第二十四話 リア ジンStory
少女が待ち合わせ場所にいた赤い瞳の女に駆け寄る。
「リア!!お待たせしちゃったわね。」
駆け寄る少女の呼びかけにリアと呼ばれた少女がこちらをみる。
「ウエンディ!!野党に襲われたと聞いたけど、大丈夫だった?」
「ええ。こちらの方のおかげで助かったわ。」
ウエンディが俺を紹介する。その時目の前のリアという少女は初めて俺に気が付いたようで、頭を下げる。
「ああ、貴方がウエンディを。まことに感謝する。」
「いや、たまたま乗り合わせていただけだから、お礼を言われるほどの事では。」
俺はティアを助けるためにしたことなのでお礼を言われると少し照れてしまう。
「ふふ。謙虚な人なのだな。」
「そうなのよ。この方、さっきからずっとお礼されるほどのことではっていうのよ。」
「そうなのだな。そういえば紹介が遅れてしまったな。私はリアという。君の名前はなんというのだ。」
リアに名前を聞かれたが、仕事の関係上偽名を名乗ることにした。
「俺の名前はゼロスだ。よろしくな。」
「ああ。こうしてあったのも何かの縁だ。よろしく頼む。」
こうして俺たちは少し立ち話をしてティアのもとに戻ることにした。
戻る途中にティアに何か買っていこうと雑貨を見ているときに背後から話しかけられた。
「ごめん!!あたしが少し目を離したすきにティア様が男どもに絡まれた。」
その言葉に全身に殺気が宿る。
「それでティアは。」
「一応あたしの子飼いが後をつけてたから助けようとしたら突然男がきて助けていたよ。」
「そうか......次はない。それでティアに手を出そうとしたやつはどうした。」
「軽く拷問して始末しといたよ。黒装束の男に依頼されたって言ってたよ。それと、他にも雇われが何組かいるみたいだ。」
「そうか。なら、ティアは俺が守る。お前は何としても黒幕を探ってくれ。」
「わかったよ。何か掴んだら連絡する。」
気配は消えていった。
そして俺はティアにプレゼント買い。待ち合わせ場所へと向かった。
二十四話です。
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