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ミイラ
おれの体は
カラカラに干からびて
まるでミイラのようだ
目は充血して
血に飢えた
ドラキュラのように
獲物を探しながら
辺りをウロついている
まるで大切なおもちゃを
取り上げられて
泣き喚く
赤ん坊のように
おれの体は
熱くなっている
何を言っても
役に立たずで
誰も聴く耳を
持ってはくれない
既におれは
墜ちている
打ち上げられた後の
花火のように
もう後の祭り
薄っぺらな
希望なんか
いらない
ドン底の中で
味わう
快楽の方が
よっぽどいい
おれに期待を持たせないでくれ
変な気持ちに
させないで欲しい




