第10話 看病
こんばんは。
第10話できた!内容は体調崩した地獄ちゃんを保健室まで連れて行って、看病する。
良かったら読んでみてください。
地獄ちゃんの顔は真っ青になってる。
先程、先生の話の内容が全く入ってこないし、教室の真ん中に立ち尽くしている。
状態が明らかにおかしいので、
地獄ちゃんを背負って保健室まで連れて行った。
保健室の前に来た。
崩れ落ちないように地獄ちゃんの体をしっかり整えてから、引き戸の取っ手に手を差し出した。
ガラリとドアを開けた。
「すみません、体調の悪い生徒がおられます。ベッドでゆっくりと休んでもいいですか。」
保健室に来た理由を言ったが、返事が来なかった。
どうやら保健室の先生はいないらしい。
保健室の先生はいないけど、地獄ちゃんは辛いようだ。
ベッドに横になったほうが楽じゃないかと思った。
許可を取らず、勝手にベッドに使うのは良くないな。
うーむ、どうするべきか躊躇った。
躊躇う間にゼーゼーと息が荒げる声が聞こえた。
苦しそうだな…
許可は取ってないけど、仕方なく勝手に使わせてもらおう。
ベッドに腰をゆっくりと下ろして、おんぶする時にガッチリと掴んだ手が自然に解いた。
地獄ちゃんの頭を手の平に乗せて、ゆっくりと倒してあげた。
仰向けになった地獄ちゃんに気づかれないように布団を掛けた。
熱がないかどうか額に手を当ててみたが、微妙だ。
熱がある?ない?わからない。
わからないので、俺の額を地獄ちゃんの額に当てた。
熱い、熱がある。
熱があるので、熱さましシートはないかと収納棚で探した。
収納棚に絆創膏、消毒、薬など収納されている。
この中に体温計があった。
体温計の存在をすっかり忘れた。
体温計を使って熱を測ればええのに。
まいっか、体温計でもう一度熱を測ってみようか。
・・・・・・
ピッピッピと終了音が聞こえた。
熱は37.4℃
むむむ、微熱だな。
少し熱があるし、まだ息が荒げているんだ。
熱さましシートないかともう一度探した。
ないな…
仕方ないな、熱さましシートの代わりにハンカチを濡らして、おしぼりタオルを作るか。
めんどくさいと思うけど、早く落ち着かせてあげたいという気持ちの方が大きい。
ポケットから自分のハンカチを取り出して、手洗い場で水で濡らした。
ギュゥと絞ると大地から水が出てきたようにぼたぼたと垂れた。
水が出なくなったら、地獄ちゃんのところに戻って、
額の上に乗せた。
額に何かひんやりとした感覚がして、気持ち良さそうな表情になった。
「あ、つめたい。きもちいい。」
艶かしい声が聞こえて、ムラムラになりそう。
くっ…この声を聞くとゾクゾクする。
心の中でおいこら!自分自身が理性の俺を殴った。
なんとか冷静を取り戻せた。
ベッドから立ち上がろうと思ったら、あれ?誰かに俺の手首を掴まれている。
誰かな?
後ろに振り向いたら、地獄ちゃんの手だった。
「行かないで…」
誰かに声を掛けた?俺?
意識が朦朧として、無意識に手首を掴んだかな?
いや男に対してすると勘違いされてしまうから良くない、やめた方がいい。
掴まれた手を優しく退かして、弱っている地獄ちゃんに声を掛けた。
「早く元気になって…。おやすみ。」
心の中に早く治れるように祈った。
看病するべきことはほとんど終わったので、保健室から出て、教室に戻った。
体が弱っていると意識していないことを無意識に行動してしまう時がある。
見たことのない地獄ちゃんを見て、我慢できなくなったが、自分の意思の強いおかげで冷静に取り戻すことができた。続きはどうなるかな?誘惑に耐える?負ける?明日投稿するので、楽しみに待ってください。




