第14話 輝弥さん
こんばんは。
今日「隣の席になった美人女が惚れさせようとからかってくるのがいつの間にか返り討ちにしていた」の本が届いた!さっさと小説を作り終わった後、ゆっくり読もう!
この話を置いといて、第14話の内容は登校する途中に輝弥さんに会った。良かったら読んでみてください。
空に雲ひとつもない。
西の山から太陽が出てきた。
いつも通りの朝。
けどなんかいつも通りではない。
なぜなら昨日のことだ。
昨日は、なぜか地獄ちゃんがここにいたのかわからなかった。
確かに西町から来たと聞いたけど、全く信じられなかった。
まあ、昨日、放課後に保健室に行ったけど、地獄ちゃんはもう帰ったらしい。
体調は大丈夫なのか確かめたいけど、地獄ちゃんのラインを持ってない。
今日は来ないかな?
昨日少し休んで、すぐに回復できるわけないよな。
俺は地獄ちゃんが来ないと思う。
腕を真上に伸ばして、反り返った。
後ろにすうーと誰か来ている。
俺は何も気付いていない、ただボーっと遠いところを見た。
ガリ勉ちゃんの肩をポンポンと軽く叩きながら、ガリ勉ちゃんと呼んだ。
誰かに肩を叩かれたとビクッと心臓が飛び出そうになった。
けど、俺の愛称を呼ぶのは地獄ちゃんしかない。
愛称を呼ばれたところですぐに気付いた。
くるりと首だけ後ろに振り向いた。
「おはおー、だいじょb …?」
ピタッと体が固まった。
湿度が高いなのに背中から出た汗が突然止まった。
ひんやりと冷たい息を吹かれたような気がした。
え?地獄ちゃん?
いや違う。地獄ちゃんじゃない。
髪の色と目の色が違う。
「誰だ…ん?昨日、保健室に寝てたやつ?」
「はい、そうです。覚えてくれたのは光栄です。」
昨日間違えて地獄ちゃんの隣に行ったので、誰かわかった。
ベッドに寝てたので、半分の顔しか見えなかった。
今日は全体の顔を見える、そして俺の視界に全身姿を映した。
自分の理想より遥かに超えた。
「1年生?」
「え?私は2年生です!同じクラスの人です。」
こんな可愛い人が俺のクラスにいたっけ?
うーむと目だけ真上に向いて、頭の回転を回させた。
はっもしかしたら…
「男をメロメロする人か。噂聞いてる。」
「ええ?そんなに噂を学校中に広めましたか?」
ズーンと肩が小さくなって、残念そうな表情を作った。
オロオロして、どうしようと焦った。
とにかく正直に伝えよう。
「君は悪くない。だってさ君は美しいし、可愛いからだ!」
強い声調で言葉を言い出した。
・・・と沈黙が続いた。
え?俺なんか言った?
『美しいし、可愛い』
さっき自分が言った言葉が脳の中にフラッシュバックされた。
あああ!恥ずかしい!
恥ずかしくて死にテェ!
「美しい、可愛いですか?へへへそうなんですか、ありがとうございます。」
へへへと笑いながら頬に赤く染めた。
頬をぽりぽりと掻いて、照れ隠しをした。
どうやら怒ってないようだ。
ホッと安堵の胸を撫で下ろした。
「あの…申し訳ないけど、名前を教えてください。」
「え?そんな…同じクラスなのに覚えていませんか?」
再び雰囲気が暗くなって、涙で目を潤ませた。
どうしよう!本当は悲しませるつもりはない。
あんまり名前を覚えないので、悪気なく名前は何?と聞いてしまった。
悲しませないように何か答えなければいけない。
「俺って陰キャラだから。君は俺と比べて美しいし可愛い。、君に関わることはないと思って、覚えなかった。」
ホッと安心した表情を俺に見せた。
ズキューンと胸を射った。
「仕方ないです。覚えなかったのは悲しいですけど、理由はわかりました。私の名前は輝弥です。覚えてください♡」
くっ、この笑顔は反則だ。
可愛い…
今からハグしていい?
いやダメだ。
相手のことをよくわからないのにいきなりハグすると、輝弥さんに戸惑われる。
だからやめとけ。
自分自身が自分に厳しく指導した。
そういえばなんで俺の愛称を知ってたよな。
なんで知ってた?
地獄ちゃんしか知らないのに。
「なんで俺の愛称を知ってた?」
「ええ、それは昨日、隣から声が聞こえました。ガリ勉ちゃん、地獄ちゃんとかなど。」
輝弥さんはニコニコと笑ったけど、俺は顔から火が出るくらい恥ずかしい!
あああー!人のいないところに行きたい…
「安心してください。秘密します。そのかわりに条件があります。」
どんな条件?!
秘密してくれるなら、なんでもしてやる。
輝弥さん、ではなく輝弥様の靴を舐めてあげます。
アホか俺って変態なの?
想像するだけで気持ち悪くて吐き気が出しそう…
「私のことを小悪魔ちゃんを呼ぶこと、友達になることです♡」
印象の悪い愛称を呼び合うのは流行ってんの?
え?友達になること?
なんで?俺は陰キャラだし、輝弥さんは陽キャラ。
絶対に釣り合わないし、一緒にいるだけで輝弥さんの評価が下がってしまう。
初めは地獄ちゃん、そして小悪魔ちゃん?
今日はなんて日な?
輝弥さんが小悪魔ちゃんを呼ぶことや友達になることなど要求を俺に言った。
いきなりすぎて話がなかなか追いつけなかった。次の話を書くので、楽しみに待ってください。




