第35話 輝弥の弁当?!
こんばんは。
第35話できた。内容は「輝弥の弁当?!」です。良かったら読んでみてください。
4時限目は数学だった。
まあ、昨夜予習をしたので授業の内容はほとんど頭の中に入ってる。
なぜ予習してるかのはガリ勉だからもそうけど、実は昨日の出来事で全く眠れなかった。
その気持ちを紛らわすために予習をした。
昨日の出来事は・・・輝弥とニセ恋人になったから。
ニセ恋人でも俺としては人生初に彼女ができて浮かれている。
結局眠れなかった…
キーコーンーカーンと授業終わりのベルが鳴る。
俺は背筋を伸ばして
「ようやく授業が終わった、腹が減った。購買コーナーに行ってパンでも買おうかな。」
椅子から立ち上がり、金の用意をしようと思ったら
輝弥に話しかけられた。
「ねぇ勉成くん、弁当を作ったので良かったら食べて下さいね。」
輝弥がもじもじして、照れながら弁当を渡した。
俺はポカーンと目が大きく開いた。
え?地獄ちゃんから弁当をもらったことがあるけど、輝弥からもらうのは初めてだった。
口が緩みそうになり、反射的に口を覆い隠した。
すぐに視線を逸らした。
ヤベェ恋人っぽい、これは喜んでもいいの?
喜んでもいいかダメか考える場合はない。
弁当をもらったのでありがとうくらい言わないと
「弁当センキューな、輝弥」
ありがとうと言われた輝弥はかぁぁと顔が赤くなった。
くっこの反応はめちゃ可愛い。
抱きしめたい…はっ俺何をしてんの。
心の中でコントロールする俺がメロメロする俺を殴って、目覚めさせようとした。
「じゃあ、人気のいないところで昼食を食べましょうね。」
っ…これは昼食デートじゃないか?!
もはやニセ恋人ではなく正式な恋人なの?
もしくはストーカーにラブラブする姿を見せて、幻滅させて輝弥から離れていく作戦だと思う。
まあ、輝弥の作戦に付き合ってやる。
「了解。早速行こか。」
俺は受け取った弁当を持ち、輝弥と一緒に教室から出て行く。
人気のいないところに行く途中に通る廊下では徐々に人気がいなくなった。
その時にするりと俺の手を握った。
胸の中からドキーンと心臓が飛び出そう。
「へへへ、やっと手を繋げましたね。」
俺の隣にいる輝弥は嬉しそうに俺の顔を眺める。
「びっくりすんな。心臓が止まりそうだわ。」
「えぇ〜死なないでください。」
俺の脇腹を抱きしめた。
カッターシャツの中に泣きそうな顔を埋める。
「ごめんごめん、悪い冗談を言ってごめん。」
埋めた顔が起き上がって、俺の顔を見る。
「私のこと好きですか?」
「へ?」
「んもー、へ?じゃないですよ!だから私のこと好きですか?」
俺はかぁぁと真っ赤になった。
これって俺のこと絶対に好きだろ?!
なんて答えればええの?
ニセ恋人だけど、人生初に仮の彼女ができてめちゃ嬉しかった。
普通だった相手に少しずつ意識をし始めた。
うん、ここで男らしく伝えよう。
「俺もs……」
好きと言おうと思ったら、俺と輝弥の間に手が出てきた。
誰かと思って、後ろに振り向いたらなんと地獄ちゃんだった。
「うぉ!なんで地獄ちゃんがいるの?!」
「んん〜二人きりだとかわいそうかなと思って、私もついてきちゃった。」
「ったくな、急に現れるのをやめて。ビックリするわ。」
俺が言い終わったら
「・・・チッ・・・」
輝弥の方からチッと聞こえた。
「え?なんて言った?」
ニコッと笑って、なんでもないですよと答えた。
キラキラと輝くように笑ってるけど、なんか裏から悪が漏れてるように見えるけど気のせいかな?
なぜ輝弥の弁当を俺にくれるの?そして俺の手を繋いだり、私のこと好き?と言われたりした。ひょっとしたら俺のこと好き?考えるだけで恥ずかしい。でも答えはもう決まってる。答えようと思ったら地獄ちゃんに邪魔された。続きはどうなるか楽しみに待ってください。




