第三十一話 少年 ブレイドStory
僕が、火柱らしきものが経った場所に行くとそこには何もなかった。
本当に何もなかった。燃えたような跡、剣での傷、血痕そのどれもなかった。
仕方なく宿に戻り翌日、アメリア様のもとに向かおうとしたら宿の使いの人がきた。
「本日は僕は自由行動......そう仰っておられたのですか?」
「ええ。」
「そうですか。ありがとうございます。」
せっかくアメリア様に頂いた自由行動だったので、昨日の件を調べることにし僕は昨日の場所まで向かった。
その途中、街の人がやけに不安げな表情をしていた。少し気になったので近くにいた人に声をかける。
「すいません。変なことを聞くようですが、みんな不安そうな表情をしているようですが、何かあったのでしょうか。」
「はあ。ご存じないんですね。さきほど街の中央で騎士団の方々がきて、凶悪な犯罪者が逃げ出したと言っていたのですよ」
「そうなのですか!?」
「ええ。だから、あなたもあまりであるかないほうがいいですよ。」
「そうですね。僕も早めに戻ることにします。ご忠告痛み入ります。」
教えてくれた人に別れつげ、目的地はすぐだったがアメリア様のもとに戻ることにし、踵を返すと突然背中に衝撃がはしった。何事かと思って振り返ると、黒いローブを身にまとった人が僕の腰に抱き着いていた。
「突然どなたでしょうか。誰かと間違えていませんか。」
「お願い!友達を助けて!!」
黒いローブの人が顔を上げる。その時僕は初めて彼がまだ幼い顔立ちをした少年だと知った。
「友達に何があったんだい。」
少年にやさしく語り掛ける。
「ボクの代わりにわるいやつらにつれてかれたの!!」
少年の声が震える。必死に涙をこらえているんだろうと思った。
「そうなんだ。わかった。お兄さんがお友達を助けに行くよ。」
「ほ、ほんとう!?」
「うん。本当だよ。」
「じゃ......じゃあ、」
少年は顔をほころばせ、急いで僕を案内しようとしていた。一応、アメリア様に一言伝えるために少年を引き留める。
「ちょっと待ってくれるかな。一回お兄さんのお友達に話させてくれるかな。」
「う、うん。」
「ありがとう。」
少年を連れてアメリア様の泊まる宿屋に向かい宿屋の人にアメリア様に伝言を頼み、僕は少年と共に、少年の友達を助けに向かった。
私事ですが、鬼滅の刃の映画を見てきました。戦闘凄かったですね。
三十一話です。
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