は安心したんだと思います」
とっさに話を作る。あながち間違いではないが、俺には戦った記憶がない。こうなってくると俺の記憶がないのは代償の力を使ったからではないのかという疑念が浮かび上がる。なんとなく俺はほかの人を俺の問題に関わらせたくなかった。
「そ、そう。そういえばまだ自己紹介していなかったわね。」
彼女は顔を少し赤くしながら自己紹介を始めた。
「私はセアレ、上級魔法使いよ、見習いだけど、、、」
「ん?最後がよく聞こえなかったんだけど、なんて言ったの?」
「き、気にしなくていいわよそこは!」
俺はちょっとした理不尽感を感じながらも自己紹介をする。
「俺は、火神ハク。よろしくな!」
「そう、ハクまず私を助けてくれてありがとう。そしてこれからお詫びにいいとこに連れて行ってあげるわ!」
どうやら俺はなんだかんだ言ってセアレと上手くやっていけそうだ。
読んでくださってありがとうございます!小説を書くのはこれが初めてなので、おかしなところもあると思うので是非感想をお聞かせください。そして今後ともよろしくお願いいたします。Twitterもゆずり△の名前でやっているのでフォローよろしくお願いします。https://twitter.com/Yuzurinarou




