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嘘斬り姫と不死の怪物  作者: Hiro
偽りの救世主
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第二章 三話 余

「そういえば、レヴィも最初に会ったときとだいぶ性格違うよね?」

 服を脱ぎ川で洗うレーヴェストに、ヒザを抱え待つアヴェニールが話しかける。

「気を許したわけでもないのに、勝手に人を愛称で呼ばないでください」

「ねぇどうして? 最初のときとしゃべり方もちがうし」

「こっちの言うことは無視スルーですか」

「ねぇ、ねぇったら~」

「あの岩鬼人に仮面を壊されたせいですよ。魔術で感情を抑制していたのに、それが崩れてしまったんです」

「感情を抑制……どうしてそんなことを?」

「決まっているでしょう……」

 巨竜すら倒した戦姫が悲しげに笑う。

「私が弱いからですよ」

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