第13話 地獄ちゃんのベッドの隣にいる人
こんにちは。
第13話できた。内容は地獄ちゃんのベッドの隣にいる人。良かったら読んでみてください。
保健室のベッドに寝てる。
授業に参加するのがめんどくさいので、仮病でサボった。
授業中にお腹を抱えたまま、手をあげた。
「すみません、お腹が痛いので、保健室に行っても良いですか?」
「はああ、またか。ちゃんと体調管理をしな。」
「わかりました。ほんとうにすみませんでした。」
スッと立ち上がって、教室から出て行った。
私の教室は三階。
三階は1年生、二階は2年生、一階は1年生。
そう、私は一年生だから三階にいる。
保健室は一階にある。
教室から保健室まで遠い。
今朝、毎日昇ったり、下りたりしてするのは大変。
早く3年生になって、卒業したい。
はやく保健室に行きたい。
でも、普通に歩くと他の教室にいる先生にあれ?サボり?と思われてしまう。
バレないように体を前屈みになって、お腹を抱えながら歩いた。
私は人に騙すのが上手。
そして人を操るのも得意。
人を操るって具体的にどのようにするかとは、可愛いキャラを作って、心酔させてやる。
しかし、相手が惚れて、告白されて本当に困る。
困るけど、すごく楽しい。
告白を断って、相手の絶望する顔を見て楽しむ。
悪趣味を持っている。
性根が腐ってるせいで、友達がいない。
自分の価値が友達に合わないので、たとえ友達ができてもなかなか長続きができない。
ハイエナのような群れに囲まれる中でいつも孤独でいる。
それでいい。私の人生は人を騙し取った金で生きていく。
友達や恋人がいなくても金があれば十分だ。
・・・・・・
保健室に到着した。
引き戸にコンコンと叩いて、取っ手を掴んで、ガラリと引き戸を開けた。
「あら?どうした?輝弥さん」
「あ、すみません、お腹が痛いので寝てもいいですか?」
「まいいけど、もしなかなか治れないなら、病院に行った方が良いと思うけど?」
「わかりました。様子を確認してから判断します。はい、おやすみなさい。」
「ええ、おやすみ。」
輝弥は地獄ちゃんのベッドの前のベッドのところに向かった。
カーテンを閉めた。
保健室の先生はふーっとため息を吐いた。
誰に対して話してもない、独り言で言った。
「輝弥さんは本当は真面目で親切良いなのに。多分、キラキラネームのせいで虐められたね。虐められたきっかけで性格がグレてしまったと思う。」
湯気を立ているコーヒーをちびちびと飲んだ。
唇が口縁から離れて、天井に仰いで、ぼそっと囁いた。
「誰かの出会いで輝弥さんを変えることができる。私はそう信じてる。」
・・・・・・
本当は眠くないけど、ただサボりたい。
天井をボーっと眺めて、寝返りをした。
スタスタと足音が聞こえた。
誰?多分、隣の人にお見舞いをしに行ってるかな?
まあ私に関係はない。
と思ったら、なんで私のところに来た。
カーテンは白い布だから透けて見える。
布団を被った。
えええ?クラスの人にお見舞いをしに来たの?
いやいやそれはない。
頭の中に混乱になる間にカーテンを開ける音がした。
ビクッと体が震えてるけど、我慢だ。
目を瞑った。
また足音が聞こえた。
しかも私のところに近づいてきて、布団を取られた。
心の中でいやああ何をする?!と叫んだ。
目を瞑っていたので誰なのかわからない。
あっ、私の顔に近づいて来た。
何をする?瞑った目から涙が出そうになった。
顔に近づく寸前にピタッと止まった。
あれ?何もない?
そして布団を掛けられた。
謎の人が向こうに行って、カーテンを閉める音がした。
はぁぁ、緊張した、頬を赤らませた。
熱が上がって、仮病ではなく本当に病気になりそう。
隣から謎の人の声が聞こえたので、耳を傾けた。
「ーーーーーー・・・ガリ勉ちゃん。」
「地獄ちゃんーーーーー」
この声は聞いたことがある。
確かに同じクラスの人の勉成さんとヘレさん。
けどなんでガリ勉ちゃん、地獄ちゃんなの?
どっちも変な名前だ。
心の中に好奇心が湧いて来た。
興奮しすぎて、なかなか眠れなかった。
隣の人は輝弥さんだった。本来は優しくて真面目だったなのに、キラキラネームのせいで人生がめちゃくちゃになた。勉成さん(ガリ勉ちゃん)が彼女を救うことができる?続きを楽しみに待ってください。




