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俺は典型的な日本人が好きけど?  作者: かっちゃん
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第3話 パンを購入する作戦

こんにちは。

第3話できた!前回の作戦は失敗したね。次の作戦はパンを購入する時に惚れてやる作戦を実行した。

どんな作戦なのか読んでみてください。

初めて敗北を味わった私。

教科書を忘れた作戦は失敗した。

次は昼食で惚れてやる!


キーコーカーンと4時限目が終わった。


クラスの全員がガタンと席から立ち上がった。

教室で弁当を食べる生徒と食堂で食べる生徒がいる。


勉成は弁当がない、食堂で食べる金は持ってない。

だから購入コーナーに行って、パンでも買おうかな。


自分のリュックの中から財布を取り出して、教室から出た。


購入コーナーに向かおうと思ったら、ヘレも付いてきた。

なんで?

もしかしたらヘレも弁当を持ってきてないかな?


いや友達できたよね?

友達と一緒に食堂で食べればいいじゃないか?


頭の中は疑問だらけだった。

ずっと考えてもわからないのでとりあえず聞いてみるか。


「おい、ヘレさん。なんで俺についてくるの?」


「んー。勉成は何の昼食を食べるか観察する。」


は?なんで俺を観察する必要あるなの?

意味がわからん!


はっもしかしたら、普段俺が何を食ってるか観察して、あとで……何かする?

ヘレが何を考えているか全く読めない。


どんな企なのかわからなくて、ゾッと体が震えた。


「こわっ!何の企かわからないけど、勝手にしろ!」


「わーい、やった。これから勉成の行動を観察させていただきます。」


え?今だけではなく、これからも?

ちょっと待って、俺が何かしたの?


単にバカなのかな?

まいいか、俺についていっても変わりはない。


もし悪い部分があっても、クラス中にバラしても構わない。


どうせ俺は孤独だ。

友達もいない。

ソロで生きていく!


・・・・・・


購入コーナーに到着した。

相変わらず今日も殺到している。


おっとと売り切れになる前に早速買わなければいけない。


もし買えなかったら、今日の昼食なしだ。

昼食なしで午後の授業に集中することができない。


とにかく栄養を確保するために戦場に参加する!


ギュウギュウと生徒と生徒が混んでいる。

隙間に潜り抜いて、メロンパンが見えた。


よしと手を伸ばして、メロンパンを取ろうと思ったら、他の生徒に奪われた。


くそ!他のパンを探そう。

あ、カレーパン発見!

次こそゲットするぞ!スッと手を伸ばした。


またしても取られた。

まずいこのままだと昼食無しになってしまう…


ああああ!と勉成が自分の両手で自分の頭をガジガジと掻いて、せっかく整えた髪型が乱れた。


困惑している状況の中から天使が降りてきた。

降りてきた天使はヘレだった。


いやヘレは元から天使だ。

もしある日に突然天使がいなくなってもヘレが代用しても良いくらい美しい。


「皆さん、少し落ち着いてください。私はパンを買いたくても買えなくて困っています。」

優しい声を生徒みんなにかけた。


聞いてすぐにヘレの左右に並んで、ピーンと背を伸ばして立っていた。


すげぇ!

これが美人の力か。

どんな男でも落とせるくらい惚れる魔力を持ってる。


ポカーンと口を開けたままポツンと立っていた。


固まっていた俺を解凍させたのはヘレ。


「どうした?大丈夫?これでパンを買えるよ。さて行こ。」


ヘレはふふーんと機嫌よくて、スキップをしながらパンのところに行った。

ふっと鼻で笑って、俺もパンのところに行った。




ヘレの一言だけで一瞬にしてくれた。美人って本当にすごいな。

どんな努力しなくても簡単に惚れてあげることができる。

次の話は昼食を食べる作戦。どんな昼食を食べるかな?楽しみにしてください。

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