第28話 俺の母さん
こんにちは。
第28話できた!内容は「俺の母さん」です。なぜ明ちゃんは金髪、青い瞳なのか地獄ちゃんが疑問を持ったので、俺が説明する。良かったら読んでみてください。
オムライスを食べ終わった皿を洗った。
俺はボーっと地獄ちゃんの背中を見たら、なんだか母の背中に似てる。
天井に吊り下げてる電球が点滅して、地獄ちゃんの金髪に当てて、透き通るくらいキラキラと輝いている。
「・・・母さん…」
「はい、皿洗い終わった。」
「ひゃあい!」
蛇口を閉めて、ポケットの中から出したハンカチで濡らした手を拭いた。
踵を返して、俺に話しかけた。
「クスッなんで驚くなの?なんかいやらしいなことを考えてる?」
「い、いや、一切考えてない。」
「本当?まあ、ガリ勉ちゃんは真面目だからそんなことを思わないね。」
あれ?珍しく俺のことを信用してる?
いつもなら信じない顔で俺の顔に近づいてくるけど、今回はないらしい。
ほっとするけど、なんか心の中に残念という気持ちが湧いた。
なぜ残念な気持ちがあるの?
まさか俺ってどMなの?
アホなことを考えてる間に地獄ちゃんが俺のそばに座ってきた。
寝てる明ちゃんの頭をそっと優しく置いて、撫でた。
「なんで明ちゃんはガリ勉ちゃんと違うの?」
・・・確かに髪の毛の色も目の色も違う。
もしかしたら別の人に結婚してるじゃないかと疑われる。
まあ日常生活ではよくあることだ。
「ああ、そうだな。俺の母はデンマーク人だった。」
「え?デンマーク人だった?ガリ勉ちゃんもハーフ?」
「ああ、そういうことだ。運悪く母の血より父の血の方がはるかに強くて普通の日本人として生まれてきた。だからハーフ人みたいに見えない。明ちゃんは母の血が強くて、金髪、青い瞳を持つ明ちゃんが生まれてきた。だから血の繋がってない兄弟じゃないかと思われることが多かった。」
「ううん、似てるよ。確かに見た目は異なるけど、行動やタイミングがすごく似ている。」
「そか?似てると言われるのは父と母さんくらいかな。すごく嬉しい、ありがとな。」
「なんで急に感謝を言うの?照れるのでやめて。」
感謝されるのは慣れてないせいかな?
顔が薄いピンク色に染まってる。
「悪かったな、いつも母さんから何かされたり言われたりしたら、必ず感謝を言いなさいと言われたから。感謝する癖を身についちゃったから。」
「・・・厳しくて優しいお母さんですね。」
「ああ、そだな。母さんがいなくなってから、妹は泣いてるばっかりだった。最近ようやく落ち着いてきた。なるべく母さんのことを言わないように気をつけてる。タブーかな?」
「そうだったか…」
シーンと静かになった。
蛇口からポツンと垂れる音と、チカチカと点滅する中に俺と地獄ちゃんがいる。
明ちゃんはいるけど、寝てる。
二人きりみたいな感じだと気づいて、お互いが意識し始めた。
あまり静かすぎるので、ドキドキする音が聞こえてきた。
「そういや地獄ちゃんの家族はどうなの?」
ようやく沈黙を破ったのは俺だった。
地獄ちゃんは大きく頷いた。
「私の家族は・・・」
なんと勉成の母さんはデンマーク人だった。驚きの真相だった。見た目は似てないけど、行動やタイミングはすごく似てるという言葉をかける地獄ちゃんは人の気持ちを考えられる人だね。続きは地獄ちゃんの家族について話す内容です。楽しみに待ってくださいね。




